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興南高校の春夏連覇と島袋投手

2010-08-24 23:17:59 | スポーツ・趣味

沖縄の興南高校が史上6校目の甲子園大会で春夏連覇を果たしました。エース島袋の最後の投球はやはり直球だった。九回、東海大相模の代打・宮崎に高めの140キロを投じると、バットが空を切った。史上6校目の春夏連覇。沖縄県勢に初の夏の優勝をもたらした。


興南高校エース島袋投手と捕手

沖縄の夢かなえた自在の投球

 準決勝の報徳学園戦で二走に何度も揺さぶられ、投球リズムを崩した点も修正した。
 変化球を多くし、意識的に内野ゴロを打たせた。大量援護に助けられ1失点で投げきった。「最後の最後で理想の投球ができた」と笑みを見せた。



「スタンドの大声援が後押ししてくれた。チームが、そして沖縄県民が勝ち取った勝利」と島袋。沖縄で生まれ育ったエースが、沖縄に新しい一ページを刻んだ。しんぶん「赤旗」8月22日付   

沖縄の心をひとつにー勇気を与えた左腕

 実は彼には意外な一面がある。2004年、米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落したとき、小学校6年生で近くに住んでいた。事故に抗議する「宜野湾市民大会」では、志真志小を代表し、「安心して生活できる環境に」と、壇上から表明し、参加者の感動をさそったという。小さいころから、沖縄のそんな現実を目の当たりにしてきた青年だったのです。島袋くんの面構えは何か、人をひきつけるオーラというか、カリスマ性のようなものを感じていました。


沖縄国際大学では「普天間基地を使用する航空機の飛行中止を求める学内の集い」が開催されました。http://www.okiu.ac.jp/ 
 
声明文は以下の通り

沖縄国際大学への米軍ヘリコプター墜落後、6年日を迎えて(声明)
                    沖縄国際大学
                        理事長・学長 富川 盛武

今年は沖縄国際大学に米軍ヘリコプターが墜落して、6年目になった。事件直後から、理不尽で悲惨な事件に対し米軍をはじめ関係組織に強く抗議し、飛行中止を求めてきた。
しかし、未だ本学の上空を飛行し、問題解決がなされていなく、さらに膠着が続く可能性が高くなった現状を憂い、ここに改めて、普天間基地を使月する航空機の即時飛行中止とともに、普天間基地の一日も早い閉鎖・返還を日米政府はじめ関係組織に要求する。

 事件後、米軍関係者が陳謝し、政府関係者、政党関係者、その他多くの人が本学を訪れ、お見舞いを賜った。その際、「二度とこのような悲惨なことが起こらないように努力、協力する」とのことであった。しかし、多くの人々の抗議・要求をよそに、未だ本学上空を飛行している。しかも、打開策が見えず、普天間基地の危険性が続くことが危惧される状況となっている。遺憾至極である。

 大学は、もとより、静かな環境の中で勉学・研究をする場である。例え、いかなる国際政治論、安全保障論で飛行を正当化しても、大学の静寂・安寧を脅かし、生命すらも脅かす飛行は大学にとって認められない。
「安全、安心、平和」は思想、信条を超えて万人の求めるところである。本学は、地域に根ざL、世界に開かれた大学として、地域と経験を共有しつつ連携して、「安全、安心、平和」のために、普天間基地を使用する航空機の即時飛行中止を求める。