森林

森林の姿をわかりやすく紹介しましょう。
樹木、草本、動物、昆虫など、なんでもあります。

ツルデンダ

2007年11月18日 | Weblog
オシダ科の「ツルデンダ」です。
「デンダ」とは羊歯のことで、
連朶(れんだ)から来たそうです。
朶とは枝の意味です。
歯朶(しだ)とも書きます。
歯は齢(よわい)のことです。
この名前は子孫繁栄を意味して
いるそうです。

神代より めでたきものに 羊歯のあり(遊仙)

羊歯は葉の裏が白く、共に白髪になるまでと
長寿を祝うめでたいものだそうです。
一枚の羊歯の葉です。
葉の先に無性芽(むせいが)があり
これが地面につくと芽が出てきて
増えていきます。
「オリヅルシダ」のようです。
よくみるシダです。
名前を知らなかっただけかもしれません。
横浜自然観察の森から鎌倉天園への
道すがらみつけました。
胞子(ホーラス)の付いている
葉の裏です。
葉の縁に沿って胞子があります。
これもこのシダの特徴です。
コメント
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