みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

クイックブーストのMiG-15機関砲砲身 その1

2014年11月02日 23時49分26秒 | 航空機(露・軍用機)
 11月になってしまいました。現在タミヤのMiG-15の尾翼平面形を、本格的大改造無しで、方向舵中心に最小限手を加えることでそれらしく修正する方法を考え中です。それはそれとして、先月は、MiG-15関連のキットやパーツがいくつか連続で入手できた月となりました。
 クイックブーストからMiG-15の機関砲砲身のレジンパーツが出たので、これも早速買いました。このメーカーは、これ全部使うのは大変だぞというてんこ盛りパーツではなく、ここをレジンにすると引き立つぞというピンポイントのパーツに絞って、しかも比較的安価に出してくれているので、好きなんですよね。
 今度の新製品、MiG-15の30ミリ機関砲・23ミリ機関砲の砲身も、プラパーツと置き換えると効果を発揮する目立つパーツなので、クイックブーストから出るべくして出たと言えますが、でも、スケールが1/72なんですよね。もちろんエデュアルド用です。エデュアルドのパーツも十分いいので、1/72というスケールなら敢えてレジンパーツを使わなくても、という気もしましたが、でも実物を見ると、やはりレジンパーツは違います。
 しかも、エデュアルドのキットが初期型MiG-15と後期型MiG-15bisと両方出ているのに合わせて、クイックブーストも砲身と砲身カバー部を含めて二種類出してくれました。トップ画像の左が初期型MiG-15用、右が後期型MiG-15bis用です。太い方の30ミリ機関砲は両者共通です。23ミリ機関砲二門については、初期型のNS-23KMは比較的カバーが長く、後期型のNR-23は比較的カバーが短い。これは機関部の形状がかなり異なり、それを受けて機体表面の形状もかなり違うためのようです。この後方にある薬莢排出口の形状もかなり違いますので、この辺りが写っていれば写真での初期/後期の識別も容易です。ちなみに後期型の23ミリ機関砲はかなり発射速度が速くなっていたようで、手元の資料によると、初期型NS-23KMが500発/分であったのに対して、後期型NR-23は800~950発/分だったようです。携行弾数は一門につき80発と決して多くはなかったのですが。

 そう言えば、1/48ではこの機関砲砲身に絞ったパーツってありましたっけ。機関砲部をディテールアップするパーツとしては、AIRESとKMCのがありました。でもあれは機関砲用のパネルを開き、機関部や弾倉のパレットを降ろした状態にするためのパーツでした。パネルはみんな閉じた状態で、お手軽に機関砲砲身のみ置き換えるような砲身パーツは、1/48では思い出せないんです。何かあったかな。と、思っていたらこれがポーランドのマスター(Master Modeol)から発売されました。これは後でレポートします。
 KMCの機関砲パーツについては、過去の日記、
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/2c0d1ec7c346ee7a13ac2f1987657a64
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/60fbeac45041a49605ed071c8dbb150c
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/115780f69647ad6c8b2dac022324f01d
http://blog.goo.ne.jp/m4-mee/e/783e42bac90862b7a544149998ce59b4
で触れたことがあります。これもとてもよいパーツでした。でも、タミヤのキットの胴体をカットしてこれを組み込むのはなかなかの大仕事です。

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