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ディーセント・ワーク

2010-10-02 22:07:56 | 政策・提案
私が一般質問でとりあげたテーマがディーセント・ワークです。日本経済の危機的状況のもとで、貧困と格差が広がっていますが、その要因はどこにあるのか。そしてどう打開すべきか、というテーマで質問しました。はじめのビデオは再質問の部分だけです。



ディーセント・ワークの質問原稿はこうです。
「ILO(国際労働機関)は、08年6月の総会で『公正なグローバル化に向けた社会正義に関する宣言』を採択しました。米国発の金融危機で景気後退から大恐慌の足音の聞こえる「複合危機」が世界に広がりつつある中で、ILOは、近年、貧困と格差の広がりのなかで、その根底に人間らしい労働が保障されていないという認識に立ち、その現状変革のために、「ディーセント・ワーク(decent work)」を提起し、「不安定な仕事、不十分な所得の仕事、労働者の権利が主張できない仕事」から脱却し「働きがいのある人間らしい仕事」を確保するため、ナショナルミニマム、全国一律最低賃金制の確立などを求めました。




また、「労働市場の規制緩和・改革」を融資条件にしてきた世界銀行でさえ、リーマンショック以後、方針転換をし、「労働者保護」に役立つ融資をめざしてILO条約に適合した指標づくりを行うようになりました。

富士通総研もデフレの原因に賃金の下落があり、勤労者が購買力を失っていると指摘しているほどです。



足立区でも公共調達や公契約で「ディーセントワーク」の考え方に基づいて、改善

していくべきと思うがどうか、区長の所見を伺います。


区議会のホームページで私の質問と答弁、再質問と再答弁はすべてビデオでご覧になれます。質問は15分ですのでご覧下さい。そして、ご意見・ご要望をお寄せ下さい。

http://www.gikai-adachi.jp/yousu/2010-3/2010092803.asx