スパイク職人の技

昨シーズンに栃木に加入し、今季2シーズン目となる大森選手。加入直後から主に3バックの左で主力として活躍しています。大森選手の着用スパイクはデビュー戦から2シーズンに亘り、ずっと公式戦ではアスレタ・O-Rei Futebol T006のシルバーでした。


（https://www.tochigisc.jp/game/2023050322）

アスレタ・O-Rei Futebol T006はノンステッチカンガルーレザーを採用。アッパーには天然皮革の過度な伸び防止のため低反発スポンジのフレームを内蔵したモデルです。なお、大森選手が着用しているシルバーのT006はMIXスタッドに加工されています。

先日開催された第38節アウェー山形戦で大森選手は同モデルのパールホワイトを初めて公式戦で着用していましたが、こちらのスパイクもMIXスタッドに加工されたものでした。


（https://www.tochigisc.jp/game/2023100801）

このパールホワイトのT006のMIXスタッド加工は、数年前まで栃木SCで副務やエキップを務めていた齋藤氏が手がけたものだそうです。齋藤氏はサッカー業界では名の知れたスパイク職人で、栃木SCを退社する際にはゲキサカで記事が出たほどでした。

栃木J2昇格の影の立役者…“スパイク職人”齋藤氏が今季限りで契約満了 | ゲキサカ

栃木SCを退社してからもこうして選手たちの活躍を影で支えてくださっているのはとても嬉しいことですね。ありがたい！

ご縁があり#大森渚生 選手のスパイクを加工させて頂きました。山形戦から履いて闘っています！皆さん、大森選手のプレー、足下にご注目ください！残りの試合も楽しんで！！！#大森渚生#athleta #栃木SC#tochigisc pic.twitter.com/4ACKgIyr2J

— 齋藤裕行 (@hironista1012) October 16, 2023

齋藤氏が手がけるスパイク加工は非常に評判が良いらしく、栃木時代は他クラブ所属の選手から加工の依頼が来るほどだったそうです。

【栃木フットボールマガジン】 【蹴辺の栃木たち】第二回　栃木SCのエキップ齋藤裕行、スパイク職人への道。 https://t.co/JlehAxU0qP pic.twitter.com/nqr8AKS1JL

— 栃木フットボールマガジン事務局 (@tochigimagazine) October 18, 2017

以前は無償で加工をしていたそうですが、もう今はクラブの人間ではありませんからね。しっかりお金を取って作業をしていることと思いま･･･すがどうなんでしょうか？趣味を兼ねているとはいえ、ジョニー・レオーニ選手には「金を取れ」と注意されたことがあるくらいですから（笑）、いくらなんでも今でも無償でってことはないですよね？きちんと利益が出るような仕事にしてくださいね。

齋藤氏の技術は多くのサッカー選手の力になっています。これからもスパイク加工の技術でサッカー選手の手助けをしてあげてください！

･･･スパイクマニアとしては、その加工技術をぜひ教えてほしいですわ（；＾＾）