昨日、外出ついでに、山鉾町をぶらぶらしてきました。町会所では粽や手ぬぐい、グッズが売られ、懸装品などが展示されています。時間帯によりますが、車輛通行止めされています。
↓室町通にある「山伏山」です。2階には御神体がお祀りされています。御神体は、昔、八坂の塔が傾いた時、法力によってなおしたという浄蔵貴所(じょうぞうきしょ:平安時代の僧)の大峰入り(山修行)の姿です。
新旧の懸想品がたくさん展示され、刺繍や絨毯を間近で見ることができます。巡行の際は、危ないので近づけないので、この機会に、じっくり見るのがお勧めです。山伏山名物の「茅の輪」は、今年は宮城県岩沼市の駒田神社の御神田の稲わらを使っています。震災後初めて刈り取った稲わらだそうです。
山伏山は、昨年より震災支援を行っていて、今年も宮城の物産販売等も行われています。昨年はてるてる坊主のお守りを購入させていただきました。今年は、ご朱印(志納)を押して、茅の輪せんべい(350円)を買ってきました。
続いて、室町通を上がって(北へ)「鯉山」の町会所を覗いてきました。鯉山は後祭(24日)の巡行ですが、7月14日~16日(13:00~21:00)の期間中「鯉山美術工芸品展示」が行われています。
中国の故事「竜門を登る鯉」の雄姿を現し、出世のお守りなどが人気です。ご朱印も3つありました。(志納)
町会所めぐりの他にも、楽しみがあります。このあたりは、織物の問屋さんなどが多く、期間中庫出しセールが行われています。格安の仕上り浴衣や小物もありますが、反物や帯などの良品でお買い得商品もたくさんあります。祇園祭の期間しか一般売りしないお店もあるので、そこが狙い目です。(^^)
宵山(夜の歩行者天国)は人がものすごく多く歩くことも大変なので、小さな家族連れ、年配の方、ゆっくり楽しみたい方は、日中の見学がおすすめです。山鉾への搭乗もあまり待たずにできます。(1,000円~2,000円)
ぶらぶら散策していると、無料配布のうちわをたくさんもらいます。もらうときは、地図入りが便利です。(^^)差し出されるものを、素直にもらっていたら10本ぐらいはすぐたまります。断る勇気が大切。ゴミになるし・・・(^^;)
今年の祇園祭は、山鉾巡行が49年ぶりに17日の前祭と、24日の後祭(+花傘巡行)に分けて行われます。山鉾巡行前の宵山期間は、従来通り各町で懸装品の展示や厄よけちまきの販売、祇園囃子の披露などがあります。宵山は、前祭に巡行する山鉾23基の町内で14日~16日に行われます。後祭の宵山は21日~23日、10町で行われます。前後同時に山鉾が建つことはないそうです。
露店と歩行者天国(四条通、烏丸通)は、前祭の15日、16日の2日間(前年より1日減)です。後祭の宵山は、昔のような静かに風情を味わってもらいたいとの事で、露店や歩行者天国の設定はないそうです。
祇園祭 http://www.gionmatsuri.jp/
昨年の祇園祭の様子は前ぶろぐにて。2013山鉾町散策 2013山鉾巡行 2013花傘巡行