リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

災いを福に転じて良しとしよう

2023年04月24日 | 日々の風の吹くまま
4月22日(土曜日)。☁🌧☁🌧。とんでもないバケーションから何とか無事に帰って来て1週間で、休養期間の終わり。来週は予定がいっぱいで忙しいから、ちゃんと休養の仕上げをしとかなきゃね。何しろ、火曜日はワタシの誕生日で、グランヴィルアイランドでディナーをしてから、旅行中でオープニングを外した『Rubaboo』を観るし、翌日の水曜日はスタンリー劇場で『The Legend of Georgia McBride』のオープニングがあるし、木曜日はワタシが午後にBMOセンターでアーティスト基金の選考委員会に出向いて行かなければならないし、金曜日はワタシが歯医者。その間にマンションのルーフデッキのアンカーの法定点検があるし、所得税の確定申告の期限前の最後の週で、申告書が送られて来たらすぐに電子申告のサインをしなきゃならないし、ほんと、いっそがしいったらないんだから、もう。

毎年Arts Clubのクルーズをオーガナイズするトラベルエージェントのジェフは、いつも打ち合わせのために先に現地入りして、船を降りた後も事後処理を済ませてから、みんなより数日遅れて帰って来る。今回はご難続きで大変だったろうと思って、ご機嫌伺いのメールを送ったら、おととい帰って来たばかりで、具合が悪くて、てっきりコロナに罹ったと思ってたけど、3回検査して3回とも陰性だった、でもツアーのメンバーの中に帰国後に検査したら陽性だった人が何人かいたと言う返事。うは。今ごろ陽性と言うことは、周遊クルーズの後半に感染したと言うことで、前半の終わりから隔離に入っていた私たちとは関係なさそうだけど、前半でも船の中で咳をしていた人がけっこういたな。起点のアムステルダムを出発したばかりの頃の天気は、日中でもひと桁。翌日のナイメーヘンでは何と真冬みたいな1度で、おまけに風が強かった(だから風車がある)から、「中世の街並み」を歩いて観光して船に戻る頃には骨の髄まで冷え切っていたので、みんなが風邪を引いたかもと思っていたみたい。

コロナのオミクロン株は潜伏期間が1日から4日と言われているから、帰国して検査で陽性になった人たちはブリュッセルを出た後に感染したってことだな。ブリュッセルでは1週間のクルーズで乗っていた人たちが下りて、新たにアムステルダムまで1週間のクルーズの人たちが大勢乗って来たから、その中に無症状のままでウィルスを持って来た人たちがいたとしても不思議はないし、みんな毎日観光に出ていたから、もういつどこで誰がコロナを拾って来るかわからない(ジェフもドクターもそう言っていた)わけで、症状が出て検査して陽性と分かった人たちを隔離したところで意味はないと思うんだけどな。ひょっとしたら、もしや?と思っても、クルーズ中に検査すると、陽性だった場合に私たちのように自主隔離ということになって、せっかく大枚の費用をかけたバケーションが台無しになりかねないので、ちょっとくらい鼻水や咳があっても、素知らぬ顔をしていたのかな。で、感染者と同じ船に乗っていて移されなかったかなあと、帰って来てすぐに自分で検査したとかね。

まあ、クルーズ会社のコロナ感染防止策ってのは、集団感染などが起きて、メディアのさらし者になったり、訴訟を起こされたりするのを阻止するためのものなんで、だから、自主隔離している私たちと接触するスタッフは誰もマスクなんかしてなかったし、ドアを開けてマスクなしで応対していたワタシともごく近くで普通に話をしていたんだと思う。要するに、ひたすら感染した客と他の客の接触を遮断することしか頭にないわけ。ジェフもそのところはよくわかっているから、何かにつけ「運が悪かったねえ」と慰めてくれたけど、まさにそうとしか言いようがないな。まあ、キャビンに籠っている間に、いろんなことにじっくりと思いを巡らせることができたし、新しい視点が見えて来たりしたから、それをこの先の人生に活かせたら、災いを転じて何とかってことだな。



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