
私は草刈り機担当なので 手で抜く草取りは ほとんど ばあちゃん専門です。
雨は止んでいるけれど 霧が出て 細かい霧雨という天気。
(たまにはのんびり 本を読もう) そう思っていると ばあちゃんが出かけました。
「ジャガイモの所の 草だけ取っておくよ。そうすれば 掘る時楽だから。あんたは のんびりしてな。」
以前 雨降りに草取りをする人を見て 私は思いました。
(仕事がつまっているのかな。雨降りくらい休めば?働き過ぎだよ。)
自分がやったこともないことを 勝手に判断するのは いけません。
霧雨の中の草取り とても快適だったのです。
まず 虫(ブヨとか蚊)が来ません。草取りで私が一番辛いのは 虫が飛んできて 刺されることなのです。
そして 涼しくて気持ちがいい。 暑さの中でやるより ずーーーっと楽チン。


一輪車で何回も 崩れた土手下に 運びました。 きれいになって おしまい
草取りのやり方も 知りました。
ばあちゃんが下からやっているので 私は上から始めました。けっこう大変。
斜面の畑は 下からやる方がやり易くて楽だ ということに 気がつきました。
ばあちゃんに 教えられたわけではありません。先に上からやって 大変だということを経験したから 気づいたのです。
「こんな当たり前のことを 知らないなんて。」と言われるかもしれませんが 考えたことがありませんでした、私は。
「ちょっと考えれば わかることなのに・・・。」ということ 世の中にたくさんあります。
その「ちょっと考える」 それが 簡単そうで難しい。
ちょっと考える癖をつけようと 思っています。
「草取りは霧雨に限る」 汚れるけれどね。
想像力は 体験力 プラス 白紙のハートかな。