ようこそ、新監督！

いや、驚きました。
栃木SCの新監督、前神戸監督の松田浩氏に決定でございますよ。
信じられません。夢だったらどうしよう（＾＾；）

新監督に松田浩氏 来季Ｊ２の栃木ＳＣ(共同通信) - goo ニュース

J2の監督どころかJ1の、しかも恐ろしいほど評価が高い監督が来てくれるなんて・・・この人だけは絶対ないっていう人でした。完全にノーマーク。というか、神戸との契約がどうなるかもわかりませんでしたし、普通に考えれば来てくれるはずないですもん（゜∀゜；）
何があったのかはわかりませんが、とにかく嬉しいとか、良かったとか、それ以前にただただ驚くばかりの監督人事となりました。

松田氏は恐ろしいほど規律に厳しい半面、若手育成や守備の構築には定評のある監督です。辛抱強く組織的な守備を作り上げるので、簡単には結果は出ないと思います。むしろ1年目の序盤はボロボロになる覚悟も必要だと思います。しかし、一度組織的な動きが浸透すれば、堅い守備をベースにしたカウンターサッカーが身につくようになるはずです。決してきれいなサッカーではないと思いますし、いわゆる『面白いサッカー』ではないかも知れません。それでも、成熟すれば勝利に直結する現実的なサッカーができるようになる事と思います。
神戸では柱谷前監督の理想と同じ4－4－2のシステムを成熟させて大成功。来季も続投の予定でしたが、フロントが急に方針転換を表明。フロント側からの一方的な解雇は大きな波紋を呼びました。

ヴィッセル神戸の松田監督、今季限りで退任へ(神戸新聞) - goo ニュース

急転解任…松田監督激怒「納得できない」(スポーツニッポン) - goo ニュース

最終的にはつい先日、穏便に今季限りでの退団が決まったところでした。
そこへ来てこのニュースですからね。驚く以外の反応が取りづらい（＾＾；）
まずは神戸の弱みを握ったというか（笑）、とりあえずいいクラブとのパイプができたように思います。
こういう縁は大切にしたいものです。神戸からの若手のレンタル等に期待しましょう。

契約期間は3年。これにもびっくり。
だって、前監督の柱谷氏との残留交渉では減俸＆単年契約の提示でしたからねぇ。
おそらく柱谷氏を逃した事を教訓にしたのでしょうけれど、フロントは来年1年間は我慢する覚悟を決めたのだと思います。

断言します。来年は勝てません（＾＾；）
しかし、サポーターもフロントも、そしてスポンサーも、とにかく来年はみんな我慢しましょう。
今となっては今季の9戦連続勝ちなしってのがいい免疫になってますから、来季は怖いものはないですけどね。失うものもないですし、最初から最下位は覚悟しているんだから。
時間をかけてじっくりチームを作って欲しいです。

ちなみに松田氏が神戸のコーチ時代、キャプテンの佐藤選手が神戸でコーチングを受けています（98年と99年）。
これが吉と出るか、凶と出るかはわかりませんが、とにかく来年は我慢の年になることが確定致しました。
その代わり、もしかしたら本当に近い将来にはJ1に行けるかも・・・。

あ、入れ替え戦、磐田が勝ったみたいですね。
仙台がグリスタに来るのか・・・みんな入れるかな（＾＾；）？