立夏に入った
夏が来た、さあ単衣の出番
連休中に衣替えの準備をするつもりだったが、原稿書きに追われていた
安藤孝子さんと着物東西というタイトルの共著を出す予定なのだが、此処のところ東西の顕著な違いが薄まって、何か楽しくない
構成をひねくり回しているうちに連休も最後の日となり
あわてて第二章までは書いた
チャ子ちゃん先生が着物の仕事を始めたときは、東西の着物の違いが顕著で、孝子はんとはよく対談をして、論争しあった
京都弁ってかなりきついということもその時分かった
東京の中央で着物雑誌が出版され、多くの着物好きの方たちがその情報を見ているうち、東西の微妙な差が埋まっていったように思う。つまりどっちつかずになっている.。または両方のいい所をとって自分流にアレンジしている方もいるだろう
テレビや雑誌の影響で、また気軽に旅行が出来る、飛行機や新幹線の発達で、地方色というのは薄れていきつつある
みんな同じ方向をむくような生活の仕方になっていて、その地の文化というものが無くなるのは残念だ
土地の記憶というのがあり、その土地に立つと土地が持っている個性が浮かび上がってくる。またその土地の匂いや色があり音もある
そういう中で衣食住の土地の個性があった
その為その土地で育った人はその土地の雰囲気を持ち、着物の好みも着姿もその土地の特徴があった
駅の形も全国区、公民館や図書館などの公の建物は全国一緒、家の作りも一戸建てが少なくなり、同じ箱の中で暮らす。着物の着方も老若一緒。型押しのケーキみたいな日本になっている
最近は表に出ても着物姿の方にはお目にかからない
こういう時だからこそ着物を着て絹の浄化作用を方々にまき散らしてほしいと思う
きもので見る東西の文化の違い
という名目なのっだが「みーーないっしょ」となっている昨今、どこまで東西の違いが出せるのか楽しみではある
それを解き明かすことで、日本をもっと深く知ることになるかもしれないと勝手に期待している
お知らせ
「中谷比佐子のきものひすとりー」を新しい
夏が来た、さあ単衣の出番
連休中に衣替えの準備をするつもりだったが、原稿書きに追われていた
安藤孝子さんと着物東西というタイトルの共著を出す予定なのだが、此処のところ東西の顕著な違いが薄まって、何か楽しくない
構成をひねくり回しているうちに連休も最後の日となり
あわてて第二章までは書いた
チャ子ちゃん先生が着物の仕事を始めたときは、東西の着物の違いが顕著で、孝子はんとはよく対談をして、論争しあった
京都弁ってかなりきついということもその時分かった
東京の中央で着物雑誌が出版され、多くの着物好きの方たちがその情報を見ているうち、東西の微妙な差が埋まっていったように思う。つまりどっちつかずになっている.。または両方のいい所をとって自分流にアレンジしている方もいるだろう
テレビや雑誌の影響で、また気軽に旅行が出来る、飛行機や新幹線の発達で、地方色というのは薄れていきつつある
みんな同じ方向をむくような生活の仕方になっていて、その地の文化というものが無くなるのは残念だ
土地の記憶というのがあり、その土地に立つと土地が持っている個性が浮かび上がってくる。またその土地の匂いや色があり音もある
そういう中で衣食住の土地の個性があった
その為その土地で育った人はその土地の雰囲気を持ち、着物の好みも着姿もその土地の特徴があった
駅の形も全国区、公民館や図書館などの公の建物は全国一緒、家の作りも一戸建てが少なくなり、同じ箱の中で暮らす。着物の着方も老若一緒。型押しのケーキみたいな日本になっている
最近は表に出ても着物姿の方にはお目にかからない
こういう時だからこそ着物を着て絹の浄化作用を方々にまき散らしてほしいと思う
きもので見る東西の文化の違い
という名目なのっだが「みーーないっしょ」となっている昨今、どこまで東西の違いが出せるのか楽しみではある
それを解き明かすことで、日本をもっと深く知ることになるかもしれないと勝手に期待している
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