ヒノキ科の「このてがしわ」「児の手柏」です。
大船フラワーセンターにて。
葉っぱが垂直に立っているのが特徴です。
形も子供の手の平のようです。
葉の表裏が同じ模様です。
両面シダのようです。
両面、両用どちらとも決めかねる例えを
「児の手柏のふた面(おもて)」と言うそうです。
人の世の 児の手がしわの ふた面(遊仙)
些事多き 児の手柏の ふた面(遊仙)
万葉集にも歌があります。
「奈良山の 児手柏(このてがしわ)の両面(ふたおもて)
かにもかくにも 佞人(ねじけひと)の徒(とも)」
意味は、奈良山の児手柏の葉の表裏に違いがないように
あちらにもこちらにも口のうまい人どもよ。と佞人(ねじけひと)
を謗(そし)る歌です。
「ねじけひと」とは心のねじけた、ひねくれた人という意味です。
こんな昔から、「児の手柏」があったのです。
大船フラワーセンターにて。
葉っぱが垂直に立っているのが特徴です。
形も子供の手の平のようです。
葉の表裏が同じ模様です。
両面シダのようです。
両面、両用どちらとも決めかねる例えを
「児の手柏のふた面(おもて)」と言うそうです。
人の世の 児の手がしわの ふた面(遊仙)
些事多き 児の手柏の ふた面(遊仙)
万葉集にも歌があります。
「奈良山の 児手柏(このてがしわ)の両面(ふたおもて)
かにもかくにも 佞人(ねじけひと)の徒(とも)」
意味は、奈良山の児手柏の葉の表裏に違いがないように
あちらにもこちらにも口のうまい人どもよ。と佞人(ねじけひと)
を謗(そし)る歌です。
「ねじけひと」とは心のねじけた、ひねくれた人という意味です。
こんな昔から、「児の手柏」があったのです。