尾形修一の紫陽花(あじさい)通信

教員免許更新制に反対して2011年3月、都立高教員を退職。教育や政治、映画や本を中心に思うことを発信していきます。

日傘の効用

2018年07月21日 22時15分49秒 | 自分の話&日記
 国会が事実上終わって、政治の問題を書こうかと思った。少し書き出したんだけど、風呂から上がったらなんだか面倒になってしまった。僕は安倍首相が辞めると思ったことはないし、一時不支持が上回った安倍内閣の支持率もやがて回復してくるんだろうと思っていた。実際そういう感じなんだけど、当たってもうれしくない。なぜそうなるかが理解できないのである。安倍外交も、「アベノミクス」経済も、もう底が見えたと思うが。まだ「期待」する人がいるんだろうか。

 しかし、そんなことも「猛暑」の前に霞んでしまう。西日本の集中豪雨も、オウム真理教幹部の死刑執行も、あるいはそれ以前の米朝首脳会談サッカー・ワールドカップも…35度レベルの暑さが一週間以上続くような気候にノックダウンである。とにかく暑い。

 今頃、東京五輪は大丈夫かという人が多いのも驚き。僕は開催決定後は、夏の暑さをどうすると書いたと思う。でも、五輪返上も、時期変更も、もうできないんだろうから、僕にはもう関係ない。書いても仕方ないと思うことにした。「ボランティア」というのは、好きでやるはずなんだから、体力的に無理そうな人はやらない方がいい。「ボランティア」を「奉仕」と決めつけて、東京の学生・生徒は五輪に「奉仕せよ」と、きっと東京都は言ってくる。「自衛」できない人もいるだろうことが心配だ。

 夏の暑さに接すると、確かに昔より暑いとは思いつつ、自分の体力も落ちているなあと思う。若い時は少しぐらい太陽を浴びても、そんなにダメージはなかった。まあ山で一日ケアしないでいたら、日焼けで痛いというようなことはあった。夏にはどこかの山に登りに行って、麓の温泉に泊まるというようなことを毎年のようにしていた。だから、ついうっかり日焼けしすぎたということもあった。でも最近はそんなに日に当たってないのに、すぐ皮膚が痛くなる。

 もちろんUVケアはするし帽子を被ったりするけど、それより何より「日傘」の効用がすごいと今年気付いた。最近は「日傘男子」という言葉もあるらしいが、男が日傘なんてという意識もあるんだそうだ。僕はそういうのはなかったけれど、ただ単に持ち歩くのが面倒なので日傘をしようとは思わなかった。でもすごく軽い折り畳み傘にしたので、これなら夕立対策という意味でも、夏は毎日持っててもいいなと思った。そのぐらい軽いのである。検索すればたくさん出てくるけど、今は100グラムもしない傘がいっぱい出ている。

 その超軽量傘は、大雨だと小さすぎる。ビル風にも弱すぎる。だから降水確率5割以下の日しか意味がない。それ以上なら、ちゃんとした傘の方がいい。でも、今年それを日傘に使ってみたら…。全然調子いいじゃないか。ホントに温度が違うのである。そして紫外線を防ぐ効果ももちろん高い。いや、こんなに違うのか。もちろん、いちいち折りたたんで持ち歩くのが面倒だ。面倒で嫌なんだけど、太陽の暴力から身を守る効果は抜群だった。これはまだ男では知らない人が多いだろう。
コメント
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