みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

Airfix 1/72 MiG-15 その2

2011年05月26日 21時47分31秒 | AFV(英)
 またまた分かりにくい写真で恐縮ですが、エアフィックスのMiG-15、右側胴体にコクピットを組み込んで、オモリを入れたところです。仮組みして、主脚接着部分に棒を立てて釣り合いを見たところ、かなりのテールヘビーのようです。機首にオモリを詰め込まなければなりません。テコの原理でできるだけ前方に効率よくオモリを入れたいのですが、うまいスペースがありません。
 まずノーズコーン、と言うべきか、コーンではないので機首インテークの内側ダクトパーツと言うべきか、空気を左右に分ける三角形のパーツの中にオモリを詰めます。と言っても、大きくて丸いガン玉だと隙間ばかりできて数が入りませんので、ここは小さい玉をできるだけ多く詰め込むことにします。その次は、機首の上側。ここには胴体左右パーツの位置合わせ用のダボがあって邪魔なので、削り取ってしまいます。そこに、ペンチで若干つぶしたガン玉を入れ込む。それでもまだテールヘビーなので、コクピットの前にもいくつか。これもペンチでガン玉の頭をちょっとつぶして接着部分を作っておいて、できるだけパーツに密着させて瞬間接着剤で接着します。いいかげんに接着して、あとで機体内部でガン玉がころころ転がっては困りますから。
 さて、くれくらいで十分かな。実はこれよりも2個少なくても機首が下がってくれたのですが、念のため余分を入れました。あんまり多いと今度は脚に負担がかかるし…。そしていよいよ胴体左右を接着です。

Airfix 1/72 MiG-15 その1

2011年05月22日 10時46分35秒 | 航空機(露・軍用機)
 この写真、何かと言いますと、エアフィックスのMiG-15(もちろん新しい方)のコクピット用デカールなんです。エアフィックスのMiG-15、新金型だと言うので発売前はずいぶん期待していたんですが、蓋を開けてみると残念ながらサイズは違う、細部の形状は違うで、かなりがっかりでした。くそ~、10箱も買ったのに~! でも不思議と、ドラゴンがバカをやってくれた時ほど、腹が立ちません。インドの金型屋さん、これから頑張ってね、というところかな。
 一方ホビーボスのMiG-15はエアフィックスに比べて、サイズや形状は合格点。ただ細部が不正確なのが残念。KPのは形状がすばらしいのですが、いかんせん古くて組み立て精度が今ひとつ。双方にこのエアフィックスのパーツが流用できないかと思ったのですが、サイズが違うので使えそうにありません。まあ待っていればその内エデュアルドの決定版が出ることだろうから、このエアフィックスは各種銀塗装の練習にでもと思っています。そう思えば、組み立ては楽なキットなのでOK。
 まず最初はコクピットですが、フロントパネルとサイドコンソールはデカール処理となっています。ところがここにこのデカールを使うのはちょっともったいない。ホビーボスに流用してそれらしく仕上げる方が得策か。どうせキャノピーを通しては、そんなに見えないし。ってことで、コピーして使うことにしました。もちろん、プリンタ対応の自作用デカールシートを使うなんてもったいない。これ、普通のコピー用紙に印刷したものなんですよ。
 スキャナにデカールを置いてスキャン。使用するコクピット用の部分だけコピペして、たくさんならべておく。今回はこのままですが、必要に応じては画像処理ソフトで下地の青を消しておくこともできますね。そして等倍で印刷。そこにトップコートをスプレーしておきます。あとは使う部分だけカット。パーツにはタミヤのクラフトボンドを使用(要するに木工用ボンドですな)。

まあこれで格好だけはついたことでしょう。このエアフィックスのデカール、塗装例のバリエーションは少ないものの、機体各部の注意書きがたくさん入っているので、ホビーボスに手を加えて決定版を作るときに使うことにします。

i-modellersの記事、「ミニスケールのティーガーI」最終回更新しました

2011年05月18日 22時09分14秒 | AFV(独)
ウエブマガジン「i-modellers」
http://i-modellers.com/
の記事、更新してもらいました。
「フジミ1/76ティーガーI後期型」
三輌並行製作中の三輌目が完成したので、
これが最終回となります。
http://i-modellers.com/special2/2s7/page7.html
http://i-modellers.com/special2/2s7/page8.html
いや~、3号発行前に2号の記事更新が間に合って、
よかったよかった。
遅れに遅れて編集長さんはじめ他のライターさんにご迷惑をおかけしました。

さて、次は何を作ろう。
いろいろ考えながらちょこちょこっと手を付けているものが大量にありますから、
そのどれかをちゃんと完成まで持っていきたいと思います。

フジミのティーガー 三輌目 完成~!

2011年05月11日 20時35分20秒 | AFV(独)
 フジミのティーガーI三輌目、やっと完成しました。少しずつしか作業できなかったのですが、まあ続けていればいつかは完成するものですねえ。まだ足回りの汚しが足りないような気がしますが、とりあえずここらでOKということにしておきます。詳細、および三輌そろい踏みの写真は、後日「i-modellers」の方に掲載予定です。

i-modellersの記事、更新しました。

2011年05月11日 00時01分18秒 | Weblog
i-modellersの記事「フジミのティーガーI三輌目」、途中経過までアップロードしてもらいました。
http://i-modellers.com/
http://i-modellers.com/special2/2s7/page6.html#step3
実際の作業の方は、あと一歩で完成というところまで来ていますので、近日中に三輌そろい踏みができると思います。それまでは、まず途中経過をご覧いただければ幸いです。

フジミのティーガー 三輌目 その3

2011年05月05日 23時31分27秒 | AFV(独)
 フジミのティーガー、デカールを貼ったので、ちょっとそこだけ拡大してみました。タイトル画像がデカールを貼る前、これが貼った後です。

いやいや、ツィメリットや塗装のあらが目立つのであまり拡大したくないんですが、デカールの張り付き具合を見て欲しかったので。デカールは、ドラゴン1/72のティーガーI後期型から持って来ました。フィルムがやや硬めですが、下地にクレオスのマーク・セッターを塗り、貼った後は軟化剤で仕上げました。軟化剤がうまく効いて、ごらんの通りツィメリットの溝にもぴったりフィットしてくれました。シルバリングもほとんど発生していません。
 こんな枠線だけでできた数字を、線だけ残して余白をカットするなんで、できるものではありません。だから、軟化剤が効いてくれてほっとしています。一応カットしやすい余白はカットしているんですよ。1の左上とか、4の右上とか、それぞれの数字の上下の余白とか。以前マッチボックスのピューマを作ったときは、砲塔番号の1111をすべて切り離して余白をカットしたんですが、さすがにあの頃の元気は残っていないもので…。
 さて、だんだんティーガーらしくなってきました。仕上げはどの程度汚すか、思案中。

ヴァリアントミニチュアの英兵 その2

2011年05月04日 23時52分45秒 | フィギュア(軍事)
 ヴァリアントのイギリス兵、基本的には一体成形なのですが、いくつか分割パーツになっているものがあります。一体では抜けない形状のものもありますが、もう一つはポーズが選択式になっているもの。これなんかはその一つで、右腕がリーエンフィールド小銃、ブレン機銃、PIAT弾薬ケースの三つから選べるようになっています。
 ただし、小銃を選んだ場合、右腕が自然に胴体につながる角度に接着すると、小銃を引き金の位置で片手で持ったままかなり高く掲げている感じになります。ブレンガンを選んだ場合は、重い機銃をグリップでぶら下げた、という雰囲気のちょうどよい腕の角度になります。PIAT弾薬ケースの場合も同様に、自然にぶら下げた感じになります。さて、どれを選ぼうかと悩む必要はありません。このキットは同じランナーが四枚セットで入っているので、どのタイプも作ることができますから。
 一方、いずれの場合も左手は、ご覧のように前方に突き出した形になります。小銃を選んだ場合も、左手は小銃には触れません。そうするとこの兵士は、左手を前に突き出して何をしているのかな、ということになりそうですね。もしジオラマに使うなら、このポーズを生かして建物の角や柱に捉まっているところ、などにするとよさそうです。
 このブレンガン、折りたたんだバイポッドが一体成形になっていますが、これがまた雰囲気がいいんですね。このままでも十分使えそうです。ほんとにこのフィギュア、オーバースケールである点を除くと、なかなかのものです。

フジミのティーガー 三輌目 その2

2011年05月03日 15時13分55秒 | AFV(独)
 筆で大まかにダークグリーンとレッドブラウンを塗っておいたティーガーの迷彩、今度はエアブラシでその上それぞれ同じ色を吹きました。これでややはっきりくっきりしてきました。よーし、ここまでやっておけば、あとは平日の寝る前にでも少しずつ進められるぞ。エアブラシの塗装は準備から後片付けまで含めると、結構まとまった時間が要りますから、何とか連休中に主要な作業はすませておきたいものです。しかし、一気にやっちゃうと、指の先がしびれてきました。

 でもやっぱり、ミニスケールでこの塗装は難しいね~。ダークグリーンとレッドブラウンに挟まれたダークイエローの帯、もうちょっと細い方がいいんですけどね。それから、車体側面の特徴的な波の模様、ちょっと規則的すぎました。もうちょっと各波の山の形や大きさが不揃いな方がよかった。
 やっぱり不思議なのは、同じクレオスのミスターカラーでも、ダークグリーンとレッドブラウンとでは、粘度というか吹き味が違うことですね。同じ希釈の度合いだと、レッドブラウンの方が飛沫になりやすく、ノズルも詰まりやすい。ダークグリーンは割と素直に吹けます。顔料の性質の違いなんでしょうか。レッドブラウンはリターダーをかなり多めにしています。この迷彩は、境目をそんなにぼかしたくないから極細吹きなので、希釈度は大切です。もっとも今回は、迷彩色のあざやかさに差がありすぎるとどぎつくなるので、それぞれかなり白を加えています。そのためか、生のレッドブラウンよりは吹きやすかったのですが。で、どれくらい白を加えたかというと、1割2割は当たり前~、キャタピラを筆でタッチアップするために瓶のレッドブラウンを出してみたら(キャタピラの下塗りは茶色系)、うわ、こんなに濃かったっけとびっくりしたくらいです。