みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

あずまんが大王フィギュア その2

2013年08月11日 18時53分48秒 | キャラクター・SF等
 前々回のトップ写真の右上に置いてある、メディアワークスの1/7スケール「水原暦」です。原型製作は「あぺとぺ」さんと書いてあります。WFの販売承認マークが貼ってあるので、ワンフェスで販売されたものだと分かります。
 で、その胴体パーツです。プロポーションも良好。レジン樹脂の手流しのようですが、湯回りもよく、外から見える気泡はほとんどありません。一つだけ気になるのは、水着の襟の部分、というか首回りです。縁に厚みがあり、肌からの高さがある。また水着の縁取り部分は比較的はっきりしているので、ぱっと見水着と言うよりTシャツの襟みたいにも見えます。

それから、胸の前に見える逆三角形の小さな皺、これもやや水着の材質に合わないように思えます。もっと肌にぴったり張り付いていてよいような気がする。もちろんこのままでも何ら問題はなさそうですが、もし対処するとしても簡単ででしょう。肌はそのままで、水着の縁だけ削って薄くすればよさそうです。三角形の皺も、削って平らに整形するのはそう難しくはなさそうですし。
 比較的湯口は大きいのですが、これは仕方ないところです。こういう時はやはり超音波カッターの出番。すぱすぱ削れます。湯口カット、パーティングライン処理、バリ処理、接着面の調整など、順次丁寧に行って、まずは塗装前の準備をすませたいと思っております。

あずまんが大王フィギュア その1

2013年08月04日 22時15分30秒 | キャラクター・SF等
 さて、模型の方の話ですが、ちょっと棚を整理しないと新しいものを買っても(作る閑がないので)置く場所がない。ということで、どかどか積んであったフィギュアのレジン組み立てキットの在庫をチェック中です。「あずまんが大王」のキャラを並べてみたら、 げっ…
 こんなにありました。コトブキヤとトイズワークスのシリーズがメイン。真ん中辺りのサイバーファクトリーの「榊さん」はちょっと珍しいかも。右上のメディアワークスの「水原暦」もややレア。で、すみません、この「水原暦」ちゃんは撮影時に出してくるのを忘れていたので、卒業アルバムの欠席した子みたいに、後から画像を貼り付けました。
 コトブキヤのは、近年塗装済み完成品として何度か発売されましたね。生徒達は覚えがありますが、先生二人は完成品あったかな? ゆかりちゃんみたいな先生がいたら、生徒も大変だけど、一番振り回されたにゃも先生も大変でしょうね。コトブキヤのは水着ばかりで、トイズワークスのは制服がほとんどですが、たぶん偶然です。特に私が選んだのではありません。そもそも新品で買ったものばかりではなく、中古屋でみつけて、今買っておかねばと飛びついたものもかなりありますので。
 トイズワークスの「ちよちゃんと榊さん」は、単に二人組であるだけではなく、榊さんの足にちよちゃんが抱きついています。別々に作っておいて、榊さんの足をちよちゃんの手の輪っかに通すだけ、ということならまだ楽ですが、そうでないと、台座に固定する際に面倒かも。このシリーズも塗装済み完成品がありましたよね。あと問題なのは「よみちゃん」の眼鏡ですね。メディアワークスのキットには、金属線で眼鏡を作るための型、というかガイドのレジン製ブロックが入っています。まあ私は、コトブキヤのエッチング眼鏡パーツを使うつもりですが。
 しかしこれ、全部作るのって、いつになるんだろう。実は、「エヴァンゲリオン」についても、綾波レイとアスカラングレーを中心に、カヲル君とか委員長の洞木ひかりちゃんとか、同じくらいの数の在庫があるんですよ。まあぼちぼち離型剤落としを一つずつやっておきましょうかね。

amtのMr.スポック その2

2011年11月08日 21時37分49秒 | キャラクター・SF等
 これは、amtのMr.スポックに入っている説明書の内、塗装指示のページです。パーツ数はまあまあ。塗装指示も文字だけながら細かい。っつーか、地面や宇宙植物は自由に塗ってもべつに構わないし、グリーンとだけ書かれても結局訳には立たないんですけどね。Mr.スポックの顔は一番技術を要しますが、蛇をそれなりに塗るのもなかなか大変かも。
 で、絵のタッチからしてこの説明図、おそらく初版当時の絵がそのまま使われているのではないかと思われます。ところが、当時と明らかに異なるところがありまして、それが図の右にあるウエブサイトの紹介です。「続きはWebで」ではありませんが、デカールでは、詳しいことはうちのウエブサイトを見てくれ、で済ませているものも見たことあります。ではこの説明書にに記されているのは?
 このメーカー関連のサイトのようですね。こことここ↓
http://round2models.com/
http://www.collectormodel.com/
「amt」「mpc」「Polarlights」の情報サイトですね。このMr.スポックのキットはどこかに出ているかな? ありましたありました。
http://www.round2models.com/models/amt/mr-spock/amt625-01
もうちょっと画像が大きいといいんですが、箱絵だけではなく作例も載ってますよ。こんな感じになるんですね。
 ついでにいろんなキットを見て回りました。アメコミヒーローからホラーものまで、ほんと、いろんなものが出ているんですね。しかし、昔のアメリカ製プラモの雰囲気がそのまま保存されていて楽しいものです。

amtのMr.スポック

2011年11月05日 22時25分28秒 | キャラクター・SF等
 また更新にずいぶん間が空いてしまいました。作業はあまり進みませんが、買うのはついつい買っちゃうんですよね。ってことで、最近買ったもの、です。
 amtから再販になった、スタートレックのMr.スポックです。発注して、一年くらい来なくて、もう忘れていたところに入荷しました。スチール缶に入った限定版は、広告が載ってからすぐに入荷したらしいのですが、べつに中身があれば紙箱でいいし、カンカンは要らないし、それで通常版を頼んでいたら、なぜかずっと来なかったんですね。

 さて、元々は古いキットなのですが、中身は見たことなかったので、ちょっとわくわく。なるほど~、出来はなかなかよい。問題のスポック氏の顔は? 確かによく似ている。まあ特徴のある顔ですから、表現しやすいのかも。あとは塗装ですが、ネット上には資料がたくさんありそう。添え物の蛇さんは、舌もちゃんと別部品で、口から中が単なる筒でスカスカってことにはなっていません。スタンドはやや様式化された感じで、スポック氏の足下だけ台があるんですが、これは山になった場所をスポック氏がちょうど踏んだ、ってことで善意に解釈しましょう。

フカヤのサイレントメビウス その2

2011年09月19日 23時59分18秒 | キャラクター・SF等
 懐かしいフカヤの「サイレントメビウス」レジンフィギュア、トップ画像は「香津美・リキュール」のパーツです。パーツ割りとしては標準的。両足は腿で本体側と接続しますが、周りに何もモールドがないので擦り合わせは容易。両腕はコスチュームの縁の位置で本体と接合しますが、大きな隙間はできないようで、さすがです。

 こちらは「キディ・フェニル」のパーツ。パーツ割りは香津美と同様。ただ両足がブーツの縁で分割されています。これも組み立てやすい。手に持っているのは、グラビトンというでっかい銃だそうです。設定からすると、やや浅黒い肌で塗装するのがよいようですね。
 さて、両者通じてちょっと難しいのが、チャイナドレスのように身体の前後に垂れ下がった、上着の裾。これが体の動きに合わせて流れたりはねたりしている様子を表現するために、腰の下から別パーツになっているんですね。これを、布地のシワを合わせながら、自然になびいているように接着し、整形しなければなりません。うう、私にできるかな。接着面も少なそうだし。で、この足の、ブーツの上の腿の部分、メイド服で言うと絶対領域の部分(だっけ)、設定では布のズボンで蔽われているはずなのですが、できれば勝手に肌色で塗って生足にしようかなと思ったりなんかしちゃったりして。

フカヤのサイレントメビウス

2011年09月17日 23時37分08秒 | キャラクター・SF等
 さて、本日も超音波カッターでミリキャストのチャーチルの湯口カット。さらに3輌分作業を進めました。この勢いで仮組・擦り合わせまでやってしまいたいのですが、バトルフィールドシリーズはやや成形が甘い感じで、手間がかかりそうです。

 話は変わって、本体サイトの常連さんが所用で久しぶりに北九州に行き、時間を作って八幡のフカヤまで行ってきたそうです。北九州と言えば、プラモデルの歴史を語る上で欠かせない土地。そしてフカヤは八幡にあるオリジナルフィギュアを昔から出していた老舗です。
http://www.fukaya.co.jp/
フィギュアにスケールモデルに鉄道模型に、すばらしい品揃えで、私も若い頃時々行きましたが、常連さんがいつも集う楽しい思いお店でした。
 さてそこに安売りで出ていたからと、フカヤオリジナルフィギュアをお土産で買ってきてもらいました。「サイレントメビウス」の登場人物、「香津美・リキュール」と「キディ・フェニル」のレジンフィギュアです。うわ、懐かしー。と言っても、この「サイレントメビウス」という作品、私は全然知らないんです。見た記憶も残念ながらありません。「サイレントメビウス」についてはこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%93%E3%82%A6%E3%82%B9
へえ、そいいう話だったんだ。考えてみると、当時より現在の方がよほどオタク的にディープな生活をしているな…。
 で、私が懐かしいと言うのは、あくまでもこのフカヤのフィギュア。オリジナルの漫画作品の連載が1988年からだから、フィギュアの発売はそのもう少し後でしょう。それにしても二十年近く前のキットです。当時はフィギュアのレジン組み立てキットなんて自分には絶対無理と思っていましたから(今でも無理、っちゃあ無理なんですけどね)、ずらりと並んだフカヤのオリジナルキットを前に、とにかくあこがれていました。それぞれの作品のことなど何も知りませんので、姿形の好みのフィギュアを箱絵で見ては、こんなの作れたら楽しいことだろうな、と思っていたわけです。

紙でコロコロの女子中学生 その2

2011年08月07日 15時48分43秒 | キャラクター・SF等
 紙でコロコロの女子中学生、スケールの点でちょっと気になっていました。スケールが1/35だとは言っても、全体はかなり小柄なような気がしたんです。そこで、他社の1/35の女性フィギュアと並べて比べてみました。右の二つは、マスターボックスの米海軍女性部隊隊員(まだ作りかけのまま)。左は「あらこま堂」の「英戦車兵コスおねーちゃん」です。こうして比べてみると、わりと小柄な中学生ですね。あり得る範囲ではあると思いますが。
 脱線しますが、ちょっとこれを見て下さい。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/vzet5082/mb3556.html
マスターボックス 1/35「戦場の女性」シリーズ「米海軍の波」、と書いてありますね。ん?「米海軍の波」って、「WAVES」を「波」って訳したんですかね? いやいや、WAVESはWomen Accepted for Volunteer Emergency Service program だから、波ではないと思うんですけど。
 閑話休題。あらこま堂(あらあらこまった堂)のサイトとブログはこちら。
http://arakoma.cool.ne.jp/
http://blog.hebohebo.jp/
大変よくできたフィギュアだと思います。ところでこの女性戦車兵、タイトルは「英戦車兵コス」と書いてあります。ということは、これはあくまで大戦時の英軍女性兵士ではなく、英軍の戦車兵のコスプレをしている現代の女性、ということなんですね。そのご尊顔はこんな感じ。ちょっと大理石の彫刻にでもありそうな雰囲気です。

女子中学生がなぜ35か

2011年08月05日 22時37分26秒 | キャラクター・SF等
 わはははっ! 女子中学生レジンフィギュアですっ! 1/144の戦車や航空機、1/35のフィギュアで有名な「紙でコロコロ」の新製品。購入したのは、ミリタリースケールモデルの品揃えでは間違いなく日本有数の専門店、大坂のホビーランドさんです。ホビーランドのブログに曰く、
「そういえば、ホビーランドはミリタリースケールモデル専門店だったような・・・。ま、いいか」と。
http://www.hobbyland.co.jp/blog/?m=20110801
あはは、でもオーロラモデルの女子高生やメイドさんも扱っておられるんだから、かまいませんよね。品揃えのよさの証左であります。

 成形色の関係で、顔立ちまではよく分かりません。パッケージイラストからして、さぞかし純朴で可愛い女子中学生だろうと思われます。ところでこのフィギュアのスケールにご注目。1/35なんですね。当ブログをご覧下さっている諸氏には言うまでもないことですが、1/35と言えばミリタリーモデルの標準スケールです。もしもカーモデルと組み合わせるためならば、1/32とか1/24とかのはずなんですよ。事実、オーロラモデルのメタルフィギュアは民間ものは1/32、軍事ものは1/35と分けていますもんね。
 ってことはこの紙でコロコロのフィギュア、現代の中学生ではなく、日本軍車輌と組み合わせるための昔の女学生なんでしょうか。例の女子挺身隊みたいに…。しかしパッケージイラストを見る限り、現代の中学生が意図されているように思うんです。そうすると、何と組み合わせればいいかな。自衛隊の車輌展示を見に来た子?それにしては通学カバンを持っているし。いや単に、紙でコロコロがたまたま1/32のフィギュアを作っていない、というだけのことかもしれませんけど。もちろん、べつに単体で展示してもいいんですよね。

 ところで通学カバンと言えば、ちょっと拡大してみたのでご覧下さい。
矢印のところ、カバンの取っ手の付け根にちょっとした突起があるんですよ。もしかしてこれ、カバンにぶら下げたマスコットか何かなのかも。いやー細かい気遣い。こういうのが楽しいんですよ。

コマンダー・ピングー

2011年03月17日 23時04分22秒 | キャラクター・SF等
 これは何だとお叱りを受けそうですが、後輩の女性から、ピングーの人形の色が剥げ剥げになったので塗り直してもらえないかと頼まれまして。いや、もちろん私が模型マニアだと知っていてのことなんですけど。しかし、素人さんが考えるほど簡単ではなく、元の塗装を一度剥がすべきかどうか、塗料はどの種類を使うか、など考えてから作業に入るんです。剥げている場所は周りと比べて塗幕がない分凹んでいるわけで、どうしたものかというのも気になりますが、もう一つ問題なのは、ピングーの嘴や足の色がなかなか手許にないことです。いやだって、私のところにあるのはみんなミリタリー用の色ばかりです。迷彩色はたくさんあっても、こんなビビッドな橙色は在庫がないんですよ。でもこのためだけに一瓶買ってくるのももったいないし。
 結局、塗装は剥がさずに、クレオスのラッカー系塗料を上塗りすることにしました。割と厚めに筆塗りすれば、塗幕の厚さの差も目立たなくなると思います。特に剥げているのは突起部に当たる嘴や足の先、それと手で持ったときに当たる背中や頭、というところ。まず光沢黒を体に塗ります。これは瓶のままの塗料で大丈夫。次に手持ちの塗料で調色し、元の色に出来るだけ近い橙色を作って、嘴と足に塗ります。それと難しかったのが、目。美少女フィギュアでも同じですが、目が変だと表情に影響します。元々あったアイキャッチがずれていてへんだったので、その辺もついでに修正。最後に缶のクリアをスプレーするのですが、今回はトップコート用クリアではなく、メタルプライマーを使ってみました。本来の使い方ではありませんが、あれは結構塗幕も薄く、綺麗な光沢が出るんです。

 よしよし、やっと出来ました。後輩は、塗り直したピングーは今後触らずにこのまま保存します、と言ってくれました。納品する前に、現在製作中のフジミのティーガーの上に載せてみます。ティーガーの方は、デカールを貼って、つや消しのトップコートをスプレーするところまで来ました。これについてはまた、「i-modellers」の方で報告します。しかし、年度末進行でいろいろ仕事が舞い込み、なかなかティーガーが進みません。

シャア専用ザク、作っちゃいました

2010年08月31日 00時01分01秒 | キャラクター・SF等
 カップヌードルの付録のミニ・ガンプラ、つーか、カップヌードル付きのミニ・ガンプラ、今度はシャア専用シリーズ三種だそうです。「ザクⅡ」「ズゴック」「ゲルググ」から選べます。「ザクⅡ」を作ってみました。まあ1/380ですから、これも「ミニ・スケール」と言えば言えますね。
 前の時は量産型のザクを買ったのですが、その時は通常のプラでした。今度はシャア専用だけのラインナップで、その上クリアパーツなんですね。クリア成形なので敢えて接着剤は使わず、すべてはめ込みで組み立てました。成形色は三色。塗装もむしろしない方がよいと思われます。よく切れるデザインナイフで慎重に湯口をカットすれば、切り口はほとんど目立ちません。こんなに小さいのに、ストレス無くすらすら組み立てられます。武装はまさかりとバズーカの持ち替え式。指揮官専用の角飾りはややオーバースケールなのでしょうか、スケールを考えるとバランスはこれでばっちりです。
 いやあ、このミニスケールガンプラもいいもんですね。作りやすさと適度なボリュームから今まで1/144を作ることが多かったのですが、さすがはガンプラ、こんな小さなのでも決して手を抜いていません。しかしこれはあくまで、カップヌードル付きの限定商品なのがやや残念です。