みに・ミーの【みにスケール模型日記】

ミニスケールAFVを中心とした模型日記です。

台湾みやげ その17

2009年04月10日 22時58分35秒 | キット評
 さて「中國人民志願空軍」の続きに入る前に、もう一つだけデカールの話を。長々続けてきた台湾みやげの話もこれでラスト。何と、「初音ミク」のデカールです。痛車用なのでしょうが、今なぜ初音ミク? そもそも台湾や中国では痛車というものが知られているのでしょうか。いや、でも、デカールを売っているということは、痛車を含めてこういうデカールの需要があるということですよね。台湾向け輸出のみということも考えにくく、大陸側でもそれなりに需要はあるんでしょう。
 パッケージの上の方に「MAN WAH」と書いてありますが、常連さんに尋ねたら、これは中国語の標準語の綴りではないとか。たぶん広東語だろうとのこと。で、パッケージに書いてあったURL
http://www.manwahmodel.com/
を見てみると、はたして「広州文華模型店」というところでした。文華という文字の発音は、標準語だと「Wen Hua」となるけれども、広東語だと「Man Wah」となるそうです。基本的には模型店なのですが、自社ブランドで「文華水貼」というデカールを出しているようです。「水」で「貼」るというのが中国語のデカールですね。「文華水貼」というところをクリックしてみると、おやおやいろんなものがあるようです。やはりガンダム用が多いようで、最初の方のMW-1035というのは「ガンダム00」で出てくる敵役「ティエレン」のデカールですね。「ティエレン」というのは漢字で書けば「鉄人(鐵人)」です。それにしてはこのページの「TERIREN」という綴りは間違ってますけど。正しくは「TIEREN」ですよね。他に「ちょびっつ」もありますよ。あれ、下の方には1/100、1/144の「ケロロ軍曹」(MW-1015)もある。これはちょっと欲しいかも。しかし大陸側の模型店も結構すごいことになっているようです。前々回、デカールの印刷が出来るところがあるのか、などと書きましたが、実際はこうした方面もかなり発達しているようですね。