みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

「人民志願空軍」の文字 その1

2009年05月18日 00時00分58秒 | 航空機(露・軍用機)
 他の話題でずいぶん間が空いてしまいました。朝鮮戦争時のMiG-15用の「中国人民志願空軍」の文字の話。台湾のおみやげでもらったデカールが、「中国人民志愿空军」と略字体になっているので正確ではない。では「中國人民志願空軍」とちゃんと旧字体にするにはどうすればよいのか、について。
 やはりこれは、ライオンロアーから出ていたフォトエッチング製のステンシルを使うしかないと思われます。写真は「中國人民志願空軍」の文字と、中国空軍用数字です。他にも国籍マーク用(北朝鮮赤星と中共八一)というのも出ていました。これ、ライオンロアーのかなり初期の製品です。中国のモデラーなら欲しがりそうな、うまいアイデアだなと思った記憶があります。大きさが三種類ありますが、それぞれ1/32用・1/48用・1/72用です。
 これ、模型の塗装面に直接当てて使うのは至難の業ですよ。やはり現実的なのは、自作用クリアデカールに使ってから、改めて貼ることですね。しかし、エッチングの金属板が完全に平面ならよいのですが、少しでも反っていたりすると、デカールとの間にやや隙間が出来て困るかも。それに、エアブラシで塗装する際、一色で済めばよいのですが、まず白を吹いておいて、それから赤を吹く、という手順が必要になりますよね。よく考えると、機体左右で少なくとも同じものが二つ要るわけでして、テンプレートが一枚しかないと、エアブラシの塗料を白→赤、といちいち入れ替えて二度塗装を繰り返さなければならなくなります。エアブラシを二本持っていればよいのですが。あ、白地の自作用デカールを使えば問題ないな。
 あ、待てよ。それなら、エアブラシで吹かなくとも、このテンプレートをスキャンして画像として取り込み、PCの画像ソフトで色を着けて、それをインクジェット対応クリアデカールに印刷する、というやり方がよさそうですね。最新機材を生かさなきゃ。さて、こりゃ本格的に画像ソフトの使い方を勉強せねば…