熱いものが込み上げた日
１２月１２日、田舎での今年最後の絵手紙教室、
１つのお教室から手が離れました。
この地に絵手紙の種をまいてから１２年目の事でした。
お別れに頂いた絵手紙の一部です。
頂いたカーネーションの花束～♪
豪華なフリルのシクラメンの鉢植えも頂きました～♪
山の家のある村で絵手紙教室を始めてから早や１２年が経ちました。
ご近所のお年寄りが私も描いてみたいと言われたのがきっかけで、家で一緒に描いていました。
このおばあちゃんの絵手紙を村の文化祭に出したことが皆さんの知るところとなり
大勢の人が集まり教育委員会から正式な要請がありお教室が生まれました。
（このおばあちゃん、この秋９２歳で他界されました。絵手紙を沢山抱えての旅立ちでした）
これを知った隣町からも同じ要請があり１年後にもう一つお教室が増えました。
昼、夜２回のお教室を続けること１２年、
皆さんの喜ぶ顔が嬉しくて今日まで続けてまいりました。
今は町村合併により１つの町になりました。
最初に開いたお教室、今年限りで手が離れました。
ちょっと寂しい気もしますがお教室の中から新しい指導者の誕生です～♪
こんな嬉しいことはありません。
何時まで続ける訳にも行かず後進の育つことを願ってましたが
ついに有資格者が誕生しましたのでバトンタッチをお願い致しました。
最後の日、お教室で茶話会をして頂き、この日描いた絵手紙を頂きました。
宝物を手にし、熱いものがこみ上げてきてどうする事も出来ませんでした。
私の乗った車が小さくなるまでみんなで手を振って見送ってくださいました。
年明けにお食事会をして下さるそうですが「送別会」とは言わないんだそうです。
何時までも絆を大切にしたいから～♪ ほろりとしてしまいます。 紅