みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

MasterのMiG-15用機関砲パーツ その2

2014年12月31日 00時12分30秒 | 航空機(露・軍用機)
 MiG-15の機関砲の話の続きです。ポーランドのマスターのメタル砲身セット、中身は37mm機関砲身×1門、23mm機関砲身×2門は当然として、それにピトー管、それからコクピット右舷下方のアンテナ基部パーツが入っています。アンテナ基部はここの写真の右上隅に見えているぽっちりです。パーツがシャープなのは大変結構なのですが、はてここにアンテナ線を、私の技術でどうやって接着したらよいものやら…。
 マスターからは、MiG-17用のパーツも出ています。MiG-17A/P/F(フレスコA/B/C)用と、MiG-17PF(フレスコD)用の二種類です。要するに、37mm機関砲1門/23mm機関砲2門のものと、23mm機関砲3門のもの、ということですね。いずれも1/32、1/48、1/72があり、合計6種類出ているわけです。。1/32と1/72はMiG-15と同様の理由でパス。1/48はやはりホビーボスに使うことになります。でも23mm機関砲身は特に凹凸があるわけでもなく単なる真鍮パイプですので、ここはやはり37mm機関砲の入っているMiG-17A/P/F用を買い込みました。

機関砲身以外には、ピトー管が入ってますが、このピトー管がなかなかの優れもので、クイックブーストよりもよいかも知れません。これはまた別の機会にレポートするとして、次に37mm機関砲身を見て見ましょう。

 ではみなさま、良いお歳をお迎え下さい。

MasterのMiG-15用機関砲パーツ その1

2014年12月29日 00時07分53秒 | 航空機(露・軍用機)
 さて、MiG-15の機関砲の話の続きなんですが、機関砲ベイのディテールパーツと一緒になっているものはあっても、機関砲の砲身のみに特化した、というパーツは今までなかったような気がします。それが最近、ポーランドのマスターから出ました。それも、ご丁寧に1/321/481/72とそろっての発売です。1/32はわざわざディテールアップパーツを使うほどのキットがない(なにしろ古いトランペッターしかない)のでパス。1/72は、まあここまでしなくても、というのでパス。1/48は、これぞ待ってたぜ、ってことですぐに複数買い込んでしまいました。このマスターのパーツ、真鍮製でして、その素材を生かしたシャープなディテールはまさに逸品です。

Modelsvitの新製品 その2

2014年12月16日 00時07分36秒 | Weblog
 さて、国内で買うより安くつくのでしばしば利用しているホビーテラですが、さすがにここのところの為替レートの関係で、かなり割高になってきました。ホビーテラは、箱を組み立てずに、箱組み前の平らな状態で送ってくるので、そのまま保存すれば保管スペースの節約になるし、それに折り曲げていない箱も希少価値がありますよね(ないかな…)。しかし、ホビーテラが割高になったと言っても、国内の輸入価格だって割高になっているはずですから、その差は依然としてあるはずなんですが。
 ということで、もしもこのYe-150を一個だけ買ったら、送料含めていくらになるか、試算してみました。
キット価格 20.70ドル
割引価格(-8%) 19.04ドル
送料(航空) 10.80ドル
ということで、合計29.84ドル、ということになりました。これを仮に本日のレートで日本円に換算してみますと、3,540円となります。これが国内のある通販サイトでは、
希望小売価格 5,184円
通常価格 4,665円
代引前払特価 3,888円
となっていまして、これに国内送料がかかりますので、依然としてやはりホビーテラの方が安い、ということです。もっとも、ホビーテラで買い物するときは、送料節約のため複数商品、友人と一緒に頼んだりしますので、もうちょっと安くなります。ただし、送料無料サービスの発注価格は以前より高くなり、180ドル買わないと送料サービルになりません。なかなか180ドル分も買えません。
 試しに、最近話題のミニアートの3号戦車B型について同様に試算してみると、
割引価格 37.81ドル
送料(航空) 14.90ドル
合計52.71ドルということになりました。また、マスターボックスのアメリカ兵セットですと、
割引価格 11.04ドル
送料(航空) 6.40ドル
合計17.44ドルとなりました。それぞれ仮に本日のレートですと、3号戦車B型が6,254円、アメリカ兵が2,069円です。もちろん仮に1個だけ買って送ってもらった時の話です。複数商品を一緒に買わないと海外通販のメリットは生かしにくいということになります。やはり実感として円安の影響は、輸入模型に関しても小さくはないなと思います。Modelsvitからはまだまだ凄い新製品が出て来そうなので、うまく工夫して利用したいところです。

Modelsvitの新製品 その1

2014年12月14日 21時57分32秒 | 航空機(露・軍用機)
 ModelsvitのSu-7シリーズも順調なようで、ついにSu-7の胴体を利用した可変後退翼機Su-7IGが出たばかりか、それに合わせSu-17Mまで発売されました。これは何を意味するかと言うと、 Su-7IGはSu-7BMの機体をそのまま利用して、主翼パーツのみ新規の可変翼にすればよい、Su-17MはそのSu-7IGの可変翼をそのまま利用して、胴体パーツを新規に加えたものだ、つまり既存のパーツをうまいこと使いながらどんどんバリエーションを出しているということです。Su-7IGとSu-7BMとの関係は、同一パーツが使えるものを○、別パーツにしなければならないものを×とするならば、
       主翼 胴体
Su-7BM  ×  ○
Su-7IG   ×  ○
となります。続くSu-7IGとSu-17Mとの関係は同様に、
       主翼 胴体
Su-7IG   ○  ×
Su-17M  ○  ×
となります。すると、もし将来このシリーズがSu-17/Su-22の後期型に続いて行くならば、例えばSu-22M3ならば、
       主翼 胴体
Su-17M  ○  ×
Su-22M3 ○  ×
ということになり、さらなるバリエーションが期待できそうです。もちろん主翼にハードポイント等細かい違いはありますが、基本パーツは使えるはず。このメーカーは積極的にバリエーションを出してくれそうです。だとすると、今まで十分とは言えなかったSu-22シリーズの1/72に、久しぶりに新製品が出るかもしれない、ということですね。1/48ならKPのキットがあるからいいんですが、1/48はイタレリかパンテーラしかなくて、イタレリはキャノピーが胴体にフィットせず、パンテーラは妙なところでバリエーションパーツが分割されていて作りにくく、モデルスヴィットの水準で新製品が出るなら体へうれしいことになります。特にドーサルフェアリングの細いSu-17Mはパンテーラしか出ていなかったので。

 さらにModelsvitからは、MiG Ye-150が出ました。箱絵では「E-150」となっていますが、これはキリル文字の「E」(イェー)でして、アルファベットでは「Ye」が当てられます。
 Mikoyan I-3U(I-420)が出た時に、その箱絵側面や組み立て説明書に、シリーズ予告が並んでいたのを見て、それでも本当に出るのか信じられなかったんです。こんな機体までインジェクションキットで出るとは、すげえ時代になりました。Ye-150と言えば、昔オータキから1/144で出ていましたね(もっとも機種名が間違ってMiG-23になっていましたが)。
 もっとすごいのが、VVA-14です。いわゆる地面効果翼機、エクラノプランの特に巨大なやつですよね。エクラノプランと言えばA-90オリョーノクがレベルから出た時は、喜んで買い込みました。しかしあれは1/144でしたから、キットとしても手頃でしたが、このVVA-14は元が巨大な上に1/72ですからね。買おうかどうしようか考え中です。何しろ、大型機は1/144と決めているもんですから。確かこのVVA-14は、地面効果で滑空するだけではなく、主翼で通常飛行もできるんでしたよね。