約70万年前の地層から採集した
「モクハチミノガイ」の化石です。
千葉県で採集した
二枚貝の片割れです。
ということは、この貝は死んでから
ここに堆積したということを意味します。
学名は、「Lima zyshiensis」で
なんと逗子の名前がついています。
相模湾には今でも棲息しています。
冬鳥や 太古の陸の うえ過(よ)ぎる(遊仙)
この貝の化石を収集した
約70万年前の地層です。
ここは70万年前に大陸棚だったところです。
上部の縞模様の地層の形で大陸棚だった
ことがわかるそうです。
斜交葉理と言い、海流が早かったことを示しています。
大陸棚とは水深100m位です。