工藤鍼灸院・院長のひとりごと2

真岡市(ハローワーク向かい)
電話 0285(83)3182
あなたの街のはり屋さん
お灸もやってます

早く寝よう

2010年03月11日 20時59分22秒 | サッカー馬鹿
生まれて初めてうまい棒を大人買いしました。
どうもこんばんは、院長でございます。

昨日はT氏さん&samiさんと深夜1時過ぎまでお話をしておりました。
おふたりとも、夜遅くまでありがとうございましたm(_ _)m
いつも夜はひとりで寂しく飲んでるので、昨晩はとっても楽しかったです(^^*)

家族の事、仕事の事、サッカーの事、栃木SCの事・・・。
いろんなお話をさせていただきましたが、やっぱり栃木SCの話題になると熱くなって参ります。
なのに・・・私、3月はもう観に行けないんだよなぁ(;∀;)
せめてホーム開幕戦は行きたかったです。紙吹雪、思いっきり撒きたかったです。
T氏さん、samiさん、そして皆さん。私の分も応援よろしくお願いしますね。

はぁ、さすがに今日はもう眠いわ(;´д`)
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松田監督講演会 松田塾(その3)

2010年03月11日 12時33分05秒 | サッカー馬鹿
ここからはディシプリン&コミットメントに関する本日の総括的内容です。
昨シーズンの東京ヴェルディ戦、セットプレーからの失点シーンの映像を見ます。



ディシプリンはしっかり発揮されているにもかかわらず、コミットメントが欠けた事により招いた失点だという解説が入ります。
コミットメントに関しては正直、まだピンと来ません・・・。

神戸時代のレアンドロのコミットメント映像。



自分で失ったボールに対してしっかりプレスをかけ、ボールを奪い返します。
前線からの守備、とひと言で片付けられがちなプレーですが、非常に意味のあるプレーです。

次の映像はかなり衝撃的。

2006年、松田監督のJ2神戸監督時代、J1福岡と入れ替え戦で対戦した際の映像。松田監督はこの年の5月まで福岡の監督をしており、9月に神戸監督に就任したという経緯がございます。自分が育てたチームを倒さなければならないという苦悩を抱えての最終決戦です。

1-1で迎えた後半ロスタイム。このまま終われば神戸が昇格、福岡が1点獲れば福岡が昇格という最後の局面。
土壇場での守備で発揮された神戸の選手達によるコミットメントの完成形をご覧ください。



見方によってはゴールインにも見えますが、諦めずに最後まで体を張ってゴールを死守した神戸の選手達。どれだけの覚悟を持って試合に望めるか。プロ選手の『勝者のメンタリティ』をイヤと言うほど思い知らされる映像でございます。

松田監督の監督就任1年目だった2002年当時神戸のエースだったFWオゼアス選手の逸話を交え、今一度コミットメントの重要性を説きます。コミットメントについて、何となくですが理解度が進みます。

これは1月31日に行われた浦和とのTM映像。



後半、セットプレーに対するゾーン守備のディシプリン。このシーンはそれがうまく発揮できなかったシーンです。
確実にオフサイドが取れたはずなのに、ひとりの選手のポジショニングミスで失点につながった場面でした。
ディシプリン&コミットメントが何たるものか、ここまでの講演を聴けばイメージはほぼ出来上がっています。どう修正すべきかは明らかです。

その後、この試合の前半にディシプリンをしっかり発揮したプレー(ロボ選手のPK獲得につながるプレー)、キャンプ中の甲府とのTMのロボ選手のコミットメントを発揮した反転シュート、そしてスペイン代表のディシプリン&コミットメントの等、様々なシーンを解説付きで見て行きます。



最後にもう一度、ヴェルディ戦のセットプレーを確認。
ゾーン守備に入っている7人中、3人がディシプリン&コミットメントが欠けたプレーをしているのがよくわかります。ちなみにこの3人中2人はもうチームにいません。



こうしてしっかり解説を聴きながら見ると、全ての失点シーンが偶然ではなく必然だった事、かなりの確率で失点を防げた可能性があった事がわかります。
1時間強に渡る講演でしたが、理詰めで話を進めるそのスタイルは、まるで講義を聴いているかのような印象を受けました。



講演後の一般質問で印象に残ったものをいくつか。

Q:どのチーム、どの人に影響を受けたか?
A:人物としてはやはりバクスター氏。そしてバレンシア時代のベニテスもよく参考にしていた。

Q:今シーズンからベンチ入りが7人になるが?
A:良い面ばかりではない。試合に出ないのに帯同させているとコンディションが悪くなる事もある。



最後に、私が一番印象的だった松田監督の言葉。
オゼアス選手の話の際に出てきた言葉だったと記憶しています。

「頭を蹴られてでもボールに対して向かっていく、その覚悟はあるのか」

先ほどの東京V戦でのセットプレーからの失点で戦犯のひとりとされた、今シーズンもチームに残留した某選手。戦術理解度にやや難がある彼ですが、彼が今シーズンもチームに残ったのにはこういう理由なのかも知れません。
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松田監督講演会 松田塾(その2)

2010年03月11日 12時15分34秒 | サッカー馬鹿
ここからは資料の日付が変わります。
2月3日、J-STEPでのキャンプイン初日のミーティングで使用したパワーポイント資料です。



サポーターや記者からよく訊かれるという「結局『ディシプリン』『コミットメント』とは何ぞや?」についてのお話。
過去のJリーグや国際Aマッチの映像を交え、ディシプリンの有無、コミットメントの有無についてのわかりやすい解説がなされます。



白黒時代のヴィッセル神戸の試合から、失点シーンの映像を。
一見するだけではどこに問題があったプレーなのかよくわかりません。



先ほどの失点シーンをわかりやすく解説した後、それを防ぐにはどのように守るべきかを図解。



こうした手順を踏み、もう一度映像に戻ります。
先ほどとは別の試合の失点シーンですが、監督の守備陣形に対する解説を聴いた後なので、どこに問題があるのかがよくわかります。

ここまで聴いてあらためて思いました。
この人、すごい論理的。



日本サッカー界の父であるクラマーさんの言葉を引用し、ディシプリンについての重要性を強調します。



言語に関する解説まで入ります。「ミーティング」の内容というより、もはやこれは「授業」です。
戦術理解力という言葉をよく耳にしますが、結局サッカーが上手いだけでは生き残れない世界なのだと痛感しました。
頭が良くないと全てを理解できないわ、こりゃ。



ディシプリンを発揮するという事、つまり「すべきこと」と「してはいけないこと」を徹底的に叩き込まれます。



コミットメントは勝者のメンタリティに直結します。

このあたりまで進むと、昨年契約非更新になった選手達がなぜそうなったのかがよくわかります。
「すべきこと」ができていなかった、そして「してはいけないこと」をしてしまった選手、あるいはメンタリティが脆弱な選手は全員切られている。
サッカーが上手いかどうかは全く関係なく、戦術を理解しているか否か、ディシプリンがある選手か否か、ただそれだけの判断だと感じました。

メンタル面のフォローに関しては、スタメンの選手よりもベンチ外の選手に気を使うというお話も出ておりました。
スタメンの選手は放っておいてもモチベーションが保てるが、いつ出番が来るかわからない立場の選手が一番辛い。メンタルフォローとして、なぜベンチ外なのか、なぜ試合に出られないのかをその選手に対して明確にする説明責任が監督にはあると、そのように申しておりました。
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松田監督講演会 松田塾(その1)

2010年03月11日 12時06分19秒 | サッカー馬鹿
昨日の松田監督の講演会。私は何と言いますか・・・もっとこう・・・フワッとした内容なんだろうなぁと思って行ってみたのですが、実際には非常に中身の濃い、松田監督の戦術に関する詳しい解説を拝聴する事ができました。
平日の夜ですから会場に行けなかった方々も多いかと思います。できる限り忠実に、その講演内容をUPしたいと思います。

1時間強の講演でしたが、最初に今シーズンの始動初日、1月18日のミーティングで選手達に見せたというパワーポイント資料を見せてくださいました。



まずは人間関係の大切さを力説。



昨年の戦い方に関してデータを基に解説。



かなり細かい数値まで算出し、そのデータから昨年の反省点を探し出します。



昨年の問題点は主に4点に集約。
まずは以下の2点について解説。

・チャンスは作れていたが決定力が無かった
・先制試合が少なすぎた

データを基にした独自の理論展開を披露。ここまで理詰めのお話をされると納得せざるを得ない、という心境に。



・勝者のメンタリティの欠如
・厳しさの欠如

監督自身は詳細には語りませんでしたが、昨シーズン限りで契約非更新となった選手、契約更新となった選手、新加入選手、それぞれの立場に関しての理由付けが何となく読み取れる内容でした。
もし私が選手の立場だったら、監督の一語一句から「必死にやらなければ来年はここにいられない」と感じていると思います。

ここからは今シーズンへの心構え。



やっぱり出てくるのは「ディシプリン」と「コミットメント」。
松田監督就任後、ディシプリンという言葉がその戦術の象徴として用いられて参りました。
この難解な言葉の解説に関しては講演の中盤で行われました(詳しくはその2で)。



監督が語る「プロフェッショナル」は、サッカー選手だけに限らず一般人の我々にも共通する認識の元に成り立つ、非常に明確な定義付けがなされておりました。
サッカーに関する話のはずが、だんだん「人生訓」のようになって参りました。
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