「インディアンサマー」と呼べそうないい天気。そそくさと朝食を済ませて、ひとりでグランヴィ
ルアイランドへ。地下鉄駅まで徒歩15分。4つ先のオリンピックヴィレッジ駅で降りて、駐車
場を抜けてフォルスクリークへ。おしゃれなおばあちゃんが「ウォーターフロントに出たいん
だけど」と言うので、おしゃべりしながら一緒に歩いた。ひとりになったので趣味として46年
住んだバンクーバーを「観光」しているとか。ワタシ、40年。「万博があってから変わったわ
ねえ」。そうねえ。「ちょっと息苦しい街になったわ」。うんうん、40年前と比べたらそうかもね。
おばあちゃんを遊歩道の方へ誘導して、ワタシはアイランドに行く近道をてくてく。
コミュニティセンターの横を抜けて、劇場に向かう途中に工業地区だったアイランドに唯一
残ったセメント会社の作業場がある。コミュニティサービスのつもりか、よくコンクリートミキ
サーにいろんな絵を描いて走らせているけど、最近コミュニティアートの一環としてブラジル
から双子のグラフィティ(落書き)アーティストを招いて、5本の無粋なセメントサイロに絵を
描かせたら、こんな↓傑作ができた。
劇作ワークショップのリーディングがある小劇場は友だちの応援なのか、高校生でいっぱい。
脚本の抜粋を4人のプロの俳優が読み上げる形式で、作品は4本。これがすごい。3本は
ワークショップの卒業生のもので、一番衝撃的だったのはレベル1を終えて、これからレベ
ル2に上がるという、3年生になったばかりの女子高生の作品。ワタシの隣の席に座ってい
た彼女はポニーテールにフレアスカートに赤いスニーカーと、見たところいかにも典型的な
ティーンなんだけど、作品は、テーマの重さといい、インパクトのある展開といい、ドラマの
奥行きといい、よく直木賞なんかをもらって「十代のみずみずしい感性が溢れる」作品なん
て評されているのとは大違い。大人びているどころか30代か40代の大人が書いたとしか
思えなかった。レベル2でさらに推敲を重ねるということだったけど、これが才能というもの
かとつくづく思ったな。いやあ、すごい、ほんと・・・。
また25分くらい近道をてくてく歩いて、地下鉄に乗って、ランガラ駅から15分てくてく。いい
運動になったけど、頭の方はもっと刺激されて、書きたい気持になって来た。才能の方はあ
と10パーセントくらい足りないけど・・・。
ルアイランドへ。地下鉄駅まで徒歩15分。4つ先のオリンピックヴィレッジ駅で降りて、駐車
場を抜けてフォルスクリークへ。おしゃれなおばあちゃんが「ウォーターフロントに出たいん
だけど」と言うので、おしゃべりしながら一緒に歩いた。ひとりになったので趣味として46年
住んだバンクーバーを「観光」しているとか。ワタシ、40年。「万博があってから変わったわ
ねえ」。そうねえ。「ちょっと息苦しい街になったわ」。うんうん、40年前と比べたらそうかもね。
おばあちゃんを遊歩道の方へ誘導して、ワタシはアイランドに行く近道をてくてく。
コミュニティセンターの横を抜けて、劇場に向かう途中に工業地区だったアイランドに唯一
残ったセメント会社の作業場がある。コミュニティサービスのつもりか、よくコンクリートミキ
サーにいろんな絵を描いて走らせているけど、最近コミュニティアートの一環としてブラジル
から双子のグラフィティ(落書き)アーティストを招いて、5本の無粋なセメントサイロに絵を
描かせたら、こんな↓傑作ができた。
劇作ワークショップのリーディングがある小劇場は友だちの応援なのか、高校生でいっぱい。
脚本の抜粋を4人のプロの俳優が読み上げる形式で、作品は4本。これがすごい。3本は
ワークショップの卒業生のもので、一番衝撃的だったのはレベル1を終えて、これからレベ
ル2に上がるという、3年生になったばかりの女子高生の作品。ワタシの隣の席に座ってい
た彼女はポニーテールにフレアスカートに赤いスニーカーと、見たところいかにも典型的な
ティーンなんだけど、作品は、テーマの重さといい、インパクトのある展開といい、ドラマの
奥行きといい、よく直木賞なんかをもらって「十代のみずみずしい感性が溢れる」作品なん
て評されているのとは大違い。大人びているどころか30代か40代の大人が書いたとしか
思えなかった。レベル2でさらに推敲を重ねるということだったけど、これが才能というもの
かとつくづく思ったな。いやあ、すごい、ほんと・・・。
また25分くらい近道をてくてく歩いて、地下鉄に乗って、ランガラ駅から15分てくてく。いい
運動になったけど、頭の方はもっと刺激されて、書きたい気持になって来た。才能の方はあ
と10パーセントくらい足りないけど・・・。