南インターのそばにあり、鳥羽離宮の跡地にある神社ですが、観光客の方が少ないので、比較的すいています。夕方4時過ぎ、拝殿までは、20分ぐらいの行列でした。
城南宮は、昨年「曲水の宴」【前ブログ】や「城南祭」【前ブログ】など、機会あるごとに紹介しています。2月下旬には神苑に咲く150本の枝垂れ梅が見事です。
城南宮の斎館では、鳥羽離宮の模型や写真が展示されていました。鳥羽離宮とは、12世紀から14世紀ごろまで代々の上皇により使用されていた院御所です。鴨川と桂川の合流地点で、山陰道も通る交通の要衛で、平安京造営時に朱雀大路を延長した鳥羽の作道も作られ、この地は平安京の外港としての機能をもっていたそうです。
え?港?今では全く信じられません。でも、模型を見ると一面、水です。
この模型の部分、今の京都南インター付近です。(@@)そういえば、今は河川が整備されていますが、おばあちゃん(姑)が、嫁いだ頃は大雨の度に、家の2階まで水が来て、何度も船で避難したそうです。もともと川や池、湿地で、標高が低いのでしょうね。水を連想する地名も残っています。お正月からいい勉強になりました。(^^)v
初詣の帰りに、門前の名物「おせきもち」を買いました。お正月で特別なのか、草餅も入っていました。このおせきもち、全部手作りで、消費期限が本日中です。以前、その由来などを紹介しています。【前ブログ】お餅をひっくり返すと、たまーにハート型のお餅があり、ちょっとうれしいです。そのことを、お店の方にお話したら「全部、手作りで作っているので、偶然そういうこともあるかもしれないですね。考えたこともありませんでした・・・。」との事でした。となると、ハート型は、本当に全くの偶然!ますますうれしいですね。でも、今回はありませんでした、残念!