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[国王杯]バレンシア1-1デポルティーボ・ラコルーニャ

2006年02月02日 17時05分29秒 | 国王杯、CL、親善試合、Spanish articles
67分にPKを取られて、試合は1-1で終了。2試合合計1-2で、バレンシアは国王杯敗退。

ビージャ:「審判たちが僕らを敗退させた。僕らが、コインの代償を払うことになった
とは、なんて残念なことだろう。」「ただ無力感だけ。何もできることはない。戦略も
試合もない。こんなことがもう起きないことを願うよ。」

アルベルダ:「だまされたような気がする。彼(主審)は、前もって考えていたんだと
思う。デポルが悪いわけではない。彼は、あれがペナルティではないと知っていた。僕は
多くの経験をしてきた、自分たちに有利なことも不利なことも。でも、今日は、あまり
にもとんでもなかったよ。」

選手たちにこんな発言をさせるなんて、いったいどういうジャッジをしたの???
腹が立つのを通り越して、悲しくなるんですけど・・・。
さきほど夜のニュースで、問題のアルベルダとセネルのPKシーンを見ました。
そうですね、普通だったらPKにならないですよね。確かにアルベルダともつれてセネルは
転んでいますが、自分からバランスを崩しているように見えるし、またたとえ転んで
いなくてもどちらにしろボールに届かなかったように思えます。わりとよく見るタイプの
シーンですが、これでPKというのは記憶がないかな。ただ、PKの原因となったプレイが
わかる分、ファーストレグのPKよりはましかもね(あのときはどれを取ったのかすら
不明だったから)。

asより:


バレンシアは、国王杯にグッドバイを告げた
デポルティーボは、非公開で行われた「コインの試合」で引き分け、準決勝に進んだ。カパロスのチームは、トリックをうまく演じ、セネルに与えられた極めて疑わしいPKのおかげで得点。観客の助けがなかったバレンシアには、勝利に必要な時間も強さもなかった。

非公開の試合というのは、物珍しく奇妙なものだ。まるで、コロッセオにローマ人のいないグラディエーターの戦いのように。きっと剣のぶつかり合いだけが聞こえただろうが、ここメスタージャで聞かれたのは、ボールを蹴る音、ののしりあい、監督と選手たちの叫び声。彼らにとっても、状況はまた驚くようなもので、まるで観客のいない地区のサッカー大会や公園での子どもの試合に戻ったようだったろう。(中略)

試合は中断された前半から始まり、あっという間にハーフタイム。5分後にはもう、ピッチには22人の選手たちがいた。(21人ですよね!)後半のゲームは、1週間前の試合とまったく同じようだった。つまり、多くのプレッシャー、多くのファウル、そしてほんの少しのゲーム。デポルティーボは最初のうちボールを支配し、カプテビージャのFKはかなり危険なものだった。バレンシアのほうは、ボール支配率は対等となるよう努め、アングロとビージャにボールをつなげようとした。とはいえ、ピッチにアイマールがいなくて、しかも1人少ない状況では、それは明らかに簡単なことではなかった。それでも、キケのチームにはいくつかのチャンスがあり、ビージャにはPKの可能性もあった。しかし、PKが与えられたのは、デポルのほう。ムニティスがシュート、GKがはじき、ルーズボールを追ったセネルがアルベルダと競った。疑わしいPK。しかしビクトルが成功させる。キケは、クライフェルト、ファビオ、アイマールを投入したが、反撃の時間はなく、また彼らを元気づける観客もいなかった。



試合の後、脱力したままラジオを聞いていたら、ファンたちのすごい歓声や叫び声が。
Las Provinciasによると、2000人のファンがメスタージャの前に集まり、選手たちは
スタジアムのバルコニーからファンに感謝の意を表して、ユニフォームを投げたそう
です。でも、その後ファンたちは、暴動とはいかないまでも、主審やデポルのバスを
追いかけたりしたみたい。結局警察が出動する騒ぎになりました・・・。

同時刻に行われたバルサ-サラゴサは2-1でバルサ、でも2試合合計4-5でサラゴサが
勝ちぬけ。これまた審判が主人公の試合で・・・。ロナウジーニョにロハって、あり
得ないジャッジでした。その直後、メッシがヘディングでゴールを叩き込むシーンを見て
しまった私・・・。この人が只者でないことは確かです。しかし、サラゴサのオスカルが
ビューティフルなゴールで値千金のアウェイゴール。怒涛のバルサの攻めが実り終了間際
のロスタイムにラーションがゴールしたところで、タイプアップ。放映権を持っている
のにこれを放送しなかったWOWOWもあり得ない・・・。