リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

フルタイムで遊びモードに戻ったので

2020年10月13日 | ミニチュア工房にて
10月12日(月曜日)。☀☁☀。感謝祭。今年は私たちも家族も友だちも誰ひとり今のところコロナに罹らず、私たちはリタイア生活に困ることもなく、たいていの好きなことができて、おいしいものを食べて暮らせている毎日に感謝しよう。地平線の真っ黒な雲の上で燦々と輝く朝日がうれしいね。朝一番のメールは翻訳プロジェクトが来年まで中断というお知らせ。終わっている分については払ってもらえるそうなので、それじゃあ「後日通知」があるまで、心おきなくフルタイムで「遊びモード」に戻ることにしよっと。

ということで、さっそくミニチュア工房入り。ほぼ1週間前に仕事と並行でスタートした「ドナの憩いの家」は、最初に壁と床、暖炉を組み立てた後は、仕事がない日や仕事のある日の午前中1、2時間の作業。まずは位置を変えにくい大きな家具を作って所定の場所に置いて全体をイメージするわけだけど、パーツを糊付けするだけの家具でも金具を変えたり、厚紙のパーツを木の板に作り変えたり。Rolife製なら板をレーザーでカットするパーツが広州のメーカーのは厚紙を切り抜いて折るようになっていたりするから、見た目も安っぽいのでつい自分流になる。輸出用の安い玩具を作る企業だからさもありなんというところだけど、使い残しの紙切れ、木切れ、布切れ、ビーズやハトメ、簡単に手に入らないパーツの類を「宝の箱」に集めておくのはこのため。これで何ができるかなあと想像を膨らませるのも楽しいから一石二鳥かな。



白い暖炉は一見おしゃれだけど、マントルピースの下に少女趣味的な飾りをぶら下げるようになっていて、それが何とも幼稚なので、紙類が詰まっている宝の箱から見つけた装飾タイルのような紙を貼ってみたら、ほら、ヨーロッパのおうちの雰囲気になったじゃないの。白いレンガの煙突に初めから印刷してあって上に額縁を貼るだけの絵は後で変えよっと。サイドボード(引き手だけ変更)、テーブル、スツールは簡単だったけど、サイドテーブルは正面が紙切れに引き出しを印刷したものだったので、板を寸法に合わせて切って、錐の先で引き出しのラインを付けて、白い絵の具をさっと塗って、細いスティックを切って引き手にしたら、ほら、ちゃんとまともに見えるじゃないの。一番の頭痛の種だったのはソファ。元のキットのは真っ白で見たところおしゃれなんだけど、思い描いたイメージにそぐわない。そこでおとなしいベージュの生地に変えてみたんだけど、肘掛の気取った曲線が生地を被せるのに邪魔だし、接着剤が浸み出すしで、きのうとうとう一応できあがっていたのをばらして一からやり直し。ソファの背もたれと座面には扱いにくい合繊の綿の代わりに2枚重ねの厚いフェルトを入れて、肘掛はシンプルに、生地は糊付けしやすいベージュのフェルト。足を付けるかどうかは後で考えることにして、所要時間は1時間足らず。思いつきで背もたれにレースをかけて、クッションを2個おいたら、ドナにぴったりの気楽にくつろげそうな雰囲気になった。



さて、次は窓のカーテン、その後は想像まかせの自分流を楽しめる小物や飾りの類、そして仕上げは照明(電気スタンドとシーリングファンライト)の順か・・・。




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