第一歩

腰の負傷もずいぶんよくなり、今週から練習にも復帰している娘。先ほど弟と1対1で対決したらしいのですが、何度かやったものの結局引き分けに終わったそうです。



いくら故障が癒えてないとはいえ弟相手に勝てなかったのはショックだったようですが、それと同時に弟の成長が嬉しかったようです。「あいつが上手くなってんのかな」とちょっぴり悔しそうに、でも嬉しそうに話してくれました。



中2の姉と小5の弟。姉はそのうち弟に身長も体重も抜かされ、フィジカルでは弟には勝てなくなる日が来ると思います。姉の立場としては複雑でしょうけれど、女子と男子の差ですからそれは仕方がないことです。やはり女子選手が男子と対等にプレーするのは中学生年代までが限界なのだと思います。



ずっと姉の背中を追いかけ、いつも姉と一緒にボールを追いかけていたおチビ。今月から朝練と放課後の自主練をひとりで始めるようになりました。



お互いに新たな第一歩を踏み出す時期が来たのかも知れません。



子ども達の成長はあっという間ですね。

静かに見守りたい

J3中断前最後の試合、8月7日の対戦相手はFC東京U23でした。その際、「久保くんをJ3に出してくれよ」と冗談半分に思っていたわけですが（笑）、どうやらそれが現実になりそうです。

『ＦＣ東京　１５歳久保がＪ１出場可能に　まずはＪ３起用 』（スポニチアネックス）

15歳の中学3年生ながらU18で飛び級でプレーしていた久保選手。同年代の選手の中では飛びぬけた存在ですけれど、正直J3で今試合に出場したとしても特別な活躍は出来ないだろうと考えています。ポジションや役割りが違いますから一概には言えませんが、フィジカル的には中学生でJリーグデビューした森本選手（現J1川崎）とは決定的な差があるように思います。やはり大人と子どものフィジカルの差は如何ともしがたい部分です。

そんな久保選手、18歳になったらすぐバルセロナに復帰することがすでに決まっているようです。

『久保、１８歳でバルサ復帰　東京五輪は世界屈指の名門から出場へ』（スポニチアネックス）

あと2、3年もすれば体が出来上がってくるのでJリーグでも問題なくプレーできるようになると思いますが、今に始まった話ではないですけどいろんな方が彼に多くを期待し過ぎているように感じます。
どんなにすごい選手だとしても、まだ中学生の子どもです。周囲の声に潰されてしまわないか、そこだけが心配です。安易な批判や過剰な期待はせず、長い目で彼の成長を見守ってあげたいものです。