9月1日(金曜日)。☀⛅。はあ、もう9月になっちゃった。子供たちにとっては夏休みの遊び納めの週末で、レイバーデイの三連休が終わったら、一斉に新学年。何でもBC州では教員不足が深刻化しつつあるんだそうで、教員組合によると現行の給与では住むところも日々の生活もままならないのが原因らしい。左派政権になるたびに組合が子供たちの将来のためだと言って賃上げ闘争をやって来たおかげで、BC州の教員の年収はすごいし、リタイアした後の組合年金もすごいと聞いていたけどなあ。そういう環境で教育されて来て社会に出て来た子供たちはというと、ワタシとしてはつい自分に子供がいなくて良かったと思ってしまうわけ。まあ、今どきの先進国ならどこも似たようなもんじゃないかな。
ヨーロッパのある航空会社が、子なしカップルや出張のビジネスパーソン向けに、飛行機の中に壁やカーテンで仕切った「16歳以上のみ」のゾーンを設けたそうで、掲示板なんかで飛行機の中で泣き叫ぶ赤ん坊や騒いでいる子供を放任する親に迷惑を被っている苦情をよく見るようになったと思っていたところだから、さもありなんかな。気圧の変化などで赤ん坊が泣き出すのは致し方ないところがあるけど、しつけがなっていない子供は(特に子供のいない客には)確かに迷惑だよね。あれ、自家用車が普及して、家族そろって車で旅行するのも普通になったせいで、車の中が「我が家」の延長のようになって、その感覚が飛行機の中にも持ち込まれているんじゃないかな。ネットの世界で育った若い層に至っては、周りに生身の人間がいると言う感覚すらないような、要するに「そこにいるけど、そこにいない」ような人が増えている感じだし、そういうのがコロナの間に増長されんじゃないかと思う。
こういう「大人オンリー」とか「家族連れオンリー」とか「お静かにゾーン」とか言うサービスをやっている航空会社は他にもあるそうで、見たところ主にアジア圏の格安航空会社(LCC)なのがおもしろいところで、私たちが行儀の悪い子供(と親)に辟易させられたのは2回くらいで、どっちもアジア系の家族だったから、子育て観念の違いなのかも。子供フリーで思い出したのが、10年くらい前のカナダ西部でLCCとして創業して人気のあったウェストジェットのコマーシャル。画期的な新サービスとして、カウンターで小さい子を手荷物と一緒に預けると、子供は「トラベル・トボガン」という専用のトレイで手荷物コンベヤで運ばれ、係が貨物室の専用スペースに送り届けて、飛行中は保育士が世話をしてくれるというもので、「おもちゃもおやつもたっぷり。好きなだけ走ったり、叫んだりできます」。一方で、子供から解放された両親は機内で頬を寄せ合って「ハネムーン気分」。最後に子供が「エイプリルフール!」と種明かしをしてジ・エンドとなるんだけど、コマーシャルが流れた後で予約の問合わせ電話が殺到したという、笑うに笑えないオチがついている。それだけうるさい子供を何とかしてくれと内心願っている大人が多いってことなんだと思う。
もちろん、子供を貨物室に乗せるなんてことは現実としてできないのは当然なわけで、それでも騒ぐ子供から離れたいという潜在的な需要があるのは確かだろうと思う。まあ、赤ん坊は泣くしかコミュニケーションの手段がないんだし、小さい子は目先が変わると興奮しがちなんだから、問題の根源は行儀の悪い子供じゃなくて、家の外に出てもそのままマイホーム感覚で行動する親の問題だと思うけど、その前に学校教育の環境や目標にも何らかの問題があるんじゃないかな。でも、子供を産み育てなかったワタシがSNSなんかでそんなことを言ったら、それこそ子育て中のママたちから非難囂々で大炎上するだろうな。ワタシ、自分は産めなかっただけで、子供は誰の子でもかわいいと思うけど、だからといって何時間も閉じ込められる飛行機の中でぎゃんぎゃん騒がれたら、イライラするだろうな、やっぱり。いや、子供だけじゃなくて、あたりかまわず大声でしゃべりまくるコドモオトナにも・・・。
ヨーロッパのある航空会社が、子なしカップルや出張のビジネスパーソン向けに、飛行機の中に壁やカーテンで仕切った「16歳以上のみ」のゾーンを設けたそうで、掲示板なんかで飛行機の中で泣き叫ぶ赤ん坊や騒いでいる子供を放任する親に迷惑を被っている苦情をよく見るようになったと思っていたところだから、さもありなんかな。気圧の変化などで赤ん坊が泣き出すのは致し方ないところがあるけど、しつけがなっていない子供は(特に子供のいない客には)確かに迷惑だよね。あれ、自家用車が普及して、家族そろって車で旅行するのも普通になったせいで、車の中が「我が家」の延長のようになって、その感覚が飛行機の中にも持ち込まれているんじゃないかな。ネットの世界で育った若い層に至っては、周りに生身の人間がいると言う感覚すらないような、要するに「そこにいるけど、そこにいない」ような人が増えている感じだし、そういうのがコロナの間に増長されんじゃないかと思う。
こういう「大人オンリー」とか「家族連れオンリー」とか「お静かにゾーン」とか言うサービスをやっている航空会社は他にもあるそうで、見たところ主にアジア圏の格安航空会社(LCC)なのがおもしろいところで、私たちが行儀の悪い子供(と親)に辟易させられたのは2回くらいで、どっちもアジア系の家族だったから、子育て観念の違いなのかも。子供フリーで思い出したのが、10年くらい前のカナダ西部でLCCとして創業して人気のあったウェストジェットのコマーシャル。画期的な新サービスとして、カウンターで小さい子を手荷物と一緒に預けると、子供は「トラベル・トボガン」という専用のトレイで手荷物コンベヤで運ばれ、係が貨物室の専用スペースに送り届けて、飛行中は保育士が世話をしてくれるというもので、「おもちゃもおやつもたっぷり。好きなだけ走ったり、叫んだりできます」。一方で、子供から解放された両親は機内で頬を寄せ合って「ハネムーン気分」。最後に子供が「エイプリルフール!」と種明かしをしてジ・エンドとなるんだけど、コマーシャルが流れた後で予約の問合わせ電話が殺到したという、笑うに笑えないオチがついている。それだけうるさい子供を何とかしてくれと内心願っている大人が多いってことなんだと思う。
もちろん、子供を貨物室に乗せるなんてことは現実としてできないのは当然なわけで、それでも騒ぐ子供から離れたいという潜在的な需要があるのは確かだろうと思う。まあ、赤ん坊は泣くしかコミュニケーションの手段がないんだし、小さい子は目先が変わると興奮しがちなんだから、問題の根源は行儀の悪い子供じゃなくて、家の外に出てもそのままマイホーム感覚で行動する親の問題だと思うけど、その前に学校教育の環境や目標にも何らかの問題があるんじゃないかな。でも、子供を産み育てなかったワタシがSNSなんかでそんなことを言ったら、それこそ子育て中のママたちから非難囂々で大炎上するだろうな。ワタシ、自分は産めなかっただけで、子供は誰の子でもかわいいと思うけど、だからといって何時間も閉じ込められる飛行機の中でぎゃんぎゃん騒がれたら、イライラするだろうな、やっぱり。いや、子供だけじゃなくて、あたりかまわず大声でしゃべりまくるコドモオトナにも・・・。
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