控訴をするとどの程度裁判が長くなるのかということについて触れておきます。
判決が到達してから控訴まで14日以内にしなければなりません。
控訴してから、控訴の理由書というのを提出するまでは50日以内です。
控訴理由書が提出されますとそこから1ヶ月そこそこで期日が入ります。
そうしますと、約3ヶ月ちょっととなりますから、控訴審の第1回期日は、
判決が出てから、約3,4ヶ月
とみておけばよいと思います。
控訴審には第一審の記録がすべて行っており、控訴審の裁判官はそれを読んで検討を終えておりますので、新たな証拠を提出するのであれば、原則として控訴理由書の提出期限内に提出しなければなりません。もちろんその後にも提出は可能ですが、どんどん前倒しで提出しないと裁判官の心証(事件についての考え方)はどんどん固まっていってしまいますので、早め早めに提出する必要があります。
主張のほうも第一審とほぼ同じならば、控訴審は第一回で基本的には弁論を終結し、判決期日を2,3ヵ月後に指定します。その上で、和解をするように勧告し、それが整わなければ指定した期日に判決するという流れです。
整理しますと、
控訴審の第一回期日までが第一審の判決が出てから3,4ヶ月後
第一回期日から控訴審の判決までが2,3ヵ月後
であり、準備は第一審の判決の2ヶ月以内に完了する必要があります。
一審が長かった人ほど、あっという間に終了するように見えるほど、高裁はスピード感があり、一審とは違いますから、注意してください。
判決が到達してから控訴まで14日以内にしなければなりません。
控訴してから、控訴の理由書というのを提出するまでは50日以内です。
控訴理由書が提出されますとそこから1ヶ月そこそこで期日が入ります。
そうしますと、約3ヶ月ちょっととなりますから、控訴審の第1回期日は、
判決が出てから、約3,4ヶ月
とみておけばよいと思います。
控訴審には第一審の記録がすべて行っており、控訴審の裁判官はそれを読んで検討を終えておりますので、新たな証拠を提出するのであれば、原則として控訴理由書の提出期限内に提出しなければなりません。もちろんその後にも提出は可能ですが、どんどん前倒しで提出しないと裁判官の心証(事件についての考え方)はどんどん固まっていってしまいますので、早め早めに提出する必要があります。
主張のほうも第一審とほぼ同じならば、控訴審は第一回で基本的には弁論を終結し、判決期日を2,3ヵ月後に指定します。その上で、和解をするように勧告し、それが整わなければ指定した期日に判決するという流れです。
整理しますと、
控訴審の第一回期日までが第一審の判決が出てから3,4ヶ月後
第一回期日から控訴審の判決までが2,3ヵ月後
であり、準備は第一審の判決の2ヶ月以内に完了する必要があります。
一審が長かった人ほど、あっという間に終了するように見えるほど、高裁はスピード感があり、一審とは違いますから、注意してください。