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A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

[リーグ杯] Benfica 2 - 1 Sporting

2011年03月03日 22時49分55秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
試合に勝ったのはいいとして、



The photo says all...
前の試合が信じられないくらい調子が良かっただけに、あんまりにも悲しすぎです。昨日ブログを書きながら、「パブロの幸せって長く続かないんだよね」とかすかに悪い予感がしたことは事実ですが、いくらなんでも3日しか続かないなんて、どんなに悲観的な人でもそこまで想像しないでしょう。

Recordには、右足大腿のmyalgiaと載っています。でもmyalgiaというのは単に筋肉の怪我を指すだけで、繊維の断裂の有無などとは関係ない言葉です。ペイショットがずっと左足のmyalgiaでリハビリ中なのですが、いつ怪我をしたか調べてみたら、2月7日。1ヶ月近くかかっていますね・・・たぶん筋肉の断裂があったのだと思います。

さっきパブロの怪我の場面を見直してみました。あんまり良い感じがしないかも・・・。右サイドのサルビオにサイド・チェンジとなるロング・パスを蹴ろうとして、ミスキックになってしまったのか体のバランスを崩しています。で、次の瞬間大腿の裏を押さえて、ものすごく痛そうにしている・・・。この様子では断裂があってもおかしくなさそうです(涙)。ずっと昔バレンシアでディ・バイオにクロスを上げた瞬間に怪我をしたときのことを思い出しました。



交代するとき、サビオラの近くを通りかかったみたいで、サビオラは「一体どうしたの??」と聞いていたそうです。パブロが負傷の箇所を触りながら返事をしたら、サビオラはショックの表情だったらしい。ピッチにいたのはわずか10分でしたからね。はあ・・・。



パブロ自身ももちろん心底落ち込んだ表情でしたが、自分に替わって入るフェリペ・メネセスには「頑張れよ!」というような感じで声を掛けていて、偉いなと思いました。

監督、ドクター、カルロス・マルティンスに慰められるパブロ。でもどんなに慰めてもらっても(それはもちろん有難いことなんだけれど)、辛すぎです。






椅子に座るときも大腿の裏を押さえていました。どうしてコーナーなんか蹴ったかなあ?! 確かに他に誰も蹴る人はいなかったけれど、ショート・コーナーにするとか方法はあったのに。


Serbenfiquistaでは、「ウォーム・アップが足りなかったのでは?」とも言われています。放送を見る限りでは、パブロは立ったまま試合展開ばかり見てしまって、確かにあまりウォーム・アップをしていないようにも見えました。でもテレビに映っていないところでやっていたのかもしれないし。監督は、「アイマールは温存するべきことはわかっていたが・・・」と言っています。「てきめんに怪我するかね?!」と思っているかもしれないなあ(鬱)。

あっ、動揺のあまり採点表を忘れていました。

             Bola Publico JC
ROBERTO...............6....5... 5
M.PEREIRA.............6... 6....6
LUISÃO...................6....6....6
SIDNEI....................5....6... 5
F. COENTRÃO.........6....6....5
J. GARCIA..............7 . 7.... 7
SALVIO...................6-7...6.. 5
GAITAN...................5....6... 5
C.MARTINS.............7-6. 7!-.5)
SAVIOLA................7-5.. 5....5
CARDOZO...............7....7... 5
(P. AIMAR..............--....--..--
JARA.......................6... 5.. 5
F.MENEZES.............3-...--...--

A Bolaは二通りの採点が載っていたらしいです。サビオラの7と5って全然違いますが。

はあ~~~

2011年03月03日 07時41分37秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ベンフィカはロスタイムにまたまた劇的な決勝ゴールを決めて勝ちましたが、アイマールは怪我です(号泣)。
交代出場して、反対サイドにロングパスを送ったときかと・・・。蹴った後のリアクションがものすごく顔を歪めていたので、もしや怪我?!と真っ青になったんです。でもその後のコーナーを2本も蹴っていたから、大丈夫だったんだと思っていたら・・・フェリペ・メネセスと交代。いつもの大腿の裏を押さえていたから筋肉の怪我ですね(涙)。コーナーを蹴ってしまって更に悪化しなかったでしょうか。1ヶ月とかかりますよね、きっと。

[リーグ杯] Benfica - Sporting

2011年03月02日 23時34分50秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ガイタンの怪我は深刻なものではなく、筋肉の拘縮だそうです。(contracturaという言葉を久しぶりに見ました、ポルトガルでも使うのですね。) ただ試合に起用できるかどうかというと別問題。スポルティング戦の召集メンバーは試合当日の今日発表されます。

ジェスス監督は試合前のベンフィカTVでの会見で、「失敗するものをどれかを選ばなければいけないとしたら、リーグ杯にする。」と述べました。まあそうですよね~、おととしも去年も優勝していますが、優勝したからといって特に何もないし・・・。ただ、4つのコンペティションに残っているとはいえ、リーグ戦とELに優勝するのは相当難しいでしょうから、現実的にタイトルを狙えるのはこのリーグ杯とポルトガル杯だけとも言えるわけで・・・。2つのカップ戦では、ポルトガル杯は優勝するとEL参戦権を与えられるためリーグ杯より格上です。ジェスス監督はポルトガル杯に優勝したことがなく、このカップ戦には意欲的だそう。

さて明日のリーグ杯準決勝スポルティング戦のほうですが、昨日書いたとおり何人かのローテーションが予想されます。O Jogoの予想スタメンにアイマールは入っていませんでした。そうですね、たぶん間違いなくカルロス・マルティンスはプレーするはず。でも、右サイドのガイタンのところも本当はローテーションしたいところで・・・フェリペ・メネセスあたり? もちろんガイタンも怪我ですから無理はさせないはずですが、サブの選手がいないのが困るところ。ペイショットとルーベン・アモリムが怪我をしているのが非常に痛いです。思い切って新加入選手を起用するのでしょうか?

ベンフィカは17連勝中なのに対して、スポルティングはこの7試合勝ちがありません。監督もこの前のリーグ戦のダービーのときから変わっていますね。でも、連勝中というのも逆に結構プレッシャーがかかるもので、またダービーというのはこうした数字よりもその日のチームの出来が大きく関係するような気がします。
ルスの観客数は4万5千人ほどとなる見込み。500人の警官と493人の警備員が動員される最大規模の警備体制です。
試合開始は現地時間20時45分より。やたらと遅いですね。日本時間では午前5時45分。起きるのは楽で助かりますけれど、朝の忙しい時間帯にかかってしまいます。

だらだら書いているうちに召集メンバーが発表となりました。

Guarda-redes: Roberto e Moreira;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, Roderick Miranda e Fábio Coentrão;
Médios: Javi García, Carlos Martins, Pablo Aimar, Felipe Menezes, Gaitán e Salvio;
Avançados: Cardozo, Saviola, Nuno Gomes, Jara, Weldon e Kardec

ガイタンも入っていますし、召集メンバーはいつもどおりです。

ところで、マリティモ戦の前半をようやく今日見直してみました。やっぱりパブロはとてもいいです♪ 「えっ、今は何やったの?」とびっくりするようなプレーが満載で、幸せな気持ちになります。毎試合これくらいのプレーだと嬉しいのですが、コンディションを保つのは難しいものなんでしょうか? 先日のJoan Carlesさんのパブロの採点が7だったので、「8じゃないんだ! いっつもパブロに甘めの(失礼!)点なのに、今回はわりと厳しめだなあ。」なんて意外に思っていました。そうしたら昨晩「試合を見直したら、パブロは前半impresionante。採点は8に変えます。」って。うん、うん、そうですよね。I agree! どうか好調を維持できますように。

右手が微妙に可愛い。


後半が開始する直前、一生懸命ルイソンに話をするパブロ。昔バレンシアでもよくこうやってアジャラに話していましたよね。そして聞かされるほうはおとなしく聞くという・・・。


フリーキックを蹴る前。このときは確かカルドーソが蹴っていたような。(で、壁に当たりました・・・)

[Liga 21] Benfica 2 - 1 Maritimo

2011年02月28日 21時54分35秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
Youtubeのハイライト映像。
アイマールは、CKやFKがすごく上手になりましたよね(うるっ)。たぶん以前は恥骨炎の影響で思うように力が入らなかったのだと思います。フリー・キックを蹴っているフォームがとっても格好いいです。
SL Benfica 2 vs SC Maritimo 1


セット・プレーだけでなく、良いスルー・パスもありました。上のダイジェストにはなかったパスがこっちには入っていたので、もう一つダイジェストを。
Sl Benfica vs Maritimo 2-1


O Jogoが珍しくパブロを高く評価していて、「あの場面でEL Magoを交代させたことはまったくポジティブなものにならなかった。アイマールはそれまでピッチの中で一番良い選手で、真ん中からの進入にしろ、サイドを開くきっかけにしろ、相手のバランスを崩せる唯一の選手だった。ナンバー10は、試合を引っ張り、サイドのサルビオとガイタンを機能させようとしたが、2人は疲労の色が濃かった。」

まあ結果オーライではありますが・・・。パブロは70分までしかプレーできない掟でもあるのかと思いましたよ(ぶつぶつ)。

ジェスス監督は、
「高いレベル、魂、ハートの勝利だった。選手たちは自分たちが持っているとは思っていなかった強さを探し求めた。このチームはチャンピオンだ。
勝利は絶対に必要なものだった、17勝目のためではなく、優勝戦線に残るために。私たちは立ち直り、戦いに残るためのすべての条件を兼ね備えていると信じている。
17勝するのは普通のことではない。我々は(悪魔のように)ものすごく好調な時期にいるが、ポルトもまた好調だ。」
17連勝もすごいけれど、相手ホームで10人になりながら0-2で完勝したり、今日のように押していた試合の77分に先制されたのを、残りの15分で2点入れて逆転勝ちするというのは、尋常ではありません。流れとしては、完全にミラクル・チーム、優勝へ!なんですが、残念ながらポルトも手堅くまったくポイントを落とさないんですよね(涙)。昨日の段階で、すでにポルトは3-0で圧勝していました。1度でも負けてくれればプレッシャーがかかりそうなんですけれど、どちらかというとベンフィカのほうが現在ぎりぎりのところで踏みとどまっている状況で、苦しいです。



マリティモ戦の観客は今季最高の約5万5千人。たくさんのファンたちが最高の試合を見ることができて良かったです!



maisfutebolのパブロ評:
「ハッピー・エンディングのためにとても頑張ったが、ストーリーを完成させることはできなかった。アルゼンチン人選手がデザインした無数のパスからチームメートたちはベストの結果を引き出すことができなかった。」
O Jogoのパブロ評:
「ベンフィカの勝利が確定した後で、EL Magoの交代はどうだったのか?と疑問に思う人は多かった。ジェスス監督が交代の命令をするまで彼はグラウンドでベストな選手だった。リスクを取ったパス、魔法、守備、こうしたことをすべてを小さなアルゼンチン人はやってのけ、48分にはフリーキックにより得点に近づいたが、マルセロが防いだ・・・。」

この試合も前半にエリア内で取られなかったハンドのファウル、パブロがシミュレーションでもらったイエロー、ルイソンの取り消されたゴールなど、いろいろなことがありました。パブロのイエロー、リピート映像を見てもシミュレーションなんかじゃないんですけれど(怒)。O Jogoを読んだら、その前のファウルが実はシミュレーションだったので、審判はバランスを取って本物のファウルのほうでパブロにイエローを出した、と書いてありました。そんな妙なことってあり? 同じ後半なのに「さっきのはファウルじゃなかった」となんでわかるのでしょう? 
下はそのイエローを出されて。すごい反応ですね(はは)。


マリティモ戦の採点:

             Bola Jogo MF Publico JC
ROBERTO...............6 ...6....3....6... 5
M.PEREIRA............ 7 ...7 ...3....5....6
LUISÃO...................7....6....3....6....6
JARDEL.................. 5...4....2....4....5
F. COENTRÃO..... ..8...8....4... 8.. ..8
J. GARCIA..............6 . 5....3....5.....6
SALVIO.................. .7...7....4....6....7
GAITAN.................. 7....6...3....6... 6
P. AIMAR.............. 7....8....3...5!. .7
SAVIOLA......... ... . 7. ..5....3...5...5
CARDOZO............ ..6....7....3....5... 5
(JARA................... . .6... 5... 3... 5.. 5
KARDEC..................6-...5....3... 5....5
C.MARTINS.............--....--.....3....--...--)

Pubulicoがパブロに5点って一体どうしちゃったのでしょう?! 

さて水曜日にはリーグ杯準決勝のスポルティング戦があります。疲労困憊の選手が多いので、ジェスス監督がどれほどローテーションするか注目されます。

また、今晩20時から第107回ガラが行われます。もう数回このGalaなるものについて書いていたのに、これはクラブの創立記念日を祝う催しであることにたった今気がつきました(汗)。107年前の2月28日にベンフィカは創立されたんですね。BenficaTVでライブ中継が行われるそうです。でも昨晩ほとんど寝ていないから、明日の早起きは絶対に無理。

 


LIGA – 21.ª Jornada – 27/02/2011

Estádio da Luz – Assistência: 54 991

Golos: 0-1 Djalma (77), 1-1 Salvio (81’), 2-1 Coentrão (90+4’)

BENFICA

Roberto, Maxi, Luisão, Jardel, Coentrão, Javi (C.Martins 85’), Gaitán (Kardec 73’), Salvio, Aimar (Jara 69’), Saviola, Cardozo.

Suplentes não utilizados: Moreira, Airton, Roderick, F.Menezes

Treinador: Jorge Jesus

MARÍTIMO

Marcelo, Ricardo Esteves, Roberge, Robson, Luciano Amaral, Roberto Sousa, Danilo Dias (Heldon 62’), Sidnei (J.Guilherme 86’), Rafael Miranda, Baba, Djalma (Kléber 85’).

Suplentes não utilizados: Marafona, Alonso, Edinho, Bena

Treinador: Pedro Martins

Árbitro: Vasco Santos (Porto)

Disciplina: amarelos: Ricardo Esteves (41’), Rafael Miranda (47’), Aimar (58’), Roberge (64’), Roberto Sousa (88’), VERMELHO: Robson (após o apito final) 

奇跡(笑)の逆転勝利

2011年02月28日 08時24分49秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
いや、すごい試合でした・・・。

まずはダイジェストと思ったらYoutubeにはまだ良いものがないみたいなので、オフィシャルから:
Benfica 2-1 Marítimo
でも、ベンフィカのまさかの失点はジェスス監督がものすごく良かったアイマールを交代させちゃったからでしょ!(怒)。それもカルロス・マルティンスと交代させるならともかく、ハラとだったので、その後ベンフィカは一瞬ガタガタになってしまいました。みんなの執念で追いつき、逆転できたから良かったものの・・・。

ジェスス監督は、「最初の交代はフィジカルに問題のあったガイタンにしようかとも思ったが、ガイタンは1対1に強い選手。なのでアイマールにした、彼はイエロー・カードももらっていたし。」と説明しました。病み上がりのせいであまり動けていなかったサビオラのところにハラで良かったんじゃ?

中2日でコンディションが心配だったパブロですが、予想外に(失礼)とっても良かったです。久しぶりにわくわくできるプレーぶり。こういうのをテレビで見たかったなあ。
オフィシャル・ページの「良かった選手たち」のところに、
Pablo Aimar – Encheu o campo com o seu futebol perfumado. Teve pormenores deliciosos e muita garra a recuperar bolas em termos defensivos.
ピッチに彼のサッカーの芳香をふりまいた。強い闘志と見ていて楽しい細部。守備でもボールを奪取した。
それが得点に結びつかなくて残念。今日はガイタンとサルビオがお疲れで、いつもより攻撃の威力が下がっていたのが痛かったです。その中でサルビオは同点打、Good job! ガイタンは怪我があったようですが、大丈夫かな? コエントロンにいたってはSuper good job! 観客にもみくちゃにされて、怪我でもしたらどうしよう?と冷や冷やしました。

Previa [Liga 21] Benfica - Maritimo

2011年02月27日 23時55分38秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
図書館で借りたすごく怖い本を読んでいたら、こんな時間になってしまった上に、気分が悪くて・・・。読まなければ良かったと大後悔・・・。悪い夢を見そうです(泣)。

というわけで、ごく短く。
わずか中二日で今晩はリーグ戦のマリティモ戦です。
召集メンバーは、
Guarda-redes: Roberto e Moreira;
Defesas: Maxi Pereira, Luisão, Jardel, Roderick Miranda e Fábio Coentrão;
Médios: Airton, Javi García, Carlos Martins, Felipe Menezes, Pablo Aimar, Nicolás Gaitán e Eduardo Salvio;
Avançados: Óscar Cardozo, Javier Saviola, Nuno Gomes, Franco Jara e Alan Kardec

サビオラは召集されました。ELで出場停止だったハビ・ガルシアが復帰。

アイマールは出るのでしょうかね~。中2日では無理なような気もします。さらにはこの試合は18時から。ということは午前3時から?! 今から寝ていたら起きるのはかなり無理そうです。一瞬起きて、パブロが先発でなかったら寝なおそうか・・・。

イエローにリーチがかかっていて、この試合の後のブラガ戦出場停止の危険がある選手は、サルビオ、マキシ、ルイソン、ジャルデル、コエントロンです。
相手は、ヨーロッパの試合があったわけでもなく1週間フルに休めたチームなので、かなり苦しい展開になりそう。ベンフィカの選手たちがなんとか頑張りきれますように。

[EL] Stuttgart 0 - 2 Benfica

2011年02月25日 23時32分45秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
Maisfutebolにだけ、アイマールの試合後のコメントが一言載っています。これがあるということはカメラの前だろうと思い、ニュースなどをチェックしたのですが、ルイソン、ロベルト、コエントロンの映像はあるのに、パブロのはありません。うーん、不思議。Maisfutebolの記者にだけ話したのでしょうか?? 内容は
「≪Merecemos vencer, por tivemos uma prestacao muito boa. O Estugarda nunca nos facilitou a vida, sobretudo na primeira mao. Neste jogo controlamo-los bem, e anulamos os jogadores mais importantes. Essa foi a chave do sucesso.≫
僕たちはとても良い内容だったので、勝利に値していた。シュトゥットガルトは決して簡単なチームではなかった、特にファースト・レグではね。今回は僕たちは彼らを上手くコントロールした、それも重要な選手たち何人かを温存して。それが成功への鍵だったよ。」
文脈的に、「鍵」はシュトゥットガルトを上手くコントロールできた、ということかな? ファースト・レグはドイツのチームを甘く見ていた節がありましたが(去年のヘルタ・ベルリンはすごく弱かったんですよね)、今朝の試合では教訓を生かして、あまり前がかりにならずバランスを考えてプレーできていました。ドイツのチームはフィジカルもあるし、スピードもあるのですが、シュトゥットガルトだけかもしれないけれど、足元があんまり器用じゃない感じで、そのことをパブロは先週学んだのか、上手くボールを奪っていましたね。後半はベンフィカの前線のみんなもパブロを見習い「なんだ、ボールすいすい取れるじゃん!」とあっさりボールを相手から奪取していました。



ジェスス監督は、スペクタクルな試合だった!とチームを賞賛。「ベンフィカの選手はものすごく才能に恵まれているので、これがいつまで続くか私にもわからない。」と話しました。そう、今朝の試合に勝って、ベンフィカは16連勝です。これは、1970年代にHagan監督、1982年にエリクソン監督が打ち立てた15連勝という記録を打ち破るもの。おお、すごいですね~。ただここまでフューチャーされてしまうと、次節ぐらいが危ないかも。こういう記録って、意識しだすと途切れがちだし、意外に弱い相手と戦って途切れることもよくあります。昨シーズンも快調に連勝を重ねていたら、リーグ最下位のチームに見事に負けた記憶が・・・。

ジェスス監督は記者会見の中でアイマールについても言及してくれています。
「それから、アイマールはボールを持っているとき、彼らよりも強かった。これはとても重要なことだった。」
でも、この監督の言葉はA BolaにもO JogoにもRecordにも載っていないんです。たまたま(普段は読まない)RTPのサイトを見て発見したんですけれど、どうして他の新聞には載っていないのか謎です。読者に知ってほしくないとか?!



ジェスス監督はサビオラのことも話しています。前日の夜から具合が悪くなり、試合当日に監督に「気分が良くない」と訴えたのだそうです。胃腸炎だとは言っていませんが、風邪とも言っていないから、やっぱり胃腸炎なのでしょうか? 前日の映像ではとても元気そうに見えたので、本当にびっくり。週末の試合までに良くなるといいですね。

今朝の試合、ベンフィキスタたちが5千人もスタジアムで応援しました。ジェスス監督によると、選手たちは行きのバスの中でもう「敵地じゃなくてリスボンでプレーするみたいだ!」と話していたのだそうです。うん、うん、テレビでも「Benfica! Benfica!」というコールや歌声がよく聞こえていました。ちなみに「ベンフィカ」の発音は、fiにアクセントがあって、どちらかというと「ベンフィーカ」という風に聞こえます。
普通なら試合後すぐにリスボンにとんぼ返りをするチームですが、シュトゥットガルト戦は違いました。シュトゥットガルト空港が23時で閉鎖となるため、ドイツで一泊、今日金曜日の14時にリスボンに到着予定です。ちょうど今頃帰ってきたところでしょうか。金曜日はこのまま練習はお休み、土曜日から練習が再開されます。(イスラエルでの失敗に懲りて、今回はちゃんと対策したよう。)

シュトゥットガルトの監督さんも「ベンフィカは良いサッカーをしていた。次に進むのにふさわしいチームだ。」と言ってくれました。また「岡崎の2つのシュートが決まれば、試合を振り出しに戻せたかもしれない。」と言っていますね。サッカーには「もし」がないですから。とはいえ、相手の中では岡崎選手が一番怖い存在だったことは確かです。ベンフィカでサビオラのポジションをやれば活躍できそう。でもベンフィカはお給料の安い南米人しか雇いませんから駄目ですね。

さてベンフィカの次の相手はフランスのPSG(パリ・サンジェルマン)です。今度は日本人のいないチームなので、放送は厳しそうだなあ。その他の対戦カードはこんな風:
ベンフィカ × パリ・サンジェルマン
ディナモ・キエフ × マンチェスター・シティ
トゥウェンテ × ゼニト
CSKAモスクワ × ポルト
PSV × レンジャーズ
バイヤー・レヴァークーゼン × ビジャレアル
アヤックス × スパルタク・モスクワ
ブラガ × リヴァプール

スカパーの放送はシティ、モスクワ、ビジャレアル、リヴァプールの4試合かも、と個人的に予想。なんとか時間帯がずれたりして、奇跡的にベンフィカが入るといいのですが・・・(祈)。

採点:
           Bola Pubulico JC
ROBERTO...............8 .. 6... 6
M.PEREIRA............6 ... 6....6
LUISÃO..................8.... 6....6
SIDNEI...................7... 6.....6
F. COENTRÃO.......7... 6.....6
AIRTON.................5 ...7!.....6
SALVIO..................7... 7....6
GAITAN.................8.... 6... 7
P. AIMAR...............7.... 6...7
JARA.....................8... 7... 7
CARDOZO.............7.... 6... 7
(C.MARTINS..........6.... 6....6
KARDEC...............5-....--....--
F.MENEZES...........5.... --...--)

O jogoは最近採点をつけないみたい。Maisfutebolはヨーロッパの試合は採点なし。
寸評を読むと、パブロについては「スペクタクルさはなかったがマエストロの任務を問題なく完了」とか「チームのプレー・スピードやリズムを自由自在にコントロール」といった内容です。

↓こんな場面あったかな? ルイソンがヘディングを外したシーン? あれはリーグ戦では絶対得点になる場面でした・・・。


Estadio Mercedes Benz Arena Assistencia: 25 400

ESTUGARDA: Ziegler (Ulreich 52’), Boulahrouz (Gebhart 64’), Niedermeier, Delpierre, Molinaro, Trasch, Kuzmanovic, Harnik, Hajnal (Elson 79’), Okazaki, Schipplock.

Treinador: Bruno Labbadia

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisao, Sidnei, Fabio Coentrao, Airton, Gaitan, Salvio, Pablo Aimar (C. Martins 73’), Jara (Kardec 90+2’), Cardozo (F. Menezes (89’).

Treinador: Jorge Jesus

Golos: 0-1 Salvio (30’), 0-2 Cardozo (78’)

Arbitro: Mike Dean (Inglaterra) 8

Disciplina: amarelos: Sidnei (44’), Delpierre (46’), Okazaki (77’), Gebhart (80’), C. Martins (80’) e Elson (90’+1). VERMELHO: Kuzmanovic (90’+6)

ドイツで初勝利!!

2011年02月25日 07時31分22秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
ついにドイツの地で勝ちましたね!!!

アイマールは、なんか解説者の人にいろいろ言われていましたが(苦笑)、私はまあまあ良かったかなと思ったんです。アウェイですし、アドバンテージがあって無理に攻めなくても良い状況を考えて、落ち着いて賢くプレーしていたかなって。それでいて攻撃できるときは良いプレーができていました。全然テレビで触れられていませんでしたが、後半開始早々の左サイドから崩した後のガイタン(だったかな?)へのスルー・パスも良かったです。今Serbenfiquistaを見たら、ベンフィキスタたちも同じ意見のようでほっとしました~。前に好調なガイタン、サルビオ、ハラがいる状況で、パブロががんがん前に行く必要もないですもん。彼らを上手く使うことは必要ですが。

サビオラについてはまだ情報がありません。胃腸炎だという噂は流れているものの、はっきりしたことは発表されていないようです。これからジェスス監督の記者会見があると思うので、たぶんそこで説明があるでしょう。

PREVIA [EL] Stuttgart - Benfica

2011年02月24日 23時18分10秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
アイマールはスタメンでなさそうな嫌な予感・・・。ジェスス監督は、アイルトンの先発は確認しましたけれど(ハビ・ガルシアが出場停止のため)、アイマールについては、「アイルトンの近くでプレーする選手については私には考えがある。でも最終的に決めるのは最後の練習の後で。」と話しました。そして水曜日の練習ではスタメン組みで練習していたのはカルロス・マルティンスだったそうです。はあ~。夜中に起きて、パブロが出ていないのを知ったときほどがくっとするものはないんですよね~。がくっというか、全身の血が下に下がって気分が悪くなる感じ。ただでさえ貧血なのに(ぶつぶつ)。

シュトゥットガルトのLabbadia監督は、「リスボンでのファースト・レグで、ベンフィカは脆いことを我々は示してみせた。」と話しました。確かにそうなんですけれど、あなたに言われなくない、という気持ちもちょっぴり。
カカウが怪我のためにプレーできないそうで、RecordなどはGood news!と報じていますけれど、このフォワードの選手はリスボンでとんでもないところにシュートしていた人ですよね? どちらかというとプレーしてもらったほうがベンフィカは助かるのではないかと思いますが。
シュトゥットガルトについてナンバーでこんな記事を読みました:岡崎慎司は救世主か、期待外れか? ブンデス・デビュー戦を検証する。
この監督さんはまるでビクトル・フェルナンデスのように攻撃志向な監督だったんですね。うーん、この様子だと、相手を無失点に抑えようとするよりも、1点先制するつもりのほうがいいかもしれません。引き分けならどんな点であっても、ベンフィカの勝ち抜け。1-0だとベンフィカは敗退してしまいます。2-1で延長戦。こうして考えてみると、シュトゥットガルトは絶対に1-0を狙ってくるということですね? ベンフィカはまた早い時間帯にあっさり失点しそうだなあ・・・。終了間際にサビオラが同点打というシナリオを期待したいところです。

「我々はドイツで一度も勝ったことがないが、歴史が変えられる日というのはあるもの」(ジェスス監督)、「それはただの統計だよ。そんなことは選手たちの頭にはない。ベンフィカは良いプレーをしていて、目標を達成する良い見込みがある」(サビオラ)などなど、人々は話していますが、さてどうでしょうか?

試合は、今晩午前5時から、放送日程はスカパーで2/25 (金) 前04:55 シュトゥットガルト VS ベンフィカ Ch.181となっています。 この前とは違ってやけに遅い時間帯ですね。もう雨降らないといいけれど(でもパブロがプレーしてくれないんじゃ意味ないなあ)。





[Liga 20] Sporting 0 - 2 Benfica

2011年02月22日 23時21分45秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
昨晩というか今朝、午前3時に目が覚めてびっくり。ちゃんと3時起きに体が慣れたんですね。でも今朝は5時で良いはずだったのでまた寝たんですけれど、再度起きてみたら背中を寝違えていて・・・今でも無茶苦茶痛いです。
試合のほうは、アイマールがいなかったので、「なあんだ」と拍子抜けしたのと、「まあ良かった」と少しほっとしたのと半々くらい。試合展開によっては後半20分ぐらいは出るかも?とそれだけに備えて見ていたのに、この展開では・・・。シドネイが前半終了間際に2枚目のイエローをもらって赤紙退場、ベンフィカは10人になってしまいました。でもその時点で0-1でリードしていましたし、Serbenfiquistaで「今シーズン、ベンフィカは何度か10人になっているけれど、一度も負けたことないよ!」という書き込みを読んで、(そうだね、絶対大丈夫、勝てる)と謎の確信が。そのとおり、後半の最初こそジャルデルが不安定で冷や冷やしましたが、ガイタンが2点目を入れた後は(相手ディフェンダーに当たってコースが変わったかな?)、危なげなく落ち着いてプレーして勝利。これでリーグ10連勝です。

パブロは前半からビブスを着ていて、出る気まんまんに見えました(笑)。10人で勝利できたのは素晴らしいけれど、やっぱりパブロのプレーが見れなくてちょっと残念。それにチームのみんなが死にそうに頑張ったのに、そのメンバーでなかったから、勝利の喜びもファンとしては100%は感じられません。(パブロもぼろぼろに疲れてもいいからプレーしたかったなあ、と思っていそう。)

ジェスス監督はカルロス・マルティンスの起用について、
「アイマールはもう2試合連続でプレーしていたし、カルロス・マルティンスでセンターを封じたかったから。」
と話しました。

その他に、
「11人のときは我々のほうが良いチームだった。スポルティングの攻撃は害がなかった。退場により流れは変わった。スポルティングはよりボールを持ち、リスクを取るようになった。しかし2点目が入り、我々は結果を守った。ハーフ・タイムに私は選手たちに言った、戦術的にパーフェクトなら、選手が一人少ないことの違いなどわからない。我々はとても大人で勝利に値していた。選手たちの犠牲、意思を誉めるしかない、全員が素晴らしかった。」
ハビ・ガルシアも、「グランドで死ぬ準備ができていることを示せた。」と言っています。ただ心配なのは疲労ですよねぇ。サビオラがCBのジャルデルを入れるために交代、後半にカルロス・マルティンスとカルドーソが交代しましたが、ガイタンやサルビオはフル出場でした。この二人、びっくりするほど素晴らしい大活躍だったのですが、中二日のシュトゥットガルト戦は大丈夫でしょうか? 二人とも若いから平気なのかもしれませんが・・・。ジェスス監督は、「そう、確かにこの疲労は怖い。だがドイツでの試合の最初の数分間を見てみないと選手たちの様子はわからない。」としています。

試合ダイジェスト:
Sporting 0-2 Benfica Liga Zon Sagres (RELATO RR)


採点:
            Bola MF Publico JC
ROBERTO..............7...4....7... 7
M.PEREIRA............7...3....6....6
LUISÃO..................7...4....7....7
SIDNEI....................4...2....4....4
F. COENTRÃO.......6...3....6....6
J. GARCIA...............8....4....7.....6
SALVIO.....................6....3....7....6
GAITAN....................8...4....8....7
C.MARTINS............6....3....6....5
SAVIOLA..................5....3....5....5
CARDOZO................6....3....5...5
(JARDEL...................6...3....5....6
AIRTON.....................5....--....5....5
JARA............................5....3....--....--)

LIGA 20.ª jornada 21.02.2011

Estádio: José Alvalade, Lisboa

Espectadores: 36 422

Golos: Salvio (15') e Gaitán (63')

SPORTING

Rui Patrício, João Pereira, Torsiglieri, Polga (Maniche 73'), Grimi, Pedro Mendes (Saleiro 65'), André Santos, Matías Fernández, Yannick Djaló, Cristiano (Salomão 72'), Hélder Postiga.

Suplentes não utilizados: Tiago, Abel, Zapater e Nuno André Coelho

Treinador: Paulo Sérgio

BENFICA

Roberto, Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, Fábio Coentrão, Javi García, Salvio, Gaitán, Carlos Martins (Airton 65') ,Saviola (Jardel 46'), Cardozo (Jara 72').

Suplentes não utilizados: Júlio César, Aimar, Felipe Menezes e Nuno Gomes

Treinador: Jorge Jesus

Disciplina: Amarelos: Grimi (5'); Carlos Martins (24'); Pedro Mendes (26'); Gaitán (29'); Maxi Pereira (36'); Sidnei (40' e 45'); Polga (61') e Roberto (80'). VERMELHOS: Sidnei (45')

Árbitro: Artur Soares Dias (Porto)

Previa [Liga 20] Sporting - Benfica

2011年02月21日 22時13分33秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート


変則的に月曜日開催なので、今晩がリスボン・ダービー、スポルティング戦です。20時15分、日本時間では午前5時15分より。(あと15分早くしてくれると有難いのになあ~)

各紙の予想スタメンを見ると、アイマールが入っていますね。うーむ、本当に? 中二日のシュトゥットガルト戦のほうがカルロス・マルティンスなのでしょうか??

Maisufutebolのスタメン:
Benfica: Roberto, Maxi Pereira, Sidnei, Luisão, Fábio Coentrão, Salvio, Javi García, Aimar, Gaitán, Saviola e Cardozo

サビオラ以外まったく木曜日のELの試合と一緒です。Sportingのほうの予想スタメンは:
Sporting: Rui Patrício, João Pereira, Daniel Carriço, Polga, Torsiglieri, André Santos, Pedro Mendes, Matías Fernández, Maniche, Hélder Postiga e Yannick

マティアス・フェルナンデスは怪我をしていたらしく、先週のELの試合から復帰した模様。ELでは良いプレーだったそうなので要注意です。

ジェスス監督は試合前の会見で、チームに疲労のある選手がいることを認めました。
「明日まで考える時間は何時間もある。チームには少しフィジカルの問題があるため、確かな判断をしなければらない。知られているようにサビオラは病気だった。また最近やっている戦術的な要因もある。一人か二人の選手が感じている疲労を考慮して、明日、また同じように大事な木曜日のオプションを考える。
明日についてはわからないが、シュトゥットガルト戦では確かに変更があるだろう。マリティモ戦、そしてまたスポルティング戦と試合がある。試合ごとに考え、選手たちの様子やシグナルを分析しなければならない。」
疲労を感じている選手は、サルビオとアイマールかなあと思いますが、サビオラも病み上がりですし・・・。ただこの監督の言葉からすると、スポルティング戦はいつものイレブン、シュトゥットガルト戦で変更ありということになりそうですよね。ええっ~。まあスポルティング戦は勝たなければいけないけれど、シュトゥットガルト戦は引き分けでもいいわけで、そういうこともあるのでしょうか。

ベンフィカとスポルティングの現在のポイント差は12もあります。ただベンフィカはポルトを追うためには負けが許されない状況、またスポルティングも4位のギマランエスに1ポイントの差まで詰め寄られているため、絶対に勝ちが必要です。よって、激しい試合になることは間違いなさそう。スポルティングのパウロ・セルジオ監督は前節に何かして処分を受けたらしく、ベンチ入りできません。でもこれはあまり試合には関係にでしょう。かえって監督がスタジアムの観客席から見ているほうが適切な指示を出して、適切な選手交代を行うことができる印象があります。

できたら温存してほしいけれど、パブロがプレーするならとにかく怪我がありませんように。ジェスス監督はもしも敗北の場合は「優勝は数学的に不可能ではないが、かなり難しくなる。」と言いました。どうかベンフィカが勝利できますように! 


[EL] Benfica 2 - 1 Stuttgart

2011年02月18日 22時38分28秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
死にそうに眠いので超手短かに。

ジェスス監督は、
「別にシュトゥットガルトには驚かなかったが、それよりも自分のチームに驚いた。最初の30分間やるべきハイ・プレスをやらずに、ポジショニングも悪かったから。相手の35番がとても良くて前線にボールを渡していた。我々はスペクタクルな後半をプレーした。勝つために何をしなければいけないかわかっていた。失点したのは良くなかったが、ドイツではベンフィカは得点するだろう。シュトゥットガルトではキーパーが一番良かった。後半に我々の2点ぐらいを奪った。」
自分のチームのほうに驚いたって、わ、笑えないですね。でも確かに不可解に及び腰だったというか、いつものルスでのベンフィカと全然違って面食らってしまいました。

O Jogoは前半について、
シュトゥットガルトは戦略的に選手を配置していた。特にコエンロンとハビ・ガルシアをマークするために。一方自分たちは、日本人の岡崎(ドイツ・チームの素晴らしい補強選手、移籍金はゼロだった・・・)とゴールをしたハーニックの敏捷性、インテリジェンスを充分に利用した。
としています。ちゃんとベンフィカのことを研究していたんですね。

それにしてもびっくりするくらいアイマールは影が薄くて・・・。それほど相手にマークされているような感じもしませんでしたが、中3日の試合ということで疲れがあったのかなあ。今度の月曜日にはスポルティング戦、そして木曜日にセカンド・レグというハード・スケジュールです。スポルティング戦はカルロス・マルティンスが先発するかもしれないですね。

写真は少ないのですが:




採点:
            Bola Jogo MF Publico JC

ROBERTO...............6 ...6....3....5... 5
M.PEREIRA........... .7 ...7 ...3....5....6
LUISÃO...................7.....5....3....6....6
SIDNEI................... 6.....5....3....4....4
F. COENTRÃO...... 6....5....3... 6.....6
J. GARCIA............. 7 .. 6....3....6....6
SALVIO...................4....5....2....5....4
GAITAN...................6....7...4....6.... 5
P. AIMAR............ .5....5...3....4.....6
JARA......................6... .7.. 3... 6... 6
CARDOZO.............. 6....7...3....7... 6
(C.MARTINS.......... 4....6...3....--....5
KARDEC.................5-...5....3....--.. 5
F.MENEZES............5....--....--...--...--)

パブロは贔屓目に見ても、5のような気がします・・・。

Liga Europa - 16-avos - 1.ª mão - 17/02/2011

Estádio da Luz - Assistência: 45 000

Golos: 0-1 Harnik (21’), 1-1 Cardozo (69’), 2-1 Jara (82’)

BENFICA

Roberto, Maxi Pereira, Luisão, Sidnei, F. Coentrão, Javi García, Salvio (Kardec 75’), P. Aimar (C. Martins 75’), Gaitán, Jara (F. Menezes 87’), Cardozo.

Suplentes não utilizados: Moreira, Jardel, Airton e Nuno Gomes

Treinador: Jorge Jesus

ESTUGARDA

Ulreich, Molinaro, Delpierre, Tasci, Boulahrouz, Kuzmanovic (Niedermaier 76’), Trasch, Harnik, Hajnal (Élson 64’), Cacau, Okazaki.

Suplentes não utilizados: Ziegler, Celozzi, Funk, Didavi e Schipplock

Treinador: Bruno Labbadia

Árbitro: Eric Braamhaar (Holanda)

Disciplina: amarelos: Tasci (14’), Harnik (26’), F. Coentrão (43’), Delpierre (58’), Javi García (87’) e Maxi Pereira (90’).

悪夢のような・・・

2011年02月18日 15時36分47秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今こうして明るい日差しの中で書いていると、昨晩のことが悪夢としか思えないのですが・・・(唖然)。

まず夜中の2時ごろふと目が覚めたら、窓を叩く大きな雨と風の音。うちは室内にいると外の物音は普段は全然聞こえないのに、このものすごいゴーゴーとした音は尋常じゃありません。こんな天気でスカパーは見れるの?と心配していたら全然寝れなくなって(泣)、3時にテレビをつけてみたら驚いたことに案外と普通に映っていました。が! 前半20分前ぐらいから、「電波障害です。天候の回復を待ってください」のテロップがたびたび出て、画面が映らなくなってしまいました・・・。おかげで失点のシーンも見れなくて、画面が復帰したときになぜか0-1になっているので、はっ?、一体何が起こったの?!と呆然。もうそれからは、家の外で雨と風がうなる中、画面が消えるたびにネットに駆けつけ、テレビが復帰するとテレビ画面前に駆けつけ・・・真夜中の冬の嵐のさなか、一体何事~!という感じでぐったり。テレビが映ったは、90分中の半分ぐらいしかなかったと思います。それでもアイマールが良くなかったのはわかりました(涙)。後半は放送がネットより全然ひどい紙芝居状態だったのでまったくわかりませんでしたけれど、前半よりは良くなったとSerbenfiquistaでは言われているよう。そうだったかなあ~? 再放送を録画中です。

とりあえず逆転できて良かった。アウェイ・ゴールを与えてしまったので、ドイツでは勝てない、今季一度も引き分けがないという事実を考え合わせると、セカンド・レグはかなり厳しいかもとは思いますが、油断しないでがんばれば可能性はあるはず。今日の前半、ベンフィカの選手たちは絶対シュトゥットガルトを甘くみていたと思います。「あれ、意外に手強いぞ。」という戸惑いがはっきり感じられましたもん。もうジェスス監督の大言壮語ぐせは止めてほしいものです。あのまま0-1で終わっていたらすごく恥ずかしい気持ちになるところでした・・・。

岡崎選手は普通に良かったですよね? Serbeinfiquistaで「あのJapaneseはgreatな選手だ!」と言われています。

ベンフィカでは、ハラ(ヤラって発音になるのでしょうか?)もサルビオもガイタンも個人での突破を狙いすぎという感じがしましたが、どうなんでしょう。前日にアーセナル-バルサを見ていたせいもあって、やっぱりレベルが全然違うなあ、ベンフィカももう少しパスを回すことできないの??と落ち込んでしまいましたよ。で、朝になっても風雨が激しい中、なぜかまたもや旗当番で全身ずぶ濡れに・・・。まさかELの試合を一つ観戦するだけでこんなに心身ともに疲労するなんて。
唯一良いことはPCが帰ってきました。ファンの音はとても静かになっています。そのせいかどうか、今度は反対側のジリジリいう音が気になります。もう4年以上使っているから寿命なのか・・・。

PREVIA [EL] Benfica - Stuttgart

2011年02月17日 21時32分50秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
試合ははなんと18時から。ヨーロッパの試合でどうしてこんな妙な時間?!? 日本時間では午前3時からになります。確か月曜日にも午前3時起きした記憶があるんですけれど・・・。

昨日行われたジェスス監督の記者会見で、また監督は「ドイツのチームは我々を怖がっているだろう。」なんて大口を叩いています。け、謙虚にお願いしますよ~!
一方シュトゥットガルトのLabadi監督のほうは、「ベンフィカに敬意は持っているけれど怖れてはいない。良い選手のいるチームだが私たちが勝つ可能性は50%ある。シャルケ戦を見たが、今のベンフィカは完全に別のチームで、ポルト戦やその他の試合からずっと強くなっていることがわかる。私はベンフィカ相手のカウンター攻撃のやりかたを知っている。」と述べました。
シュトゥットガルトの選手たちはシャルケ戦を見たようで、ある意味油断してくれそうだから良いかもしれません。

ベンフィカはドイツのチームには大変弱くて、戦績は8勝14敗12引き分け。一応ホームでは8勝2敗6引き分け。ということはドイツでは12敗6引き分けという悲惨な成績なわけですね。セカンド・レグのドイツでの勝利はほぼ無理と思われるので今晩は必ず勝利、それもできれば点差をつけての勝利が望まれます。でもあまり点を取らなきゃ!と力が入るとカウンターを浴びそうですし、無失点で試合を終えることは非常に重要なため、バランスの取れたアプローチが必要。(そんな器用なことがベンフィカの選手たちにできるのか・・・。) シュトゥットガルトはELではここ7試合負けがないそう(4勝3引き分け)。ヨーロッパの舞台では強いんですね~。選手は全員代表選手だそうで、リーグ戦では下位にいるものの、昨年は6位だったことですし、シャルケと同じくもともと実力はあるチームと思われます。

ベンフィカは今のところ、12月にCLでシャルケに敗れて以来負けなし。引き分けもなかったと思います。この前何かで読んだときには16連勝と書いてありましたが、A Bolaによると現在13連勝中だそう。ただし全部国内の試合なので、ヨーロッパの試合となるとどうでしょうか。若い選手が多いので経験不足が不安ですが、とにかく勝利を・・・。

A Bolaによる予想スタメン:
Roberto; Maxi Pereira, Luisao, Sidnei e Fabio Coentrao; Javi Garcia; Salvio, Aimar e Gaitan; Jara e Cardozo

一応シュトゥットガルトのも:
Ulreich; Funk, Tasci, Delpierre e Molinaro; Trasch, Kuzmanovic, Hamik, Hajnal e Divadi; Cacau

パブロ、予想スタメンには入っています・・・見ることができるかな? また直前のアウトがありませんように!

[Liga 19] Benfica 3-0 Guimaranes

2011年02月14日 21時19分41秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今日はアイマールの写真がたくさんあります!  一日で全部使うのはもったいないから、明日に取っておこうかな。ただ1つだけもやもやするのは、A BolaもRecordも表紙がカルロス・マルティンスなんですよね。別にパブロを表紙にしろ!なんて心の狭いことはまったく思いませんが(パブロ自身だってたぶん表紙じゃないほうが嬉しいぐらいだろうし)、すでに2-0で勝っている試合の終了間際に3-0となるゴールを決めたマルティンスがここまでフューチャーされるというのは、やっぱり何かあるのかなあなんて。カルロス・マルティンスは自分のゴールを祝わなかったため、「スタメン落ちに不満があるのでは?」と推測されています。ポルトガル人ですし、メディアとしてもパブロよりマルティンスが活躍してくれたほうが嬉しいですよね、きっと。でも今日の試合に関しては、上の写真のほうが1ゴール1アシストのシドネイも映っていて、ずっと表紙にふさわしいでしょう・・・。

パブロのゴールのリピートだけのYoutube映像:
Benfica - Vitoria SC - Golo Pablo Aimar 13/02/2011

サビオラに誉められているっぽくて和みます。ガイタンに何を言っているのかな。ルイソンとの身長差がものすごいですね。

少し長い試合全体のダイジェスト:
SL Benfica 3-0 Guimaranes - Liga Zon Sagres

カルドーソがまたペナルティを失敗するなど、実はいろいろなことがあった試合でした。今日は結果に影響がありませんでしたけれど、これだけPKを失敗していると肝心なときに試合に負けてしまいそうで、かなり深刻な問題ですよね。

Correio da Manhaの記事のリードがなかなか良かったので引用します。
ボールのアーティストたちによるルスでの偉大なショー

ベンフィカ-ギマランエス戦は、ファンが望みうる全てを兼ね備えた素晴らしいボールのショーだった:スピード、パス、創造性、戦略、ゴール、ポストに当たったシュート、ドラマティックなPKの失敗、審判によるゴール取り消し。今シーズン最大の観客の前にした完璧なショーにより、ベンフィカはスポルティング戦前夜にリーグ9連勝を達成した。
ジェスス監督もチームのプレーぶりには満足のようで、
「今季ベストの試合だったかもしれない。攻撃的サッカーを存分に披露し、ハーフタイムの前には試合が決まっていておかしくなかった。我々は質の高いサッカーをプレーして、いつも言っているように芸術的なタッチも兼ね備えていた。
カルドーソは少し不安があり、あまり自信がなかった。PK失敗の後に交代をしたがったが、ピッチに残しておくほうがいいと私は判断した。
3試合プレッシャーのある試合が続くが、フィジカル面でチームが応えてくれることを期待している。シュトゥットガルト戦はファースト・レグだが、スポルティング戦はまた違う試合だ。3位との間には差があるが、私たちは1位が欲しいので、勝つためにAlvaladeに行く。」
ジェスス監督がこう話したときはまだブラガ-ポルト戦の結果が出ていませんでしたけれど、結局ポルトが0-2で勝利。ポイント差は縮まりませんでした。ブラガ、もう少し頑張って欲しかったなあ~。ベンフィカ戦では強力になっていたりして。かなりポルトを捉えることは絶望的になってきましたが、ベンフィカも序盤戦でまさかの3敗をしたんですもん、ポルトが3敗することだって絶対にないとは言えません。ベンフィカは諦めずに勝利を重ねてほしいものです。

さてパブロですが、A BolaのMVPはサビオラですけれど、O Jogoが珍しくMVPにしてくれました。「ワールドワイド・レベルの才能」と書いてあります。パブロのゴールについてはこんな描写を:
ナンバー10の動きはほとんどスロー・モーションのようだった。中盤でチームメートに合図を送り、前線に動き出す。と同時にブラジル人センターバックは40メートルのパスを蹴った、アイマールの居場所を突き止めるGPSを搭載して。アイマールはそのボールを天才の能力で受けた。後はGKの手の届かないところにシュートするだけ。こうしてベンフィカは勝利をポケットに収め、全ての恐怖を振り払ったのだった。



上の写真はシュートの瞬間ですね。
オフィシャルのアイマール評:
Aimar
Magia! Mais um grande jogo do “mago” que fez a bola circular por todos os sectores da formacao campea nacional. Para a historia fica a grande recepcao ao passe de Sidnei e a finalizacao perfeita a fazer o segundo golo. Aimar em campo e sinonimo de espectaculo.
この文章、ポルトガル語の文法を1つも知らなくてもそのまま読めますよね。ヨーロッパの言葉ってお互いに似ていて本当に羨ましいな。日本語とか全然違うからすごく大変。一応ざっと訳すと「魔法! またもや魔法使いの素晴らしいプレー。ナショナル・チャンピオンのフォーメーション全体にボールを回した。シドネイからのパスを見事にトラップ、2点目となるゴールを完璧に決めた。アイマールとはスペクタクルと同意語。」

 

選手の採点:
           Bola Jogo MF Publico JC
ROBERTO...............7 ...6....4....7... 7
M.PEREIRA...........,.6 ...7 ...3....7....6
LUISAO...................7....6....3....6....7
SIDNEI....................7....7....4....7....7
F. COENTRAO.........6...6....3... 6.....6
J. GARCIA..............6 . 6....3....7.....6
SALVIO....................7....7...4....5....7
GAITAN....................6....7...3....7... 6
P. AIMAR..................8....8...4....7....8
SAVIOLA...................8... 8... 4... 6.. 7
CARDOZO.................5....4....3....6... 5
(C.MARTINS..............7....6....4....6....6
JARA.........................6-...5....3.--.... --
JARDEL....................--....--....--.--...--)

Joan Carlesさんの採点が一番sensibleで妥当だと思いますよ~。

ゴールを決めた後の一連の写真。「君のパスのおかげだよ!」と言いたそうに、シドネイのところに走って行きました。







↑みんな嬉しそうでとても良い雰囲気です! その上の写真も、ハビ・ガルシアの「参ったね」という表情がなんともいえないです。

LIGA - 19.a Jornada - 13/02/2011
Estadio da Luz - Assistencia: 54 927

BENFICA: Roberto, Maxi Pereira, Luisao, Jardel, Sidnei, Fabio Coentrao, Javi Garcia, Salvio, Aimar, C. Martins, Gaitan, Saviola, Jara, Cardozo

SUPLENTES NAO UTILIZADOS: Moreira, Airton, Felipe Menezes e Nuno Gomes.
TREINADOR: JORGE JESUS

V.GUIMARAES: Nilson, Alex, Ricardo, N’Diaye, Bruno Teles, Renan, Targino,
Joao Alves, Joao Ribeiro, Rui Miguel, Jorge Ribeiro, Faouzi, Joao Pedro, Edgar

SUPLENTES NAO UTILIZADOS: Douglas Jesus, Cleber, Joao Paulo e Toscano.
TREINADOR: MANUEL MACHADO

Golos: 1-0 Sidnei (24’), 2-0 Aimar (49’) e 3-0 Carlos Martins (90’+4)

Arbitro: Joao Ferreira (Setubal)

Disciplina: amarelo: Joao Alves (76’)