みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

クイックブーストのMiG-15機関砲砲身 その2

2014年11月05日 00時17分41秒 | 航空機(露・軍用機)
 そのままでも十分いけるエデュアルドの1/72のキットですが、その機関砲をクイックブーストのレジンパーツで置き換えるのですから、一番気になるのは、機関砲の砲口が開いているかどうかですよね。23ミリと30ミリで大口径だとはいえ、1/72で砲口を開けるのはプラパーツには厳しい。ではレジンパーツは?ということで、マクロレンズ(100ミリ)で拡大してみました。但し、白い紙やクリーム色のカッティングシートの上にレジンパーツを置くと、コントラストの加減かなかなかシャープに撮れません。そこで黒い紙の上に置いて撮影し、後でレタッチソフトでディテールが見える程度に明るくしてみました。
 まずトップ画像は30ミリ機関砲の先端部です。さすがクイックブースト。ちゃんと砲口が開いています。残念なのは、砲口近くの、四角いガス抜き穴が開いていない点です。まあ型抜きの方向からしても、また先端部の強度という点からも、難しいところでしょう。なにしろ1/72ですから。この写真でも見えますが、機関砲カバーにも細かいディテールがあります。もっとも、エデュアルドのキットのプラパーツでも、この部分に筋彫りはちゃんとあるんですが。
 続いて23ミリ機関砲の砲口。これもしっかり開いています。写真は後期型bisの方です。


 1/48ですと、前回触れたKMCのパーツ構成はこうなっています。

上の方に真鍮線とプラ棒が見えますが、この真鍮線は機関砲の機関部の乗ったパレットを機体から引き下ろす際に、パレットを吊り下げるためのワイヤーとして使います。23ミリ機関砲砲身にはプラ棒を使うようになっています。プラ棒ですから、砲口は自分でピンバイス等で開けなければなりません。しかし23ミリ機関砲の目に見える部分には実物でもディテールはありませんので、単なる棒でも大丈夫です。30ミリ機関砲の方は、砲身全体がレジンパーツになっていて、砲口近くのガス抜き穴も表現されています。

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