工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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しっかりしてくれ

2019年03月15日 19時47分41秒 | サッカー馬鹿
JFAが2023年女子W杯開催地に立候補を表明したそうです。正式決定は一年後。招致は成功するでしょうか?

『日本が2023年FIFA女子W杯の開催国に立候補へ…JFAが意思表明書をFIFAに提出』(GOAL.COM)

招致に成功したら栃木県でも試合を開催して欲しいですね。
こんばんは、院長でございます。



えーと、明るい話題のあとにアレなんですが。



地域リーグ(中国)のレノファ山口レディースが事実上、今季の活動を休止する見通しであることがわかりました。一体何があったのかと思いきや…。

『レノファ女子、選手が1人に 前監督と不和、補強も失敗』(中国新聞α)




『【レディース】2019年度の中国女子サッカーリーグ不戦敗について』(レノファ山口FC公式)

前監督は「情熱的なタイプでなく」と説明されていますけど、それが原因なのか選手達と良い関係が築けなかった様子です。
ちなみに前監督は2003年~2004年に栃木SCで主力としてプレーしていた松永一慶氏。数年前の栃木SC OBによるチャリティーマッチにも出場していましたよね。彼が退任し、新監督が決まったものの選手の退団が相次ぎ、不信感からさらなる退団選手も出てしまうという悪循環に陥った模様です。

プロ選手ではない女子の場合、待遇より環境ややりがいを求めてチームを変えるケースは珍しくありません。選手募集はかけていたようですけど、どうやらクラブとしてはそれ以外の活動をほとんどしていなかった様子です。
前監督との確執だけなら監督退任だけで終わったはず。選手達は女子サッカーの現状を理解していなかった(しようとしていなかった)フロントの熱量を感じ取ったのかも知れません。フロントは「選手が取れると甘く見ていた」と語っているようですけど、J2で躍進した男子ばかり気にかけ、女子選手を軽視した結果が招いた事態です。フロントの責任はとても大きいと思います。

ちなみにですが、退団選手13人の移籍先等は以下。決して長くないサッカー人生。彼女達の決断も尊重してあげたいです。

田邉李恵菜→ルクレMYFC(地域)
宮下みのり→ルクレMYFC(地域)
山崎唯花→和泉テクノFC(地域)
福本純子→ヴィアティン三重(地域)
渡邊玲奈→FC今治ひうちレディース(地域)
渡部豊子→アンジュヴィオレ広島(チャレンジ)
竹下果歩→引退
鈴木梓→引退
船越結衣→引退
小西菜月→未定
藤原加奈→未定
浅田梨花→未定
久保沙利華→未定

チャレンジリーグ参入まであとわずかというところまで辿り着いていただけに、今回の活動休止は非常に残念でなりません。
短い選手生命の中でも一番いい時期の一年を棒に振ってまでたったひとり残ってくれている並木選手のためにも、クラブには今後のことをしっかり考えて欲しいです。一生懸命やっている選手に失礼です。
コメント
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