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貧困からのどう抜けるかー湯浅誠さんの講演

2010-08-21 22:13:54 | 貧困と社会
「貧困とのたたかい~地方政治に何がもとめられるか」というテーマで内閣府参与をつとめている湯浅誠さんの講演を聞きました。ビデオは湯浅講演のプロローグの部分です。
 会場は横浜市健康福祉総合センターで、桜木町のみなとみらいとは反対側の駅前にありました。



 湯浅誠さんは足立区の100歳以上のお年寄りの不明問題。家族のありかた、家族は外部と遮断されているとブラックボックスになってしまうかもしれない。二面性があると指摘しました。
    
 これも貧困と関連がある。派遣村やネットカフェ難民で貧困が可視化された。しかし、貧乏イコール貧困ではない、孤立がプラスされると貧困といえるのではないかと指摘。



派遣切りにあっても力のある家族があれば帰るところがまだある。ない家族がささえようとする、ここに無理がある。
 安い年金の両親にメンタルで失業している40代の子ども・・・。

 ワーク・ライフ・ウェルフェア(福祉)・バランス、全員参加型社会の実現をと提唱しました。内閣府の参与をつとめているとのことですが、これに近い提案が「雇用政策研究会の報告」として厚生労働省のホームページ(http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000cguk-img/2r9852000000cgw1.pdf)でも検討されています。



この提案を本当に実現しようとすると財界、大企業へのルールある経済社会をつくるという日本共産党の提案がキーポイントになると思います。