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いのちの山河ー日本の青空Ⅱ

2010-01-14 20:40:40 | Weblog
沢内村の老人医療費無料化、乳児死亡率ゼロを実現した深澤村長の奮闘を感動的に描いた劇映画「いのちの山河」を紹介します。



岩手県沢内村。長く無医村であったこの地で、父親から医者になることを期待されながらも村を離れていた深澤晟雄はある日、妻と帰郷します。
昔と変わらず悲惨な村の状況を前に晟雄は、何とか村をよくしたいと立ち上がります。



自分達を苦しめている問題を打破しようと村民に語りかけ、自らの信念である『生命尊重』行政の在り方を説き、いよいよ村民の医療無料化に踏み切ろうと決意するが、国民健康保険法違反という壁に突き当たります。



しかし、そこから村民のいのちのため、全国に先駆けて何としてでも実現させようと「少なくとも憲法違反にはならない。国がやらないから、村がやるんです!」と憲法25条を盾に、老人・乳児医療無料化を推し進めていきます。



やがて、全国でも最悪の乳児死亡率だった村が、全国初の乳児死亡“ゼロ”という記録を生みだすまでになるドラマを描いた劇映画です。



応援メッセージー伊藤博義/宮城県社会保障推進協議会会長
この映画の舞台・沢内村が、全国に知られるようになったのは、同村が1960年に65歳以上の高齢者の医療費窓口負担をゼロにし、翌年には60歳以上と乳児にも広げ、その結果、全国で初めて「乳児死亡率ゼロ」の記録を達成し、「自分たちで生命を守った村」として一躍有名になったのです。



~中略~1957年村長となった深澤晟雄さんは、「人間尊重、生命尊重こそが政治の基本である」「本来国民の生命を守るのは国の責任です。しかし、国がやらないのなら私がやりましょう。国は後からついてきますよ」と、医療費無料化を実施したのです。これに対して、国や県から国民健康保険法違反として是正を求められましたが、「『健康で文化的な最低限度の生活を営む権利』を保障した憲法25条には違反していません」と言って、怯みませんでした。

足立区の上映会ー連絡先 足立教育会館 ℡ 3899-4922
前売り券 1200円(当日券1500円)
3月20日(土)①午前10時~②午後2時~③6時30分~
竹ノ塚地域学習センターホール(竹ノ塚駅東口徒歩5分)

4月14日(水) )①午前10時~②午後2時~③6時30分~
足立区・西新井文化ホール