みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

エッシーの三突G

2009年05月05日 23時53分17秒 | AFV(独)
 すみません、いきなりですが、エッシーの三突G型です。今はちょうど、まとまった時間がなかなか模型にさけないもんで、とにかく暇を見つけて気晴らしに、あれこれちょこちょこ組んでいるところなんですが、トランペッターの三突Gを作っているのに合わせて、急に思い立ってエッシーのもストレートに作ってしまうことにしたわけです。奥のグレーのがトランペッター、一番手前の成形色の黄土色が少し濃いのが古いエッシー/ERTLのもの、真ん中のやや淡い黄土色のがイタレリ版です。三突のGは、今はレベルとドラゴンに決定版がある。だからエッシーの古い物にはコレクション的価値しかない。だからと言ってなかなか捨てがたい味があるもんですから。
 子供の頃、ハセガワEシリーズはあこがれの的でした。ハセガワの普通のミニボックスシリーズと違って、模型店にはなかなか入ってこない。ずっと欲しい欲しいと思っていた品です。で、大人になってエッシーの直輸入版を手に入れ、後にイタレリの再販分も複数買い込みました。さらに近年になってヤフオクでEシリーズを手に入れたときは、子供の頃の夢が叶った思いがしましたね。だから、レベルやドラゴンがある今日でも、まあEシリーズの白箱はコレクションに置いておくとしても、重複しているものは是非組み立ててやりたいわけです。
 でも、特に改造やディテールアップはしません。但し、基本的な組み立てをするための技術や工具は現在非常に進歩しているわけですから、同じ素組みでも昔の素組みよりはきちんとできると思うんですよ。

 さて、足回りですが、イタレリ版はなぜか車軸が太くて車体の車体の穴に入らない。ダブルの車輪を合わせるにも、軸が穴に入りません。そこはいろいろ工具を動員して、きちんとはまるようにしました。子供の頃ならヒスを出していたかもしれませんね。ところが面白いことに、古いエッシー/ERTL版は、車軸はそれほど削らなくても穴に入りました。何でしょう、イタレリが再販する頃には金型が摩滅して、軸が太くなったのかな?
 押し出しピンの跡が見えますが、目立つところだけ後で埋めておきます。両者とも箱組みは割とすんなり出来ました。
 あ、ついでですが、奥のトランペッター。前回写真を撮ったときは、上部支持輪は鋳造全金属製を取り付けていました。でも、いろいろパーツを選択してレベルともドラゴンとも違うタイプ(タミヤの1/48のザウコップ)にしようと決めたため、上部支持輪が全金属製ではまずいことになってきました。それでゴム縁つきのものを着け直したんです。取り外した全金属製のものは、いつかレベルのキットを改造する時のために保存することにしました。