リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

春がそこまで来ている気配

2024年03月13日 | 日々の風の吹くまま
3月11日(月曜日)。☁🌧☁🌧。目が覚めたら何とまた9時半。夏時間初日のきのうは朝起きるのこそ遅かったけど、ランチもマティニも晩ご飯もちゃんと普通の時間に支度をして食べたんだけど、どうやら体内時計の針を動かすのを忘れてしまったみたい。それにしても、きのうの午後遅くにちょっとの間ながら晴れて来そうな空模様になって、フレーザー川の辺りから薄い虹が立ち上っていたんだけど、浅き夢見しってところだったのかな。


浅き夢見し・・・今日は雨

やる気がもりもりになったおかげで、午後はまずネイサンの脚本(ミュージシャンでもあるのでせりふがとっても音楽的)を読むことから始めて、トフの奇抜なひねりの利いた殺人ミステリ(おもしろい!)を読み、ペイジのあらすじを読んで一筋縄ではいかない性格分析と進んで、脳内はジンジンと騒然。ソファに寝転がってリラックスして読める小説と違って、芝居の脚本は少なくともワタシには立っているか歩き回るかしながら読む方がわかりやすい。脚本や台本を読むということは、生身の人間が現実空間の舞台でやり取りする話し言葉を文字で「聞いている」ようなもので、何語であれワタシの感覚では「垂直型言語」なわけ。あ、脳内がジンジンと騒がしいのは「脳作業」とは無関係。(四六時中のことなので慣れっこになって気にならないし、耳は聞こえが良過ぎるくらいなので、脳みそを絞った後に冗談半分にそう言ってみるだけ・・・。)

ひと息入れたところで明日の朝のバナナがないことに気がついて、雨がしょぼつく中をスーパーまでひとっ走り。牛乳と(ワタシのランチ用の)にんじんジュースと(マティニタイムの)チーズとバナナをレジかごに放り込んでささっとレジへ。いつもはカスタマーサービスのカウンターにいて車付きのレジかごを出してくれるミシェルがレジをやっていて、「あら、今日は駆け込みの駆け出しなのね」。そうなのよぉ。とりあえずすぐに要るものだけ。「じゃあ、この次は大きいってことね」。うん、乞うご期待よ。「合点。いつものレジかごを用意しておくわよぉ」。あはは。このスーパーでは普通のレジかごと車付きの2種類あって、大きい買い物のときは楽な車付きを使うんだけど、(客が持ち帰ってしまうのか)「盗難」が多発するようになったために、カスタマーサービスで貸出し表に名前を書いて「質」を入れて貸してもらうしくみに変更。それでいつの間にかカウンターにいるミシェルと仲良しになったわけ。(おしゃれな街作りに躍起の市議会の思惑に反して)我が「六丁目商店街」にはまだ(東京風に言うなら)下町っぽさが残っているのがいいところ。

夜になって雨がじゃぶじゃぶ。山の上も雨なのかなあ。せっかくかなり低いところまで白くなって、スキー場は大喜びだったのに、来週からは学校が一斉に2週間の春休みに入るというのに、雨は恨めしいだろうな。でも、ふもとの方は気温が上がって雨が降るのは大歓迎。週末には予想最高気温が18度とか19度という信じられない予報で、エレベータ―の中でも「ビーチサンダルを出しておかなきゃ」というおどけた会話が弾んで楽しい。だって、もう3月も半ばだもん。春なんだもん。(時計はもう「夏」なんだもん。)まあ、窓を叩く雨の音を聞きながら、今度はワタシの脚本の手直し・・・。




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