まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都府立植物園と陶板名画の庭

2007年10月30日 | 京都市左京区

日曜日、北山で行われたハロウィンのパレードを見に行きました。(前日ブログ)会場は、植物園の前だったので、せっかくなので、植物園に入ることにしました。

京都府立植物園は、東は比叡山、東山連峰を望み、西に加茂の清流、北は北山の峰々を背景とした景勝の地にあります。大正13年に「大典記念京都植物園」として開園し、第2次大戦中は園内に菜園が設けられ食糧増産の場になり、戦後は、12年間連合軍に接収されました。昭和36年に憩いの場、教養の場としてその姿を一新し、再び公開され、今日に至っています。

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入口には、コスモスのプランターがお花畑のように、たくさん並べられています。手入れが行き届いているのか、大きなきれいな花ばかりで、とてもきれいでした。虫もいっぱい来てます。(^^;)

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大芝生地では、11月15日まで「菊花展」が催されています。

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森の中は、少しづつ紅葉が進んでいます。小さな子供向けの、遊び場もあります。

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その後、すぐ近くの「京都府立陶板名画の庭」へ行きました。平成6年にオープンした施設です。名画の美しさをそのままに再現した陶板画が、安藤忠雄氏設計の施設に展示されていて、屋外で鑑賞できる世界で初めての絵画庭園です。ハロウィンのコンサートも行われていました。

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陶板画は、全部で8点(うち洋画6点)あります。ちょっと感激したのは、先日訪ねた栂尾の高山寺所蔵の「鳥獣人物画」の甲・乙巻を見ることができたことです。【前ブログ

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高山寺では模写の一部を見れただけなので、全部見れてうれしかったです。まじくんも「これ、こないだお寺で見た・・・」と、ちゃんと覚えてました。なお高山寺の鳥獣人物画は全部で4巻(甲乙丙丁)あり、11月3日~12月16日の期間、東京のサントリー美術館で特別展が開かれます。

P1060064ところで、屋外で鑑賞するための施設なので、仕方のないことなのでしょうけど、子供目線だと、残念ながらほとんどの絵が、ガラス越しです。しかもガラスが雨にさらされて曇っているのが残念でした。

陶板が直接覗ける小さな穴があったら、子供も喜ぶと思うけどね~。穴開けたら、設計した安藤先生、怒るだろうな・・・。

京都府立植物園と陶板名画の庭へは共通入場券(大人250円)が、別に買うより50円お得です。きものパスポートの方は入場無料です!

京都府立植物園 http://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html

京都府立陶板名画の庭 http://toban-meiga.seesaa.net/

おまけ:帰り道、日曜日だからか竹田駅からバスも少なく、タクシーもなく・・・自宅まで歩くことにしました。橋の上で見つけた「ふうせんかつら」。来年、ベランダの朝顔の隣に植えようと、まじくんと種を採ったら・・・「あー!おかーさん!ハートや!ハートの模様がついてはるぅ!」ちょっとうれしい瞬間でした。

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竹田駅から自宅まで、大人なら20分ほどの道のりですが、気がつけば1時間・・・。でも、タクシーに乗ってたら、かわいいハートを発見しませんでしたね。(^▽^)v


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