甲府遠征を振り返る その２

試合開始直前、シゲルさんとファントムさん、そしてみっちゃんが座っているサポーターに呼びかけ。
「せっかくこんな田舎まで来たんだから、一緒に立って応援しましょう！！」



どこからか「宇都宮も同じくらい田舎だけど」という声が（笑）。
それを言っちゃおしまいです（；＾＾）



そんなこんなでキックオフ。



早い時間帯にセットプレーからダニエル選手にヘッドで先制点を奪われ、その後も集中砲火を浴び続けますが、GK武田選手の大活躍で何とか持ち堪えました。直前に降った大雨の影響かピッチが非常にスリッピーで、栃木のショートパスがうまくつながらない場面がかなり目立ちました。ミスも多く、前半は終始甲府ペースで試合が進行。
しかし前半終了間際、今度は栃木がFKからトリックプレーを見せ、赤井選手のミドルが豪快に決まり同点！劣勢に立たされた状況下、この同点弾は本当に大きかったです！
前半は何とか食らいつき1-1で終了。後半勝負です！！



ハーフタイム。



甲府のお姉さんを眺める体力もなし。



ヴァンくんとフォーレちゃん（？）が来ても、手を振る余裕もない状況。



雨が降って気温が下がったとはいえ、ずーっと飛び跳ねているので暑い・・・辛い・・・。
いやいや、選手達も辛いんだからサポーターもがんばろう！！



気力を奮い立たせ、後半へ突入。



ところが立て続けにサイドを崩されて2失点。1-3となり、非常に厳しい展開に。
それでも70分、崔選手のゴールで2-3。よし！追いつける！がんばれ！
・・・ところが80分、4点目を叩き込まれて2-4に。栃木がペースを奪いかけたところで毎回突き放される展開。さすがに心が折れかけましたが、まだまだ10分残っています。絶対に諦めません！！
試合終了直前の90+5分、右サイドを猛然と突破した廣瀬選手のクロスを前線に駆け上がった大久保選手が押し込んで3-4。もう残り時間は数十秒という時点で1点差にまで詰め寄りましたが、試合はそのまま終了。ファイナルスコアは3-4でした。
いい加減、武田選手に勝たせてあげたかったですが、その願いはまたしても叶わず・・・。



少なくとも今日のゲームはドローに持ち込める試合でした。J1昇格を目標に掲げている以上、強い相手だからといって負けていい試合はありません。強豪相手に善戦と評価するべきか、それとも敗戦を叱咤するべきか迷いましたが、多くのサポーターの判断はブーイングでした。

行きのサポバスの中で、シゲルさんが「『負けた時はサポーターよりも選手達の方が悔しい』と言う人もいるが、俺にはそれが理解できない。サポーターだって同じように悔しいんだ」と熱弁しておりましたが、まさにその通りだと思います。
選手達はかなりイラついているように見えましたが、我々サポーターだって気持ちは同じです。選手と同じように悔しいし、昨日の結果には失望しています。

栃木の生命線はやはり守備。理想は1-0、もしくは2-0での勝利というのが栃木のサッカーだと思っています。大量得点の打ち合いは、見ている分には面白いですが、あれは本来の栃木のサッカーではないはずです。
それでもこの敗戦はポジティブに考えられる敗戦だと思います。甲府相手に3点奪い、あわよくばドローに持ち込めるかという展開だったわけですしね。強豪相手に一歩も引かずに打ち合いを演じたという部分は評価してあげたいです。

新加入のパウリーニョ選手は攻撃も守備も堅実な印象です。派手さはないですが、与えられた仕事をしっかりこなす事が出来る、非常に質の高い良い選手だと感じました。ＦＫも蹴っていましたし、松田監督も信頼して使っているはずです。戦術に慣れてくればもっと素晴らしい活躍を見せてくれるでしょう（＾＾）
そして手術後の復帰戦となった崔選手。私は足首の手術と聞いていましたが、下野新聞には膝の手術と書かれていましたね。多分そっちが正しいんだろうなぁ。崔選手の献身的な守備、そしてポストプレーはさすがです。あらためて崔選手の偉大さを思い知らされました。



敗戦後は心も体も辛い・・・。



ヴァンくんと握手してご機嫌な橋本さん。



来年は栃木にもこういうマスコットができるといいなぁ。
まもるくん完全移籍でもいいんですけど（；＾＾）



小瀬は陸上競技場兼用ですが、傾斜もあって非常に観やすい競技場のひとつです。こういう陸スタならギリギリ許容範囲内でしょうか。また来年以降も、願わくばJ1の舞台でここに来たいです。

帰りのバスではアメトーークのDVDを観ながら楽しく帰って参りました。



甲府遠征に参加した皆さん、本当にお疲れ様でした！
結果は残念なものになりましたが、次節はホームですからしっかり勝ちましょう！！