工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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そこは節約して欲しい

2012年01月26日 15時04分29秒 | サッカー馬鹿
債務超過に陥っているJ2大分トリニータを追ったドキュメンタリー番組が昨晩深夜に放送されました。私は録画してお昼に観ましたが、地方クラブを経営する苦労は我々のクラブともリンクする部分が多く、他人事ではないという思いで観ておりました。

大分が直面している債務超過の状況や借入金返済に関する話などかなりシビアな内容が続く中、我らが栃木SCも2011シーズンの大分にホーム初勝利をプレゼントする優しい対戦相手として登場(笑)。映ったのはわずか数秒だけでしたが、こういう露出も経営を考える上では非常に重要です。感謝しなければm(_ _)m

さて。

大分の田坂監督が自ら早朝7時前にはクラブハウスを開錠し、クラブハウスのスカパーで撮りだめしていた海外サッカーを観る様子が放送されました。
田坂監督はおそらく驚くほど安い年俸で大分を率いているはずです。クラブに対して「無理な要求はしない」みたいな事も申しておりましたし、監督室を使わずコーチ達と同じ部屋で過ごすなど、スタッフとのコミュニケーションをはかりながら経費の削減にも努めているようです。それに関しては素晴らしい心意気だと感心しています。

・・・とまぁ、サッカーに対する田坂監督の熱意が伝わって来る内容にも思えますが、逆の見方もございます。

あれだけ切り詰めているにもかかわらず、Jリーグしか映らなかったクラブハウスのスカパーを海外サッカーも観戦できる環境に契約し直させ、スカパーチュナーも増台させたのは田坂監督の意向だそうです。「サッカーを観る目を肥やすため」というような事を申しておりましたが、クラブの経営状況を考えればそういう細かい部分の出費も抑えるべきではないでしょうか。そんなに朝早くクラブハウスに来て電気代やスカパーにかかわる経費を増やすなら、自分でスカパーを契約して自宅で朝から観てりゃいいのに・・・と個人的には思うのです。おそらくあの場面、制作側の意図は「フロントも現場もこんなに努力してますよ~」という節約アピールをしたかったのだと思いますが、少なくとも私は真逆の印象を受けました。
必要な部分に必要なだけお金を使う。不必要な部分の出費は確実に抑える。これができなかったから今の大分があるわけですし、現状でももっとシビアな経営ができるんじゃないかなぁと。大分フットボールクラブは多額の負債を抱える会社であり、1円の経費も無駄にできないはず。その中にいる人間の「これくらいは許されるだろう」という部分が垣間見えたのが非常に残念でした。

それにしても、Jリーグから借金をするまで勝利給にかかる経費が1試合600万円だったって・・・。自転車操業でそんな事してたら、そりゃ債務超過になるわなぁ( ´д`)
前経営陣の責任は重い。観光庁長官やってガガとチューしてていいのか溝畑( -_-)
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