工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

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兼松サステック製マッチは何が優れていたのか?

2017年04月07日 17時34分15秒 | 鍼灸・東洋医学
兼松サステックがマッチ事業を日東社に譲渡して早一週間。お線香に点火する際はマッチを愛用しております私、すっかり印マッチロスに陥っております。



印マッチのブランドは日東社が引き継いでくれました。それは喜ばしいことなんですけど、肝心の中身がまったくの別物になってしまいました。まだ日東社製の印マッチは見ていないので何とも言えませんが、日東社のオーダーマッチがあったのでそれを用いて燃焼比較をしてみました。

最初に火をつけるのが日東社製マッチ、2番目が兼松サステック製マッチでございます。



お分かりいただけました?

白い薬頭の日東社社製マッチは点火直後に一旦炎の勢いが弱くなり、その後横に広く燃焼します。一方の兼松サステック製マッチは点火直後から一定の炎の大きさを保ちながら燃焼し、炎は縦方向の大きさを維持します。
お線香に火を点すなら、燃え方が安定しているマッチのほうが断然扱いやすく、炎の大きさにバラつきが生じるマッチは使いづらいのです。

そんな違い、どうでもいいといえばそれまでなんですけど(笑)、治療の流れにもリズムってもんがございましてね。テンポよく道具を扱い、リズムよく治療が流れるのが、いわゆる「良い治療」だと私は思っているんです。それを演出するのは術者の手際の良さであり、それを補助するのは道具の使い勝手の良さなんです。

印マッチは最高でした。

幸いなことに、まだ兼松サステック製マッチは市場に出回っております。おそらくこの先2、3ヶ月は購入可能だと思いますから、私もちょっとずつ買い足してストックを増やしておこうとは思うのですが・・・いつかはそれも難しくなるでしょうから、今後はいろんなマッチをテストし直して好みに近いものを再探索しようと思っております。



とりあえず72個あるんですけど(笑)。これだけあれば数ヶ月は大丈夫かな。
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