「人の子は、栄光に輝いて天使たちを皆従えて来るとき、その栄光の座に着く。」
マタイ 25章 31節
この世の中で善く生きた人間は、死んだあとには善いところに行く。悪く生きた人間は悪いところに行く。
こういう思想は世界の至るところ、あらゆる民族のうちに何らかの方で見いだされるのではないかと思います
( 因果応報 ) というものでしようが、もしそうならば、誰一人として善い所には行けない、
もともとこの ( 因 ) であるところが ( 善 ) からかけ離れている状態であることを知らなければらないのでは。
ソクラテスは人間の魂の不死であることを証明しようとして、いよいよ死が迫ってきたところで、
死んだ後に善い魂は良いところに行く、自分は善く生きたからこれから行くところで、善い人に会うのが楽しみであると、
そのようなことを言っています。( ソクラテスは自分の本質を知らないというか、お気楽な人だったのかも。 )
また仏教でのほうでも、地獄と極楽と言う事を言います。キリスト教においても、天国と地獄と言う事が語られています。
( キリスト教では「天国」という表現はなく、それは「 神の国 」または「御国」と言われています。)
聖書から
「 また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、」 ヘブル 9:27
「 からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、
ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。 」 マタ イ 10:28
「 恐れなければならない方を、あなたがたに教えてあげましょう。殺したあとで、ゲヘナに投げ込む権威を
持っておられる方を恐れなさい。そうです。あなたがたに言います。この方を恐れなさい。 」 ルカ 12:5
ただ、主イエスに助けていただいて善く生きていきたいものです。