みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

ドラゴンの降下猟兵

2008年02月27日 13時10分17秒 | フィギュア(軍事)
キングタイガーがおまけについているドラゴン新製品の降下猟兵、
http://www.joeyko.com/diary/tiger1_72_zimmerit.htm
ここに画像が載ってます。もう発売されてたのか… これはパート1の方ですね。#11以降の画像をクリックしてみて下さい。こりゃ結構シャープだな。おっ、ステンのパーツも写っているぞ。この方、おまけのキングタイガーは無視しておられるようです。

FCMのドラゴンそっくりさんミニスケフィギュア その2

2008年02月26日 22時59分38秒 | フィギュア(軍事)
 ついでですから、ドラゴンそっくりさんFCM降下猟兵の残りの4人の写真です。こちらは腕と銃がみんな別部品になっています。製品番号は前回の4人が1016、今回の4人が1017番です。原型師は同じだと思うのですが、襟の表現が若干違っていて、今回の1017の方が若干もっさり感が少なく、シャープな感じです。
 FCMでもう一つ作る予定なのは、撃破された戦車から脱出中のドイツ戦車兵4人組というやつです。これもドラゴンのそっくりさん。負傷した仲間を助けながら、援護射撃をしながら待避中の、黒服の戦車兵ってのがあったでしょう? でもこのフィギュアセットを使うには、戦車のハッチを開け、さらにどこかを被弾したように改造しなければならないから… ちょっと大変ですね。でも、1/35と同じシーンを1/72で並べて再現したら、アピール度は高いぞ、ってのが夢です。

FCMのドラゴンそっくりさんミニスケフィギュア その1

2008年02月25日 21時22分34秒 | フィギュア(軍事)
 前回の日記に、みにすけ屋殿からコメントを戴きました。発売予定のドラゴンの第3降下猟兵についてです。
http://www.dragon-models.com/html/7361poster.htm
http://www.dragon-models.com/html/7362poster.htm
アルデンヌにおける有名な写真に基づいた1/35のキットと同じシーンを、1/72で再現するキットですね。パート1の一人は、鹵獲したステンを持っています。
 この新製品、最初は確かに「8人入り」となっていたのですが、いつの間にか4人ずつの2セットに分けられ、おまけにそれぞれにキングタイガーが一台ずつ入ることになっちゃったんです。え~、これ以上ドラゴンのキングタイガーなんか要らないんだがなあ。まあ最新技術で作られたミニスケールのフィギュアですから、キングタイガーがオマケでついていても、買いますけどね。少なくとも、上陸用舟艇に入っていた米兵くらいの出来は保証してもらいたいものです。
 さてこのキングタイガーに跨乗した降下猟兵計8人ですが、以前FCMというメーカーから同様のレジンの1/72フィギュアが出ていました。写真はその内の4人です。ステンを持つ腕以外は、全て一体成形になっています。今見直すと若干もっさりした感じがしますが、ヘルメットの偽装網やあご紐、外して手に持った手袋など、細かく出来ています。1/35を手本にしているからでしょう、全体のプロポーションはよい感じ。でも、もしかするとドラゴンの新製品の方がもっとシャープかもしれませんね。FCMはこの他にも、ドラゴンの4人組みフィギュアのそっくりさんを、1/72で色々出していました。

ニムロッドのカナダ兵 その1

2008年02月23日 23時51分51秒 | フィギュア(軍事)
 レジンの1/35フィギュアは今まで作ったことないんですが、フランスのニムロッドから出ているカナダ歩兵を取り寄せてみました。装備は同じなのでイギリス兵としても使えます。わんさかあるドイツ兵と違ってイギリス兵は少なく、また戦車兵はまだしも歩兵となるともっと少ないので、ちょっと興味がありました。一つは、インジェクションだと真四角な表現になりがちな、胸の前左右に装着する弾薬パウチ(ベーシックパウチ)が、レジンだとどんな感じに表現されているのかを見たかったんです。
 左が箱に貼ってある完成写真、右にパーツを並べてみました。やはりレジンキットは全然違いますね。ポケット、しわ、襟、装備品、どれを取っても立体感がすばらしい。ヘルメットは中の頭当てまで出来ています。問題の弾薬パウチは、開いてステン短機関銃の弾倉を取り出そうとしているところになっています。すげえ、やっぱりこれはインジェクションじゃ無理ですね。首は襟の中にすぽっと入るようになっています。エントレンチングツールも、いかにも袋の中にヘッド部分が入っている感じですね。
 組立の説明書はありません。入っているのはカナダ兵の袖章(パッチ)の塗り方の説明だけ。でも、文字まで書けるなんて人がいるんでしょうかね?

ハセガワのクルセーダーMk.3 その3

2008年02月21日 21時27分18秒 | AFV(英)
 で、車体の中はこうなってます。これに車体側面を取り付ければ、当然中は全く見えません。だから、ランナーのカットは適当。砲塔軸をぴったりと囲んでいさえすれば、外見は雑でも構いません。
 ただし大切なのは、砲塔側の軸の継ぎ足しは、まっすぐにすること。さもないと、砲塔の回転がぐらつきます。
 さて、これから細部を追加しながら組み立てを進めます。ハセガワのクルセーダー、組み立てるのは本当に中学生か高校生の頃以来です。古いキットの割りには今も金型が傷んでいませんし、それに今組み立てていても、意外といいキットだなと見直しています。先ほど読んだばかりの大日本絵画の本に書いてあるクルセーダーの特徴が、きちんと表現されています。それに、細部もなかなか正確です。
 それで改めて気づくのは、部品分割からしてバリエーションを出す計画があったのではないか、ということ。Mk.1と2が装備していた操縦席横の機銃小砲塔はMk.3になって廃止されていますが、その砲塔のあった穴を塞いでいるハッチは、ちゃんと別部品になっています。ってことは、砲塔パーツの取り付けも可能だということですよね。また砲塔ハッチはMk.3では左右開きですが、Mk.1と2では後方スライド式でした。砲塔ハッチの周辺がごっそりと別部品になっているのは、これを選択可能にするためでしょう。せっかくここまでやっているんだから、ハセガワさん今からでも改めてMk.1と2、出してくれませんかね~?

ハセガワのクルセーダーMk.3 その2

2008年02月20日 19時31分46秒 | AFV(英)
 実はこうなります。これ、車体上面を裏返したところでして、砲塔の回転軸が車体上面の穴を通って裏に出て来ている、その軸をカットしたランナーで「井桁」に囲んで固定しているんです。ランナーを二本ずつ、互い違いに、四方からきっちり接するように積み上げてあります。もちろん砲塔の軸には接着剤がつかないように気をつけます。こうすることで、軸がぶれないようにしているわけです。
 1/35の人にはそういう悩みはほとんどないのでしょうが、ミニスケールですと砲塔リング方式ではなく、砲塔から飛び出している細い軸を車体の穴に通して、裏からストッパーを接着して留める、という方式がよくありまして、これが結構がたがたするという悩みがあるんです。特に砲塔が比較的小さい車種の、比較的古いキットに多い。裏からストッパーで留める方式だと、塗装がすんでから砲塔を取り付けるのに不便です。車体側の穴が丸ではなく鍵穴型になっていて、砲塔の軸に突起が作ってあって、差し込んで回すと砲塔が抜けなくなる、というのもあります(ハセガワのクルセーダーはこの方式)。これなら塗装後に砲塔を取り付けることは可能ですが、砲塔ががたつく点では同じ。もしも砲塔の重心位置が偏っていて、砲塔が前か後ろかに傾いてしまうと、横から見たときに車体上面と砲塔底部に隙間が空いているのが見えてしまいます。
 そこで、鍵穴型軸穴にはめるための砲塔軸の突起を削り取ってしまい、車体の深さが許す限り、砲塔軸を継ぎ足して長くします。クルセーダーの場合、ランナーの太さが砲塔軸とほぼ同じでしたので、切り取って利用しました。そして写真のように、砲塔軸を各方向からピタリと囲むように、ランナーを井桁に積み上げてゆくわけです。こうすることで、軸が全くぶれなくなります。結果、砲塔のがたつきがなくなるわけです。
 もちろん完成後も砲塔を引き抜くことはできますが、しかしこれだけ軸を長くしておけば、少々のことでは砲塔がうっかりポロリと落ちる、などということはあり得ません。

ハセガワのクルセーダーMk.3

2008年02月19日 18時37分51秒 | AFV(英)
 この奇っ怪なるもの、一体何かと言うと、ハセガワの1/72クルセーダーMk.3の砲塔なんですね。ご存じクルセーダーの砲塔はカネゴン(古い!)の頭みたいな傾斜装甲で構成されています。ハセガワの砲塔はこれが上下分割になっていて、これはその下半分のパーツです。上下ひっくり返してあります。
 今なぜクルセーダーを作り始めたのかと言うと、先日大日本絵画の世界の戦車イラストレイテッド『M3リー&グラント中戦車』を読んだ話はしましたが、その関連で以前買っていた『クルセーダー巡航戦車』をもう一回読み直していまして、ついでに思いついて在庫のキットを引っ張り出してきた、というわけです。
 この『クルセイダー巡航戦車』という本、最初に読んだときは開発の経緯のあたりでちょっと分かりにくい場所があって読み飛ばしていました。どうもそれは、ナフィールドが設計開発したのがA13巡航戦車で、その後で開発されたカヴェナンターがA13で、別物なのに同じ番号が与えられており、後のページでそれをごっちゃにして読んでいたからだったんですね。今度は丁寧に読んでみてちゃんと分かりました。しかしクルセーダー、実車は問題山積みだったようですね。カヴェナンターはもっとひどい。
 さて、ハセガワのクルセイダーの砲塔ですが、ご覧の通り、軸を延長してあります。矢印の位置から先は、径のほぼ等しいランナーを利用して継ぎ足してあるわけです。わざわざこんなことをした理由は? 次回に続きます。

レベル艦船ミニカタログ その4

2008年02月17日 00時18分28秒 | 艦船
 ちょっと間が空きましたが、レベルのミニカタログ、次のページは航空母艦です。上半分は「ミッドウェイ級」。同級は
 ミッドウェイ CVB-41
 フランクリン・D・ルーズベルト CVB-42
 コーラル・シー CVB-43
の三艦ですから、レベルからはみんな出ていたんですね。下半分は「フォレスタル級」です。同級は
 フォレスタル CVA-59
 サラトガ CVA-60
 レンジャー CVA-61
 インディペンデンス CVA-62
の四艦ですから、これもレベルは全部出していたことになります。
 こうして完成写真を比べてみると、「ミッドウェイ級」は1945年から就役を開始していますので、確実に第二次大戦の空母のデザインを受け継いでいます。一方「フォレスタル級」は1955年からの就役ですので、確実に近代的なデザインですね。もちろん「フォレスタル級」はアングルドデッキが採用されているから一見して違って見えて当然なのですが、他に艦首やアイランドの外見もそう見えます。もっとも「ミッドウェイ級」も近代改修によって後にアングルドデッキが採用されたものもあるそうですが。

エッシーのビショップ その3

2008年02月15日 23時51分22秒 | AFV(英)
 ビショップの箱絵、最後に側面です。白箱は他の製品の宣伝、赤箱はおきまりの注意書きです。箱絵側面の広告って、これに限らずどんなプラモデルの箱でも、子供の頃に飽かず眺めたものですよね。ああこんなのも出ているのか、これも欲しいな…と。このビショップの箱側面は、ちゃんと英軍兵士や英軍車輌が選ばれて掲載されています。
 一方赤箱になってからは、各国語の注意書きになってしまいました。エッシーのこのシリーズが途中で白箱から赤箱にレイアウト変更になった理由は、ここらあたりにあるのではないでしょうか。こうした注意書きを入れることが義務づけられるようになったので、箱全体のレイアウトを変更した、ってこと。

 さて、エッシーのミニスケール車輌シリーズの箱絵については、KIM-I/O(キム・アイ・オー)殿の「レストエリア」というサイトの「エッシー1/72スケールAFVキットパッケージ 」に網羅的に詳しく掲載されています。ぜひ隅から隅までご覧下さい。同好の士がいるとうれしいものですね。