昨日、京都の紅葉の名所、三尾(高雄・槙尾・栂尾)へ行ってきました。先に、一番紅葉のきれいな槇尾の西明寺(左下写真)と、錦水亭のもみじ床ランチ(右下写真)をご紹介しました。詳細は前日ぶろぐにて。
続いて、栂尾の高山寺(こうざんじ)をご紹介します。食事場所の錦水亭から徒歩すぐ・・・高山寺の表参道が見えます。(紅葉時期のみ入山料:500円)入館料はしっかり徴収・・・。境内の紅葉の見頃には遠い感じ・・・。(境内の紅葉は参道の石畳と一部のみです)
境内にある国宝の石水院(せきすいいん)を見てきました。石水院は、鎌倉時代にこのお寺を中興した明恵上人(みょうえしょうにん)が後鳥羽院より学問所として賜った建物で、上人時代の唯一の遺構です。別料金(秋期拝観料:600円)になりますが書院からの眺めは一見の価値があります。
紅葉ピーク時は、縁側に座って紅葉を楽しむ人がいっぱいですが、昨日は運よく人がいなくなった状態に遭遇。紅葉の色づきは3分ほどかな?きれいな時はこんな感じです。【以前の写真】
栂尾山 高山寺 http://www.kosanji.com/
見学所要時間:境内の金堂や開山堂、石水院を含めると、40分~1時間ぐらいです。石水院では、お抹茶を頂くことができます。紅葉の時期に石水院参拝(600円)の際には入山料(500円)が別途かかります。
続いて、高雄の神護寺(じんごじ)へ。こちらの紅葉の色づきは5分ほど、十分見頃です。
あちこち散策してきたので、毎度おなじみ・・・参道の硯石亭で、名物の「もみじ餅:630円」を頂きました。赤福の半分ぐらいのサイズで、9個もあります。五分つき(半殺し)の餅の上にこし餡がのっています。複数人数で1皿でもOK。暖かいお番茶がセルフサービスでついています。
昨日は時折小雨が降っていたので、屋根つきの席で一休み。参道周辺の紅葉は・・・今週末あたりが見頃になりそうです。
もみじ餅で元気をつけて、再び神護寺参道を登ります。ここ数年、参道の整備が進みとても歩きやすくなっています。とはいえ、ハイヒールは転びやすいし下りるのが大変なのでNGです。以前は、着物で草履もしんどかったですが、このくらい整備されてると大丈夫かな?
撮影ポイントして人気の、楼門周辺の紅葉は、十分見頃です。神護寺は、平安京造営の最高責任者であった和気氏の私寺であったと思われる「神願寺」と「高雄山寺」という2つの寺院が合併されてできたお寺で、天長元年(824)に空海により開創された真言宗の別格本山です。
境内の堂宇は、平安時代に2度の災害のため堂塔のほとんどを焼失していますが、その後、源頼朝らの援助により復興しました。しかし、応仁の乱で再び兵火をうけ、大師堂を残して焼失、1623年に楼門、毘沙門堂、五大堂、鐘楼が再興されています。境内の紅葉の色づきは5分ほどです。17:00からライトアップが始まるため、16:30には閉門とのことで、大急ぎで散策。最近の日暮れは早く17:00過ぎると真っ暗になります。
金堂は、昭和10年に新築されたもので、ご本尊の薬師如来像(木像・国宝)が安置されています。自由に堂内に入り参拝し、ご本尊を拝むことができます。↓
地蔵院周辺もきれいでした。かわらけ投げ(2枚100円)もできます。力を抜いて投げるのがコツですが、けっこう難しい~。こんな感じです→【前ぶろぐ】
高雄山 神護寺 http://www.jingoji.or.jp/ *参道、高雄橋付近の茶店に駐車場がります(1日1,000円)ただし、ピーク時は、道が狭いのと観光客が多いので使用しにくいです。周山街道(162号)沿いにもいくつか駐車場があります。ピーク時は公共交通機関使用がお勧めです。
拝観料 大人500円 小学生200円 拝観所要時間 約60分
ライトアップは11月9日~23日(17:00~19:00)
昨年の様子【12/11/7】【11/11/30】紅葉の見頃の頃 【09/11/10ぶろぐ参道 神護寺境内】