はじめに、団長の鈴木けんいち議員があいさつ、その後、政策調査委員長の私、針谷みきおが説明しました。
予算要望書提出にあたって、区議団は次のような前文を添付しました。
近藤区政においては、日頃より区政進展に力を尽くしていただいておりますことに深く敬意を表します。
参議院選挙は、国民の選択が新しい政治をさらに模索しているという結果に終わり、衆参のねじれといわれる状況をつくりだしました。民主党中心の政権は自公の政治を変えてほしいという国民の期待にこたえずいっそう背を向ける度合いをつよめています。
民主党政権がすすめる「地域主権改革」は、真の地方分権とは異なり、逆に地方自治の後退を招きかないものです。
区長に説明する私、針谷みきお
第1に、「地域主権改革」を口実に、保育所など福祉施設の施設基準や公営住宅の整備等にかかる国の責任を縮小し、地方自治体任せにする。第2に、道州制は、市町村合併を事実上強要するとともに財界が、「究極の行政改革」としているものだが、その要望に応え検討する。第3に、補助金・交付金等の一括交付金化について、国が水準と財政を保障して実施に責任をもつべき社会保障や義務教育関係費まで対象に広げ、総額を減らすことなどが懸念されます。また、地方自治法の抜本改正「地方政治基本法」の制定をめざすとして、二元代表制の否定を打ち出し、民主主義の危機といえるような事態をつくりだそうとしています
このたびの足立区の来年度予算編成に関する要望書を提出するにあたって日本共産党足立区議団は18万世帯にアンケートを配付して区民の方から回答をいただくとともに、区内団体との懇談を重ね要望をお聞きしました。こうして、生の声が盛り込まれた要望について、区長が誠実に受けとめて施策にいかしていただくことともに、核兵器廃絶は国際的な盛り上がりを受けとめて位置付けを格段に強めていただくこと、国民犠牲の「構造改革」市場原理主義の弊害、矛盾が広がっていることを考慮し、区としてもこれまでの路線の見直しを検討することなど、強く要請し、予算要望書を提出するものです。
2010年10月4日 日本共産党足立区議団
予算要望書のついては、針谷みきおホームページをご覧下さい。
重点項目122、全部で1235項目あります。大変に長いPDF文書です。
針谷みきおホームページ 2011年度予算要望書は下記をクリック
http://plaza.harmonix.ne.jp/~m-hariya/2010104yosannyoubou.pdf