先日、京都の紅葉の名所、三尾のひとつ、栂尾(とがのを)の高山寺(こうさんじ)へ出かけました。まずは、鎌倉時代につくられた国宝「石水院」を見学しました。(前日ブログにて)
その後、境内の中を散策しました。明恵上人が晩年暮らしたとされる開山堂のもみじが少しだけ色づいていました。ほんのり色づいた葉が、日を浴びてなんともいえない美しさです。
あちこちに、供養のためなのか、小さな石が積んであります。(写真右上:開山堂付近・写真左下:金堂付近)その意味がよくわからないまじくんは、「まじくんもやりたい!積みたい!」と駄々をこねて困らせました。供養の意味を説明すると「ヒデちゃんのために積む!」と言います。ヒデちゃんは昨年春に亡くなった犬なんですが・・・。(^^;)
お寺のある楞伽山(りょうがせん)一帯は、国の史跡に指定されています。紅葉にはまだ早いので訪ねる人も少なく、森の中は木漏れ日がやさしく足元を照らしています。聖域独特の清らかで厳かな雰囲気が、とても心地よいです。
今回は、駐車場に停めて、裏参道からお寺を回りましたが、表参道から金堂へ延びる「金堂道」も紅葉の名所です。菱型の敷石(写真左下)のあたりは、もみじのトンネルのようになっています。ただ、表参道からお寺に入る場合は、周山街道(国道162号線)を歩かなくてはいけません。車もたくさん走っているし、少し危ないです。気を付けてくださいね。(写真右下)
この後は、清流を眺めながらいただくおいしいランチをご紹介します。
栂ノ尾山 高山寺 http://www.kosanji.com/