先日(22日)、「比叡山(ひえいざん)」へ出かけました。前ぶろぐで比叡山ドライブウエイとランチの様子をご報告しました。続いて奥比叡ドライブウエイです。紅葉は、奥比叡の方が進んでいて、きれいでした。
先ほどまで、青空でしたが・・・ちょっと雲が増えてきました。(><。)午後から雨の予報・・・急がねば!
比叡山延暦寺は、最澄が開山してから1200年が経っています。多くの名僧を輩出したことにより、日本仏教の母山と呼ばれています。比叡山は大きく三塔(東塔・西塔・横川)の地域に分けられ、これらを総称して比叡山延暦寺といいます。
まずは、横川エリアから散策しました。比叡山の北(京都から行くと一番奥)に位置しています。平安時代から多くの文学作品の舞台となっていて、比叡山の中でもひとしお霊峰感があるところです。(地図クリックで拡大)
横川のバス駐車場では「比叡山もみじ祭」が開催されていました。誰でも参加できるスピードくじが行われもみじの苗木を頂きました。他に大根焚きの振る舞いもありました。*2013年11月2日~11月24日まで
拝観料550円(東塔・西塔・横川共通券)をお支払して、散策開始です。途中、石仏があちこちに・・・西国三十三ヶ所観音霊場の観音さまです。
右下写真:横川の本堂にあたる「横川中堂」です。本尊として比叡山中興の祖、慈覚大師作と伝えられる聖観音菩薩が祀られています。現在の建物は昭和46年に再興された建物です。
左下写真:慈恵大師(じえだいし)別称:元三大師(がんざんだいし)の住居跡と伝えられる「元三大師堂」です。村上天皇の勅命によって四季に法華経が論議されたことから四季講堂とも呼ばれています。門の前のぷくっとした葉のかえで・・・ウチワカエデかな?
現代のおみくじの形式は、慈恵大師が考え出したといわれており、おみくじ発祥の地といわれています。本堂で、角大師(つのだいし)のお姿を授与していて、魔除けの護符になっています。*角大師も慈恵大師の別称です。
左下写真:「恵心堂(えしんどう)」です。浄土宗や浄土真宗などの源となる日本浄土教の基礎を築いた恵心僧都源信の旧跡です。(内部非公開)源氏物語が書かれた時代の著名な僧であるため、恵心僧都がモデルであると思われる人物が登場します。
左下写真:「比叡山行院」です。読経の声が響き渡ってる・・・こともあるらしいですが、この日は静かでした。お休み?
そして、横川のいちばく奥の「定光院(じょうこういん)」へ。135段の石段を下ります。135段とはいえ、1段が大きく、3~5歩ぐらい歩くので、けっこう時間がかかります。(往き:下り約4分 帰り:上り約8分)*駐車場から20分ほどかかります。
この地は日蓮上人が修行した地とされ、天台宗である比叡山延暦寺とは異なり、日蓮宗の寺院となっています。
本堂の前にはしだれ桜がありました。春にはきれいに咲いているのでしょうね。右下写真:日蓮上人ご使用の手水鉢です。
横川を散策した後、ランチのために京都方面へ戻ろうと思いましたが・・・せっかくなので滋賀方面のゲートまで行くことにしました。
残念ながら、お天気は下り坂。でも、とってもきれいな景色が見れました。(^^)
滋賀の仰木料金所まで行って、Uターンして帰ってきました。(駐車場があります)今回は、京都方面田の谷峠料金所から入り、ホテル前検札所、西谷検札所を経て、横川を散策、仰木料金所の前でUターンして、再び西谷検札所、ホテル前検札所を経て田の谷峠料金所で通行料金を支払いました。
・・・通行料金は3,120円のところ割引キャンペーンで2,680円、昼食場所のロテル・ド・比叡でもらったサービス券820円引を使って1,860円でした。なお、西塔、東塔エリアもまわりたかったのですが、雨が降り出したので帰ってきました。又の機会に。
比叡山延暦寺 http://www.hieizan.or.jp/
奥比叡ドライブウエイ http://www.hieizan.co.jp/index.html (割引クーポン券ダウンロードできます)