リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マスクを止めるかどうかの判断はリスク管理のうち

2023年03月21日 | 日々の風の吹くまま
3月20日(月曜日)。☁🌧☁。春分の日。今日の午後2時24分から「正式」に春。でも、今年の春は平均より気温が低めで、雨も少なめらしい。ということは、プランターの種まきや植え付けの時期も遅れがちだろうから、4月の半分を留守にしても、帰って来てからでも十分間に合いそうかな。

今日こそはと、書きかけの友だちへの手紙。コロナの現状に始まって、マスクの話。個人の判断に任せられることになった日本ではどうなんだろう。そもそもマスクの着用は法律に共づく「義務」だったのかな。BC州では2020年の3月に出されたコロナの非常事態宣言の下で、緊急対策法に基づいていろんな規制やら禁止やら義務やらが実施されて、屋内でのマスク着用義務もそのひとつだった。元々マスクをして街を歩く文化習慣のないところだから、最初の頃は抗議行動があったりしたっけ。でも、特に同調圧力があったとは思えないけど、いつのまにかほとんどの人が道路を歩くにもマスクをするようになったから、慣れと言うのはおっそろしい。店やオフィスに出入りするたびにマスクを付けたり外したりするのがめんどうだったからと言う人もいたけど、確かにそれもあったのかな。屋内でのマスク義務が正式に解除になったのはもう1年前の話だけど、最初のうちは外した人の方が少数派だったのが、今ではマスク姿はもうあまり見かけなくなった。そのうちもっと気温が上がって来たら、暑くなってやめる人が増えるんじゃないかな。

日本の厚生労働省がの「脱マスク」に関するお達しによると、「これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。 本人の意思に反してマスクの着脱を強いることがないよう、ご配慮をお願いします」。屋外では「原則不要」ってことは、したけりゃしなさいってことで、屋内での「原則着用」は嫌ならしなくてもいいってことだから、義務じゃなかったと言うことかな。でも、ニュース写真を見る限りでは、原則不要の屋外もマスクの海だったな。最後の1文がいかにも日本的で、なかなか奥が深いと思うね。BC州では「2022年3月11日午前0時1分を以ってマスク義務を解除」みたいな素っ気ないお達しだったもの。

大半の人たちがマスクを外しても、コロナの感染が拡大することはなかったから、マスクが感染を防ぐ効果があったのかどうかは怪しいもんだけど、かかった人が他人に移さないためというのは理に叶っていたんだと思う。私たちはつい1週間前までマンションの共有部分やスーパーや電車の中でマスクをしていたけど、ほぼ惰性だったし、使い捨ての青い医療用マスクに発がん物質であるホルムアルデヒドや接触性皮膚炎を起こす化学薬品がごく微量ながら含まれていると言う新聞記事があって、それを読んだカレシが「マスクはやめた」と宣言したもので、今はポケットに入れて歩いているだけ。人ごみでマスクなしでいる感染リスクが、好ましくない化学薬品による健康リスクを上回ると判断したら出してつければいいわけで、それが個人の判断ってやつ。小町横丁では「顔を見せるのが嫌でマスクを外したくない」というのもあったけど、マスクをしない人が増えてもマスクをしたままで歩いていたら、コイツはよっぽどブスなんだなと思われてしまうかもしれないね。そのあたりの個人の判断は難しそう。ま、天気のいい日はマスクを取ってすれ違う人にスマイルを振りまく方が気分がいいんじゃないかと思うけどな。



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