みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

Modelsvitの新製品 その1

2014年12月14日 21時57分32秒 | 航空機(露・軍用機)
 ModelsvitのSu-7シリーズも順調なようで、ついにSu-7の胴体を利用した可変後退翼機Su-7IGが出たばかりか、それに合わせSu-17Mまで発売されました。これは何を意味するかと言うと、 Su-7IGはSu-7BMの機体をそのまま利用して、主翼パーツのみ新規の可変翼にすればよい、Su-17MはそのSu-7IGの可変翼をそのまま利用して、胴体パーツを新規に加えたものだ、つまり既存のパーツをうまいこと使いながらどんどんバリエーションを出しているということです。Su-7IGとSu-7BMとの関係は、同一パーツが使えるものを○、別パーツにしなければならないものを×とするならば、
       主翼 胴体
Su-7BM  ×  ○
Su-7IG   ×  ○
となります。続くSu-7IGとSu-17Mとの関係は同様に、
       主翼 胴体
Su-7IG   ○  ×
Su-17M  ○  ×
となります。すると、もし将来このシリーズがSu-17/Su-22の後期型に続いて行くならば、例えばSu-22M3ならば、
       主翼 胴体
Su-17M  ○  ×
Su-22M3 ○  ×
ということになり、さらなるバリエーションが期待できそうです。もちろん主翼にハードポイント等細かい違いはありますが、基本パーツは使えるはず。このメーカーは積極的にバリエーションを出してくれそうです。だとすると、今まで十分とは言えなかったSu-22シリーズの1/72に、久しぶりに新製品が出るかもしれない、ということですね。1/48ならKPのキットがあるからいいんですが、1/48はイタレリかパンテーラしかなくて、イタレリはキャノピーが胴体にフィットせず、パンテーラは妙なところでバリエーションパーツが分割されていて作りにくく、モデルスヴィットの水準で新製品が出るなら体へうれしいことになります。特にドーサルフェアリングの細いSu-17Mはパンテーラしか出ていなかったので。

 さらにModelsvitからは、MiG Ye-150が出ました。箱絵では「E-150」となっていますが、これはキリル文字の「E」(イェー)でして、アルファベットでは「Ye」が当てられます。
 Mikoyan I-3U(I-420)が出た時に、その箱絵側面や組み立て説明書に、シリーズ予告が並んでいたのを見て、それでも本当に出るのか信じられなかったんです。こんな機体までインジェクションキットで出るとは、すげえ時代になりました。Ye-150と言えば、昔オータキから1/144で出ていましたね(もっとも機種名が間違ってMiG-23になっていましたが)。
 もっとすごいのが、VVA-14です。いわゆる地面効果翼機、エクラノプランの特に巨大なやつですよね。エクラノプランと言えばA-90オリョーノクがレベルから出た時は、喜んで買い込みました。しかしあれは1/144でしたから、キットとしても手頃でしたが、このVVA-14は元が巨大な上に1/72ですからね。買おうかどうしようか考え中です。何しろ、大型機は1/144と決めているもんですから。確かこのVVA-14は、地面効果で滑空するだけではなく、主翼で通常飛行もできるんでしたよね。

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