リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ゼイキンの季節が来た

2024年02月28日 | 日々の風の吹くまま
2月26日(月曜日)。🌤☀。ちょっと肌に刺すような風があるけど、朝からいい天気。でも、「冬型天気注意報」みたいな何ともヘンな注意報が出ているなあ。明日の夕方までにはべた雪か雪交じりの雨になって、もしかしたら積雪によって夕方のラッシュ時が混乱する可能性ありって。でも、雪が消えかけていた山はまたかなり白くなっているから、あっちの方にさらに雪が降るんだったら言うことなしだけどなあ。

所得税申告の準備をする季節になって、税控除用の領収書を保管しておくファイルフォルダに郵送されて来る書類を放り込んでいるうちにフォルダが膨らんで来たので、カレンダーにフラグが付いていない今日のうちにちょっと整理しておいた方が良さそう。申告そのものは昔勤めていた会計事務所にやってもらっているので、ワタシがおひとり様稼業からリタイアして決算書類を作らなくてもよくなった今は書類さえ完備すれば後はお任せで楽なんだけど、それでも、所得の方は年金の支給明細の他に個人年金や(個人名義や共同名義の)投資益や利子所得の明細書、控除の方はカレシの処方薬や歯科治療、寄付、旅行(医療)保険などの領収書の類といった書類がごちゃごちゃとあって、所得税の申告は個人単位なので、ワタシのもの、カレシのもの、会計士が裁量で振り分ける連名のものに分類しなければならないからますます厄介。

思えば、共働きを始めてからフリーになるまで、所得税の申告は家計を管理してたワタシの仕事で、毎年自分のとカレシの申告書を作って、カレシは自分の分にちゃちゃっとサインするだけ。当時は州税の監査官だったので、税金の話はうんざりだというわけ。まあ、あの頃は2人とも所得は給料と少額の利子くらいのもので、控除と言っても申告書に印刷されているものだけだったから、電卓をポンポンと叩いて数字を出して手書きで記入して、それぞれが申告書にサインして、別々の封筒に入れて、追加納税があれば小切手を同封して、切手を貼ってポストに入れておしまい。そのうちに確認のレターが来て、還付があれば小切手が送られてきたものだった。追加納税にしても還付にしても大した金額じゃなかったし、いたって気楽な時代だったな。

それが様変わりしたのはカレシに押しまくられてフリーランスに「転職」してから。その頃はまだ珍しかった会計ソフトを導入して帳簿を付けていたけど、減価償却する機材がマック(日本語環境)が1台とPCが2台(日本語環境と英語環境)があり、プリンタにファクス機にコピー機にオフィス家具ありで、おまけに想像もしなかった仕事量でひたすらキーを叩く毎日では毎月の貸借対照表と損益計算書を作るのが精いっぱい。所得税申告用の事業所得の計算なんてやってられないと古巣の会計事務所に頼んだ次第だけど、出来上がって来た申告書は40ページを超えるぶ厚いものだったのでびっくり仰天。所得の数字もびっくりものだったけど、納税額は勤めていた頃の年収以上だったからびっくりどころか唖然、茫然。まあ、それほど猛烈にブラックなおひとり様稼業だったってことだけど、あのとき絶好のタイミングで当時のグローバリゼーションの時代の波に乗ってがんばったから今の暮らしがあるわけで、でもそう思ってもやっぱりゼイキンはねえ・・・。




山には雪・・・冬遠からじ?


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