みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ヴァリアントミニチュアの英兵 その3

2007年05月31日 20時10分32秒 | フィギュア(軍事)
 パーツのランナー枠一枚を撮影してみました。さてこのヴァリアントミニチュアの製品。最も注目すべき点は、何だと思われますか?

 実は接着可能な、普通のプラスティックで出来ているということです。いや、こうしたミニスケールのフィギュアセットは、インジェクションではあっても、材質が軟質プラであることが多いのは、みなさんご存じでしょう。もっとも最近は軟質プラでも接着・塗装が可能、というものもありますが、でもこのヴァリアントのセットは、普通の硬いプラで出来ています。よく見ると箱に「Hard plastic miniatures for the collector, modeller and gamer」と書いてありました。

 でもその割りには、ディテールは結構細かい。それと全体を見てお気づきでしょうか。好くも悪しくも、前回・前々回お見せした箱絵の英兵と実際のパーツのプロポーションがよく似ているのです。ややずんぐりした感じで、ヘルメットを深々とかぶっています。まさか絵に合わせたわけではないと思いますけどね。

ヴァリアントミニチュアの英兵 その2

2007年05月30日 01時08分45秒 | フィギュア(軍事)
 前回の続き。ヴァリアントミニチュア英兵セットの箱絵(裏)です。1ポーズが4体か8体、となっているのが見えるでしょうか。4の倍数なのは、同じランナー枠が4枚入っているからですね。箱の横に建物の廃墟の壁と、道標などが印刷されています。これを切り抜いて使え、ということ。

 箱に入っている説明書には、パーツの組み立て説明以外に、ウォーゲーム用の部隊編成表がついています。模型1人が15人の兵士に相当すると見なして、このキットで歩兵大隊を編成するための編成表です。一大隊は本部中隊、歩兵中隊×4、それに迫撃砲、6ポンド対戦車砲(ただしフィギュアのみで砲はなし)、PIAT、ヴィッカース機銃の支援部隊からなり、それに着弾観測部隊もついています。説明書にはさらに、「ラピッドファイア」というウォーゲームのサイトも記されています。
http://www.rapid-fire.uk.com/
 つまりこのキット自体が、ウォーゲームの駒用に作られたものだ、ってことですね。まあ私は車輌の添え物として使う予定なので、編成はあまり関係ないのですがけど…

ヴァリアントミニチュアの英兵 その1

2007年05月29日 00時06分24秒 | フィギュア(軍事)
 これは最近入手したValiant miniatures(英)の英兵セット「World War II British Tommies 1944/45」です。スケールは1/72。歩兵セットにしては箱の厚みが少々。それもそのはず、全部で68名もの英兵が入っています。といってもランナー枠が四枚で、同じポーズが複数入っています。
 製品の概要については、
http://www.valiantminiatures.com/index.html
ここをご覧下さい。部品の内容については、こちらで概要が分かります。
http://www.valiantminiatures.com/html/vm001_british_tommies_1944-45.html
同じシリーズではドイツ兵セット「Classic German Infantry 1943-45」も出ています。

 さて店頭では3000円近くの値段がついています。フィギュアの人数が多いので、少し高めは仕方ありません。問題はその出来ですよね。これから何回かに分けて、この貴重な英兵の新製品をレポートしてみます。

ブログ復活宣言!

2007年05月27日 21時16分40秒 | フィギュア(軍事)
 いや~、ブログのカレンダーを見ると、えらく間が開いてしまいました。こちらのブログが閑古鳥というのも困りますし、忙しい忙しいとばかり言っていたら埒があきませんので、これからは少しずつでもブログをアップすることにしました。きちんとした写真がなくとも、短い文章だけでもOK。模型製作作業が進んでいなくても、キット評や気づきだけでもOK。新製品を買ったときにはそのレビューを書いておけば、これから買う人の参考になるかもしれない。
 とまあ、こう悟って、これからは少しずつでもブログを更新したいと思います。

 ということで、まず新製品レビューです。1/35でもそうですが、ミニスケールでも連合軍、特に英軍のフィギュアは少ない。ドイツ物とはえらい違いです。で、最近の英軍関係のフィギュア新製品をこれから何回かに分けて紹介したいと思います。とりあえず写真をご覧下さい。ミリキャストのFIG054英歩セットです。

 これ、以前本体サイトの模型画像館で紹介したことがあります。だから厳密には新製品ではありません。さて写真はその内の、ラッパ飲みしている小銃手です。二人並んでいますが、左側は以前買ったもの、そして右側は最近の再生産分です。同じ人なのですが、よく見て比べてください…

 そうなんですよ。以前はビンだったのが、水筒に変わっているのです。へえ~、細かい変更をするんですね。この小銃手だけではなく、他にもヘッドが別部品になっていたり、また憲兵は足が別部品になったり、という改修が加えられています。以前のは一人ずつみんな一体成形でした。
 さあて、ビンが水筒に変わってるだけで、もう一個買うべきかどうか… 確かにこの英兵はミリキャストの中でも一番好きなセットなんだけどなあ… でもやめとこうかなあ…
 さんざん買うたやめた音頭を踊ってしまいましたが… 写真を撮っているということは、結局もうみなさんお分かりですね。

 そう言えば最近のミリキャスト製品は、車輌についても、以前は分割されていた部品が最近の改修で一体成形になっている、というものがあります。しかも組み立て説明図はそのまま、現在の部品はこの図と異なります、なんて堂々と書いてあったりします。いずれも改善は改善なので、歓迎してますが。

さて、これは何でしょう

2007年05月04日 20時44分49秒 | パーツ
 さて、これは何でしょう。実はアタック・レジンのツールセットなんです。ショベル、ハンマー、斧、つるはしがずらりと…。こんな感じのブロックがもう二つ、合計で五十本くらいあります。おかげでこれから何年も車外装備品に不足はないぞ(笑)。
 よく見ると結構細かくできていて、ちゃんと金属のヘッドに木の柄がついている感じになっています。1/72でここまで…。
 ただこんな感じでブリスターパックにぽんと入っていますので、どうしても破損は避けられない。二~三本ヘッドが折れていました。これを接着するよりは、ヘッドを生かして柄を付け直す方がよいでしょう。もしくは、車輌に搭載するならば、車体に別々に接着してゆくのがいいかな。
 それにしてもこんなに密集して並んでいると、カットするのが大変。下手にニッパーを入れると折れてしまいますし…。
 そこで活躍するのが、
「超音波カッター」!!
レジン樹脂が豆腐のように切れるこの新兵器については、また別にレポートします。

ミリキャストのフィギュア(7)

2007年05月01日 18時44分06秒 | フィギュア(軍事)
前回のFIG18の英軍戦車兵の残り二人です。一人は膝から下が別部品でついていますので、ハッチの縁、砲塔や車体の縁に座らせることができます。もう一人はドライバーでしょうか、レバーを握った感じになっています。ヘッドが二つ見えますが、一つは前回の四人の内の一人に使いますので、余る訳ではありません。