チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

三田さんのセーラ服

2009年10月17日 18時27分42秒 | 日記
「あまりにも似合っていて、気味悪いわ」
「うん、私もビックリ、セーラー女優かしらね」
と三田佳子さん

11月8日まで渋谷パルコ劇場で
「印獣」に女優役で主演中

宮藤官九郎作、
この方の舞台を一度見たいと思っていたので
勇躍パルコへ
しかも役者がいい

どうしてこんなに間の取りかたがうまいのだろう
と舞台に惹きつけられる

別名「ねずみ三銃士」と呼ばれる
生瀬勝久、池田成志、古田新太さん
なんともいえない空気のキャッチボール

江戸時代の江戸っ子の語りを
垣間見るようなテンポが心地よい

その中で異色の女優役
でも三田さんはいつも新しいことに挑戦していて
尊敬する

名古屋、大阪、九州と回るそうなので
是非ご覧アレ

紅葉柄の楽屋のれん其処に
女優三田佳子の香りがした


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ひまわりコスモス

2009年10月16日 16時31分33秒 | 日記
コスモスもひまわりのように
太陽に顔を向けてグルリと回ること
今日始めて発見!


美しく咲いたマゼンタ色のコスモスを
花バサミで切ろうと思ったのだが
その花
太陽に向かってとても嬉しそうにゆれている

「太陽と一緒にいたい?お部屋に入りたい?」
と聞いたら
「タイヨウトイタイ」
とゆれた
それで切らずにミニ薔薇を切って
部屋に飾った

そしていま
夕日に向かって
嫣然と微笑んでるコスモス

ビックリしましたよ
他のコスモスも大体夕日に向かっている
無知だったのかもしれないが
驚いた

花も太陽がだアーーイスき
面白いよ自然の営みは
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シルクシンポジウム

2009年10月15日 09時39分39秒 | 日記
本日成城ホールで13時から
多摩シルクライフ21研究会の主催
で蚕糸、絹文化シンポジウムが行われる
養蚕農家、製糸業、染織家、呉服商の
現役バリバリそして未来に向けて
希望持っているかたがたが集まり
お話をしてくださる

チャコちゃん先生は着る立場で
しんがりを務めて
豪そうにしゃべるのだわい

いつも
着物はどうして必要か
絹であらねばならないのだろうか
というところに落とし込んで考える

今日はその回答が得られるかもしれない
もしお時間があったら是非是非

この会を主催している多摩シルク21研究会
染織家も大勢居るが
多摩で出来た絹を皆が使っている

その指導をしてらっしゃる小此木エツ子先生の
絹に架ける情熱がすばらしい
淡々と蚕と付き合っている姿が可愛いーーシツレイ

小此木先生は農工大で教授をなさっていて
そのころからのお付き合いなのだが
色々と教えていただいた

チャコちゃん子ちゃん先生今日はご返礼
まっていまあす!
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大臣の動き

2009年10月14日 16時28分57秒 | 日記
政権交代後まあ行動的な大臣たち
あの姿を毎日テレビや新聞で見ると
ベロンとひっくり返って
テレヴィなんて見ている場合ではないじゃん

といきなりきりりとなって
原稿用紙に向かう
そうなの
チャコちゃん先生次の本の締め切り迫っておる

今度は「寅歳」を書いているが
寅柄のことも入れている
狩野派では虎と竹、虎紋、竜虎など
勇ましくても品のある図柄は
昔から唐織に織られている

また助六でおなじみ
意休のきものの地紋は
毘沙門亀甲
これも寅年に関係ある柄だ

先日京都に行ったとき
とらやの喫茶部が新築されていて
素敵な空間でお茶した

「初代が寅歳生まれですか?」
と虎のバッチをつけているウエイトレスに聞いたが
「どうも違うようです」

ではと調べると
初代は毘沙門天を信仰していて
毘沙門天の使いである虎を屋号にしたらしい

とらやの「おもかげ」はチャコちゃん先生の好物の一つ
本当に素敵な空間で
おもかげの羊羹とお薄を戴いた

そうそう
こんなにのんびり時間ばかりではいけないのよ
とはっしと腰を叩く

新大臣!
お体大切に!
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葛藤

2009年10月13日 09時07分54秒 | 日記
生れ落ちたときから私たちは「選択」をして居るようだ
その「選択」を間違ったとき
そこに必ず「葛藤」が生まれる

この「葛藤」と言うのが人の心を蝕む

先日
相手のマチガイを質す「選択」をしないで
(つまり相手の思い込みで、私がとても得をしたわけ)
そのまま事を進めていたが
(ラッキーなんて思ってーー)
どうも居心地が悪い
一日「葛藤」で悩まされてしまった

「葛藤」をしている間
他人の話に身が入らないし
逆にとてもいい話を逃すことになった

挙句にマチガイをした方に
私の勘違いですみませんでした
とお詫びのお菓子を贈る羽目に

とても些細なことなのだが
この「葛藤」の積み重ねが続くと
心を悼め、体を病む

大きな「葛藤」はその覚悟があるが
小さな「葛藤」はツいーー
と言う軽さでやってしまう
それが一番最終的にはこたえるのかもしれない

自分がどんな選択をしているのか
選択チェックは大事、
何か事が起きたときは
自分の選択が間違っていると考えることにしている

そうすると明るい道が見えてくる

日常の中の選択はもともと自分が選んだものであることを
私たちは認識したほうが幸せ

昨日はテレヴィを見ないで早く寝れば
今日という日がもっと健やかだったのに
などなど日常の選択に心をこめようと
「葛藤」の中から考えを新たにする
チャコちゃん先生ではある

洗濯はよどみなくしているが
選択はずいぶん間違っていたなあ。。。。
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京丹後市

2009年10月12日 12時39分42秒 | 日記
何年ぶりだろう山陰線に乗ったのは
一番初めは蒸気機関車でポーポーという汽笛を聞きながら
保津川渓谷の水の美しさ
若葉のすがすがしさに目を奪われていて
その後の見渡す限りの田園風景も楽しんだ

その後も時々乗ったが
だんだん道路も整備され車で行くことが多く
この山陰線の景色とは遠ざかっていた

でもヤハリ美しい
保津川は台風の跡で濁っていたが
夏の終わりの緑はややくたびれていたが
雨に洗われて艶があった

何よりも実を付けた稲穂が
風や雨に倒れていない姿にホッとする

大江山に海風が当たり
その湿気で丹後縮緬が生まれたと
初回のときに丹後織物の理事長さんにうかがった
土地と産物はきっても切れないものがある

丹後も町の合併で人口6万人の
京丹後市になり
若い中山 泰市長さんは
縮緬の伝統生かしながら町おこしに邁進していらっしゃる

先日は
「バス目線でこの町を散策したんですよ」
情緒があっていい町だと町に惚れ直したと言う

世界で二番目の長寿112歳の木村次郎右衛門さん
日本で二番人気の海に染まる夕日と入れる夕陽丘の温泉
グルメには欠かせない幻の松葉蟹といわれる間人カニ
機織道りの町並み
絹の化粧品
特上米のお米
親切な人柄

縮緬の里はたくさんの手間隙かけたものから
自然の恵みまで
更に古墳の宝庫でもあり
これからの文化発信に期待が出来ると思う

夕焼けに送られながら
京都に着く
それにしても山陰線の発着場は
チョット暗いなあーー
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足かせ手かせ

2009年10月11日 14時50分10秒 | 日記
ノーベル平和賞をオバマ大統領が受賞
何か手放しでは「お目でとう」
といえない空気だ

小国が大国を動かせる唯一の方法か
確かにプラハの演説はすばらしかったが
それだけで
ノーベル平和賞とはーー

彼は大きな荷物を背負わされた感じがする
それが世界の平和につながれば言うことはないが

私たちはきちんと見なくては
いろんなこと
そして大事なことはーーー
自分の軸を動かさないと言うことかしら

ナニが悪いと言うことはないが
まだまだ急変、激動の予感
快食、快便、快眠
これが一番大切なことかも

すごい時代に生まれていることが
やはり。。。。。面白いかも
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たいふーん

2009年10月08日 11時41分05秒 | 日記
台風18号が日本を縦断
スタッフは無事顔を揃えている
なによりめでたい
そしてしかも東京は青空で26度

バルコニーが気になったが
それも無傷
無傷どころか台風は
いい香りを送ってくれた
「金木犀」が一気に咲いて
芳しい香りを漂わせている

この金木犀チャコちゃん先生剪定のときを間違え
昨年は全く花をつけなかった
だからなおのことうれしい
今年も金木犀の花が咲かないのかと気にしていたので
誠に嬉やわーいわーい

備えあれば憂い無し
報道で細かく台風の進路を教えてくれるので
前の失敗の轍はふまじと
リンゴやサフランなど早々に取り入れた農家が多く
そういうニュースを見てホッとする

新米の時期
各地のお米はどうなのだろう

全て自然との兼ね合い
自然を向こうに回してはいけない
天から頂いた美しい水や緑はあがめて大事にしたい

民主党も台風並みに荒れ狂っている
と言う人もいれば
風水みたいに整理整頓の大掃除ご苦労様と
見る人もいる

常に色んな側面からの見方がある

俯瞰してみると
台風の進路のように目指す道をつかめるのかもーー

今日寒露
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雌雄鑑別

2009年10月07日 11時06分35秒 | 日記
昨日はスタッフ全員で
茨城にある蚕業技術研究所で研修
まだ生きている蛹を繭から出して
雌雄の鑑別をする

その方法を農学博士に教わる
「蚕は遺伝子研究の宝庫」
と言われているように
遺伝子を研究する学者達にとって
天から頂いた研究材料である

こうやって基本の雌雄鑑別から
それぞれの種類のかけ合わせをして
色んな「種」が出来ていく

オスだけしか生まれないという
プラチナボーイの繭も
O博士が37年かかって作り上げた
先生の命名がプラチナボーイなのだそうだ

蚕の系譜を教えていただくと
チャコちゃん先生が絶対!
と惚れこんでいる「あけぼの」の糸は
やはり研究者にとっても
最も高い評価を受けていた

今ブランドの糸は
そのほとんどが「あけぼの」の系統だ

種作りの研究者がもっともいい糸と太鼓判を押しても
それを着る人の評価がわからない状態だと
研究者も満足感が無い

「私はあけぼのが一番好きです」
と言う一言で
チャコちゃん先生の株が上がったワイ

そりゃあそうだ
作った人とそれを着る人の評価が一致したら
双方ともに嬉しいものね

「いい物を作ると言うことに勇気をいただきましたよ」
と所長さん
チャコちゃん先生も
「私自身の着心地の感性に自信が持てました」
めでたしめでたし

これから純国産絹は
着る人の魂を震わすようなものが出来てくると思う
蚕がいとしい

と思う反面
もっと絹を身近に感じていただくことをしなければ
雨にけぶる膨大な桑園を眺めながら
気を引き締めるチャコちゃん先生であった
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十五夜と満月

2009年10月05日 10時39分22秒 | 日記
無知と言おうか
十五夜と満月は同一だと思っていた
違うのですよね

十五夜は日の年齢
満月は月の年齢
同じときもあれば
違うときもある

10月の中秋の名月を10月3日の十五夜にする人が多かった
NHKのアナウンサーもそうおっしゃっていた
3日に「今日は美しい十五夜が見られます」
ところが満月は4日
昨夜はことのほか月が美しかった

さて11月も1日が十五夜で
文化の日の3日が満月

12月は1日が十五夜2日が満月

新月もコヨミによっては
朔日を新月にするもの
朔日近くの大潮の日を新月にするもの

その証拠に11月の新月は
16日というコヨミと117日というコヨミがある
10月の新月は18日で統一されている

精神世界の人たちは
満月を月のエネルギーの最も強い日と考え
15夜は満月と考えない人もいる

新月は月年齢の朔日にする人が多い

市販されているコヨミも色々
自分の月を信じるしかない

それだけ空を見なくなったことの証かもしれない
満月のエネルギーも
新月の力強さも
ひとには大きな影響力がある

古代から天体は人の運をつかさどってきた
宇宙開発がここまで発達しているのに
コヨミの中の月がばらばら

なんでやろ

月はだまってただ煌々と輝いていたけどーーー


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