goo blog サービス終了のお知らせ 

リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

きのうも今日も演劇びたりで・・・

2024年03月07日 | 日々の風の吹くまま
3月5日(火曜日)。🌤☀。思ったほどには寒くならなくていい天気。あと2週間もすれば公式に春になるんだけど、次の日曜日からはいわゆる「夏時間」。順序が逆だと思うんだけど、昔は4月の末だった夏時間への切り替えが「春分の日」よりも早くなったのはアウトドアビジネスのせい。日暮れが遅くなれば仕事の帰りにちょいとゴルフを1ラウンドとかビーチでリラックスという気になるはず・・・という目論見だったらしいけど、効果のほどはいかに。コロナの前に夏時間の通年化が期待されて、BC州議会はとっくに廃止の議案を可決しているんだけど、同じ時間帯のアメリカ側の3州と同時じゃないとまずいということでアメリカ連邦議会の承認を待って・・・というはずだったのが、アメリカの議会は未だに砂場の子供のけんかの様相でそれどころじゃないないまま・・・。

ゆうべのArts Clubの新シーズン発表会は盛況だった。シーズン通しての前売り(サブスクリプション)を宣伝するのが狙いで、上演中の芝居のセットの前に大きなスクリーンを置いて、芸術監督のアシュリーが第1作から順番に紹介して行くんだけど、今回は1作ごとにミュージカルなら主演者の1人が1曲歌ったり、ドラマなら作者のメッセージのビデオを流したり、圧巻は剣士のチャンバラやベースになった古い名画のシーンとか工夫が凝らされていて、ひとつのショーになっていたのは立派。ざっと並べると、スタンリー劇場(650席)での第1作『Jersey Boys』で始まって、次にグランヴィルアイランド劇場(450席)で『Miracle on 34th Street』(名画「34番街の奇跡」の舞台化)。後はスタンリーでクリスマススペシャルとして『Dolly Parton’s Smokey Mountain Christmas Carol』があって、年明けから『Three Musketeers』(名作「三銃士」の舞台化)、『Cambodian Rock Band』、『Casey And Diana』と続いてトリはブロードウェイのヒットミュージカル『Waitress』。グランヴィルアイランドでは『Primary Trust』、『Burning Mom』と続いてトリはアガサ・クリスティーの『The Mousetrap』。ニューモント劇場(250席)はレギュラーの公演をせずに去年大ヒットしたクリスマスの特別ショー『The Gingerbread Men』だけ。これまでのシーズンより本数は少ないけど大きいスタンリーに主軸を置いて、さらにそれぞれの公演期間を長めにしているところが特徴かな。コロナで大打撃を受けて赤字に転落した劇団を立て直す手段としては賢いと思う。

今日は今日で、ワタシはハナちゃんとランチ。英語の勉強のためにも戯曲を読みたいと思って図書館に行ったけどシェイクスピアしかなかったというので、ワタシが持っているのを貸してあげることにして、本を渡すのにかこつけて2人で女子会ランチというわけ。ワタシの本棚には演劇に首を突っ込んでから買い集めた戯曲が150冊あって、第1回として選んだのはモリス・パニッチの荒唐無稽な『Girl in The Goldfish Bowl』とダークな『Gordon』の他にカナダの公民権運動を代表する(10ドル札になっている)ヴィオラ・デスモンドを描いたアンドレア・スコットの『Controlled Damage』 とジョージ・F・ウォーカーの『We the Family』 の4冊。カレシ用にツナサンドを作り置きしてモールへ。長居しやすいフードコートでスシ屋に行ったら、おじさんに「今日はお嬢さんと一緒ですか」と聞かれて目を白黒。娘だったらうれしいけどねえと返事したけど、(ハナちゃんはやっと30だから)お孫さん?と聞かれなかったのは何より。あはは。巻きずしを食べながら、(英語で)芝居の話、英語勉強の話、語学の話、食べ物(たこ焼き)の話・・・。

帰って来たらもう3時近くて、メールであさってのワークショップの材料が来ていたので、はっ、ワークショップは欠席だけどちゃんと読んでコメントや質問をまとめて送っておかなくちゃっ。演劇界での仕事から劇作家への道を目指している若い世代4人のBブロックはどれもコメディで、出だしの部分からおもしろそうだなあという脚本が勢ぞろい。ワタシが属するAブロックはもっと年が行った世代でワタシ以外は演劇界や文筆界で食べて来た人たちばかり。申し込んだときに脚本の草稿ができていると言っちゃったせいでこうなったのかな。Arts Club内部ではほとんどの人たちがワタシが芝居の翻訳者を目指しているのを知っているので、大口後援者としての立場との利害対立を避けるために「売り込み」をしたことはないし、ワークショップだって公募に応じて願書を出して受かって受講料を払って参加しているんだけど、もしもみんなが陰でそれとなく後押ししてくれているとしたら感謝感激。はいっ、心遣いを裏切らないようにがんばりますっ。


コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。